れんげまつりへGO!岡山・吉備路自転車道で気分爽快サイクリング

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れんげまつりへGO!岡山・吉備路自転車道で気分爽快サイクリング

れんげまつりへGO!岡山・吉備路自転車道で気分爽快サイクリング

更新日:2017/04/04 17:54

モノホシ ダンのプロフィール写真 モノホシ ダン 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者

吉備路自転車道は、JR吉備線の備前一宮駅から同じ吉備線の総社駅まで続く、約20qのサイクリングロードです。ロードの途中には、大和とならび栄えた吉備の国の巨大古墳や吉備津神社、備中国分寺などがあり、歴史ロマンを体感しながら四季折々の風情を楽しめます。損な見どころを巡りながら、吉備路に春を告げる「吉備路れんげまつり」を、レンタサイクルで風をきって訪ねてみましょう。

JR吉備線「昔ばなし列車」に乗ろう!

JR吉備線「昔ばなし列車」に乗ろう!

写真:モノホシ ダン

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サイクリングロード「吉備路自転車道」の出発地点・備前一宮駅へのアクセスでおすすめなのが、JR吉備線(愛称・桃太郎線)を利用することです。吉備線は、岡山駅から総社駅を結ぶ約20qのローカル線。観光シーズンになると「昔ばなし列車」も運行され、吉備路の旅気分を盛り上げてくれます。

「昔ばなし列車」は、『まんが日本昔ばなし』の声優の常田富士夫氏の名ナレーションで、吉備線の沿線物語が列車内で放送(基本は駅間(9駅)ごとに1話)。2017年の春の運行日は4月29日で、対象列車は岡山発9時00分と9時26分の2本です。

JR吉備線「昔ばなし列車」に乗ろう!

写真:モノホシ ダン

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列車は約15分で備前一宮駅に到着します。こ駅前の「ウエドレンタサイクル」で自転車を借りましょう。サイクリングロードマップも貰えます。料金は総社駅で乗り捨てで1100円です(2017年4月時点)。なお、台数に限りがあるので不安な方は予約しましょう。

JR吉備線「昔ばなし列車」に乗ろう!

写真:モノホシ ダン

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まず初めに訪ねたいのが「吉備津彦神社」です。備前国の一宮として広く信仰を集め、ご祭神の吉備津彦命(きびつひこのみこと)は桃太郎のモデルとなった人物です。

むかし吉備の国に温羅(うら)という鬼がいて、それを退治しにやって来たのが吉備津彦命です。戦いは、吉備津彦命の放つ矢と温羅の投げ返す岩でなかなか勝負がつきません。

そこで命は、一度に2本の矢を放つと、1本は温羅の投げる岩に防がれましたが2本目が見事に命中して、流血して真っ赤になった川に鯉に変身して逃れようとしました。そこで命は鵜に変身して鯉となった温羅を退治してしまいました。これが「桃太郎伝説」の始まりです。

上田秋成の『雨月物語』にも登場した吉備津神社

上田秋成の『雨月物語』にも登場した吉備津神社

写真:モノホシ ダン

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吉備津神社の約400mにおよぶ長い廻廊です。主祭神は吉備津彦神社と同じく吉備津彦命。本殿は国宝で、日本唯一の吉備津造りとも比翼入母屋造りとも呼ばれる勇壮な社殿です。

上田秋成の『雨月物語』にも登場した吉備津神社

写真:モノホシ ダン

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吉備津神社の廻廊の右側にある「ぼたん園」。毎年4月下旬になると約350株が咲き誇ります。燈籠と鮮やかなぼたんの花はよく似合います。

上田秋成の『雨月物語』にも登場した吉備津神社

写真:モノホシ ダン

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吉備津神社の「御竈殿」です。吉備津彦命に退治された温羅の首を祀るところです。「鳴釜神事」という釜を炊き上げる音で吉凶を占う神事があります。釜の下に温羅の首があるとされ、吉凶をうなり声で占うというものです。

ところで、江戸時代の怪奇作家の上田秋成の『雨月物語』に、この神事をテーマにした作品が登場します。「吉備津の釜」というタイトルでとても怖い話です。まだ読んだことがないという方は是非ご一読をオススメします。読後に吉備津神社を訪れるとさらに関心が深まると思います。

なお、この鳴釜神事は誰でも受けることができます。ご希望の方は御竈殿または社務所受付までお申し出下さい。祈祷料は1件につき3000円です。受付は午前9時から午後2時までです。毎週金曜日と5月・10月第二日曜日と12月28日は、神事の受付けをしていません。

備中国分寺のれんげまつりを堪能しよう

備中国分寺のれんげまつりを堪能しよう

写真:モノホシ ダン

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備中国分寺の優美な五重塔は吉備路のシンボルです。岡山県内唯一の五重塔で、奈良時代に聖武天皇の発願によって全国に建てられた国分寺のひとつで、現在の塔は江戸時代中期に再建されたものです。高さ約34mの五重塔をバックに、春はれんげが咲き誇り、秋は一面のコスモスで彩られます。

備中国分寺のれんげまつりを堪能しよう

写真:モノホシ ダン

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五重塔の初層内部です。内陣には仏壇を設けて象・馬・鳥などの動物に乗った金剛界の五智如来像が安置されています。初層の特別公開は2017年4月29日〜5月5日までの「吉備路れんげウィーク」期間中、毎日行なわれています。

備中国分寺のれんげまつりを堪能しよう

写真:モノホシ ダン

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備中国分寺五重塔の東側の会場では、4月29日の吉備路れんげまつりの当日、郷土芸能などのイベントが行なわれます。詳しくは吉備路れんげまつりのホームページをご覧ください。

オススメの昼食場所「国民宿舎サンロード吉備路」

オススメの昼食場所「国民宿舎サンロード吉備路」

写真:モノホシ ダン

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オススメの昼食施設「国民宿舎サンロード吉備路」です。吉備路を散策していていちばん困るのが昼食場所の問題。小さな施設が多く休日の昼食時間帯ともなるとどこもすぐ一杯になります。

そんな時にオススメなのがこの施設です。2階のレストランマスカットでは昼食バイキングを開催しており、料金はおとな1350円です。国民宿舎なので昼食だけでなくリーズナブルな料金で宿泊もできます。

オススメの昼食場所「国民宿舎サンロード吉備路」

写真:モノホシ ダン

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国民宿舎サンロード吉備路に隣接している「きびじつるの里」です。国の天然記念物であり総社市の鳥でもあるタンチョウヅルの飼育・繁殖を目的とした施設です。

写真は生まれたばかりのヒナを、親鳥たちが接近したカラスを追い払うために鳴き声で威嚇しているシーン。無料で見ることができますのでぜひお立ち寄りください。

オススメの昼食場所「国民宿舎サンロード吉備路」

写真:モノホシ ダン

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サイクリングロードのゴール、JR吉備線の総社駅です。駅前の荒木レンタサイクルに自転車を返却します。所要時間は乗車約2時間と見学と昼食を合わせて約3時間の合計5時間もあれば十分です。ここから岡山駅までは列車で約40分で戻ることができてとても便利です。

吉備路はほかにも観光スポットがいっぱい

いかがでしたか。今回はれんげまつりとサイクリングロード沿いの観光スポットのみのご紹介でしたが、ほかにも日本三大稲荷のひとつである「高松最上稲荷」、吉備津彦命と温羅が死闘を繰り広げた「鬼ノ城」、羽柴秀吉の本能寺の変にまつわる中国大返しの舞台となった「備中高松城跡」など見どころがいっぱいです。合わせて丸一日を楽しむというものいいと思います。

ゴールデンウィークにはぜひ吉備路で、爽やかな風を感じながらレンタサイクルで駈けてみませんか?

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/04/29 訪問

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