「ときわ動物園」のあるときわ公園は、地図を見てもわかる通り常盤湖を含んでいるため、かなり広い総合公園です。そのため、あちこちに駐車場が設置されており約1000台分あります。
動物園に行くにはまず公園に入る必要がありますが、正面入り口にはゲートがあり、一瞬有料かと思われますが、現在公園への入場料は無料です。
正面入り口から少し進むと、左右が木の柵で囲まれた部分が現れます。この左右部分が動物園で、隙間が開いているので中の様子を少しうかがえます。時々サルの声が聞こえたり、何気なく見てみると、サルがこっちを向いていたりしてるところが見えます。
「ときわ動物園」には一旦公園内にある遊園地部分に入ってから行くことになりますが、遊園地の入園料も無料です。「ときわ動物園」の入園料は、2017年4月時点で大人500円、中学生以下200円、3歳未満は無料となっています。
動物園内は、アジアの森林ゾーン、中南米の水辺ゾーン、アフリカの丘陵マダガスカルゾーン、山口宇部の自然ゾーン、他に身近な動物と触れ合えるところもあり、全部で26種の動物がいます。
それぞれのゾーンが広く取られており、動物たちは自由気ままに過ごしています。
中型のサルは動きがすばしっこく跳躍力もあるため、堀に囲まれた島状の森林地帯にいます。単独で行動するサルもいれば、数匹の集団になってるサルもいますが、よく見ると小さな子ザルもいますので、そんな親子ザルを見ると癒されてしまいます。
ニホンザルなどは金網越で、特に子ザルは好奇心旺盛なので手を出してきます。見てるととても可愛いく、実際に手が届く距離のため、こちらも手を出してしまいたくなりますが、周囲に親ザルがいますから危険が伴いますのでやめましょう。
サルの屋外ゾーンは森林を表現しており、それなりに高い木が植えられています。そんな中、木の上にいるサルも当然いますが、突如移動を始めます。少し離れた位置から見てても、枝から枝へ飛び移る姿は、移動時に発する枝がきしむ音も含めて圧巻です。
水辺の動物として、カワウソやカピバラなどがいます。カワウソはどちらかというと、アジアの森林に含まれています。ガラス越しに見ることができますが、水中部分と2分されているので、水中を泳ぐ姿や、飛び込む瞬間の水中の様子も見ることができます。
建物内にいる動物を見た後、建物を出た直後の裏側に突如現れるのがカピバラです。常にそこにいるわけではないのですが、ヒサシのようなものの下で休憩をしているのでしょう。しかし手は届かないにしてもそこそこ近いので一瞬驚きますが、我に返るとやはり可愛いです。
他にもアリクイやナマケモノ、リスザル、鳥類がいます。特にリスザルはガラス越しに手を当てると、向こうも手を重ねるように当ててきますので、思わず笑みがこぼれてしまいます。
ミーアキャットは、見た目はサルの一種かなと思われますが、実はマングース科の動物です。晴れた日には外で日向ぼっこをしますが、両手を広げて腹部を温めるような姿が非常に愛くるしいです。
ちょっと声をかけると、こちらを振り向いたりして様子をうかがってきます。目が合った時のその姿がまた堪らないはずです。
出口付近に来ると身近な動物として、なぜかアルパカがいます。身近かどうかは正直疑問ですが、そんなことはさておき、このアルパカは触れ合うことができます。特にアルパカの子供は愛くるしく、またなつっこい性格のようで、こちらに頭を出してすり寄ってきます。そのあまりの可愛さにそのまま連れて帰りたくなります。
本格的な動物園とは異なりどちらかというと、動物を身近に感じ取ることのできる動物園です。車で行くなら駐車場に困ることはまずありませんが、正面駐車場が一番近く便利です。
動物園に入園後、一旦外に出る前に出口前で蛍光スタンプを手の甲に押しておけば、遊園地で遊んだりした後に再入園が可能ですので、後で「あの動物もう一回見たいな」と思ってもまた見に行けます。うまく利用すれば朝から夕方まで園内で遊び続けることができるので、ちょっとした家族サービスにも便利なところです。
家族で癒されに行ってはいかがでしょうか。
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(2024/4/19更新)
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