写真:村井 マヤ
地図を見るJR山陽本線尾道駅より徒歩約10分、尾道名物のオシャレな商店街を歩いていると懐かしい「オバQ」の遊具が目に入るでしょう。こちらは、一見するとどんなお店か不思議な外観ですが、ここは陶芸家藤本さんのショップ・ギャラリー体験工芸館“sora stadio&gallery”なんですよ。
「旅の途中に陶芸体験なんて・・時間が・・」と思われる方でも、20分くらいで体験できる「そらねこ作り体験」は、不思議と癒され、楽しめますよ。
写真:村井 マヤ
地図を見る“sora”で体験できるものは、「電動ろくろ体験」と「そらねこ作り体験」の2つ。どちらも思い出を「カタチ」にできる素敵なメニューですが、観光の合間にちょこっと体験するなら、短時間で楽しめかつ比較的簡単な「そらねこ作り体験」がおススメ!料金も700円からとお財布に優しい。
もちろんショップ・ギャラリーですので、気に入ったものがあれば購入も可能!ぜひ、ぶらっと立ち寄ってみましょう。
写真:村井 マヤ
地図を見る工房に入ると、素敵な器が並びます。こちらの工房を切り盛りする藤本さんは尾道市出身で、京都で工芸を学び、イタリアに留学経験も。箱根で活躍されていましたが、2013年に尾道に戻り、2016年に“sora stadio&gallery”を主宰。ここから尾道の新しい「カタチ」が訪れた人たちによって作り出される・・そんな素敵なスポットです。
写真:村井 マヤ
地図を見る「そらねこ作り体験」といっても、粘土から作り出されるものは実に様々。作品に取り掛かる前に、簡単に説明を受け、他の方が作った作品も参考にしながら制作開始。
見本なく作るのは結構難しいですが、幸い尾道にはすてきなギャラリーやショップが多くあり「猫」のモチーフの置物などが多く見受けられるので、こちらに来るまでに参考にしても良いでしょう。
写真:村井 マヤ
地図を見る写真のように形が整えば、あとは色を付けていきます。焼き上がりの色などを参考にしながら、色付けをしていきましょう。
写真:村井 マヤ
地図を見る色は8色で、自分だけの作品を作り上げましょう。形も色も様々で、この世に1つだけの自分だけの「尾道土産」です。あとは、乾燥、焼成し完成です。遠方から来られた方は発送してもらえますし、近隣にお住まいで尾道に来る予定のある方は受け取りも可能ですよ。
またお時間があれば、「電動ろくろ体験」もなさってください!こちらの体験時間は約30分。湯のみや、お茶碗などお好きな器を制作。制作後、焼成(焼成費用900円から)する作品を選んで乾燥、焼成し完成です。作品は受取りか発送となります。体験費用は1700円で、焼成する作品数でお値段が変わってきます。なかなかできない「電動ろくろ」の体験を気軽にできるチャンスですよ。
お友達と試行錯誤しながら、「こんなのでいいかな・・」って思いながら作るのは楽しいものです。尾道の思い出がより充実したものとなるでしょう・・。
写真:村井 マヤ
地図を見る尾道はお寺巡りも有名で、美しい三重塔で知られるな天寧寺は、そんな尾道を代表するお寺の1つです。趣のある境内を散策されると尾道に来たなって実感もひとしお。そんな天寧寺を目指す道として、国道2号線沿いからJR山陽本線の線路高架をくぐる道があります。そこは天寧寺下のちょっと素敵なスポットとなっています。
場所は、高架をくぐって階段を上ってすぐ右手線路沿いを進んでくださいね。しばらく行くと今回ご紹介の「ステンドグラス工房 ケルブ」が見えてきますよ。
写真:村井 マヤ
地図を見る古民家を再生してなんとも趣のある店構えとなっている「ステンドグラス工房 ケルブ」!可愛らしい外観で思わず覗いてみたくなりますよね。
写真:村井 マヤ
地図を見る素敵なランプやブローチ、キーホルダーなどが並ぶ店内。店はそれほど広くありませんが、気兼ねなく立ち寄れる雰囲気です。よく見ると入口のすりガラスの引き戸の窓枠にもステンドグラスが施されていますよね。
写真:村井 マヤ
地図を見る「ステンドグラス工房 ケルブ」では基本的に予約をしなくても、ステンドグラス制作体験ができます。工房は、店に入って左側にありますよ。
制作するものによって時間は多少異なります。まずは、約1時間で制作可能な「ペンダント・キーホルダー」は1300円。ちょっと頑張って1時間から2時間で制作できる「手鏡」は1800円となっています。どちらにするかはお時間次第です。
つくる方によって時間もかなり違うようですが、ぜひ楽しんでみてください。
まずは、作るものを選択し、そのあと色ガラスを選びます。写真は、鏡の制作パーツです。おはじきを使用するのも面白いですよね。
写真:村井 マヤ
地図を見るパーツを選んだら、ガラスや鏡の淵に銅のテープを貼りつけます。銅のテープの貼り方にもちょっとしたコツがありますが、それは工房の高津さんに教えてもらってくださいね。写真のおはじきをご覧になると分かりますが、ガラスの面に少し銅テープが見えるように貼っているのがお分りでしょう。こうすることで、その後の作業に影響するので、ここは綺麗にはりたいですね。
この工房を営んでいる高津さんは広島県出身で、2004年からステンドグラスを始めました。最初は趣味だったステンドグラスが今や教室や工房を持つまでに。「ケルブ」でステンドグラス体験をして、ステンドグラスに目覚める方もいらっしゃるかもです。
写真:村井 マヤ
地図を見る後は、銅テープを貼りめぐらした各ピースをハンダゴテで接着して後は仕上げをし出来上がりです。
こだわる方は、細かな点まで気になるようですが、早くて1時間くらいで仕上げる方も・・。人それぞれですが、集中してモノづくりをするのは楽しいものですよ。
出来上がった作品を自宅に戻って見るたびに、尾道での旅を思い出すでしょう。鏡なら、ポーチに入れて持ち運べ、お化粧直しをするたびにステンドグラス体験の時間を思い出すことでしょう。
今回ご紹介の2つの工房は、その場所も尾道観光を楽しめる立地で、しかも尾道らしさを存分に味わえる雰囲気もあります。
そこで、制作される素敵な一品は、あなただけの尾道の思い出を、きっと「カタチ」にできることでしょう。
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/10/15更新)
- 広告 -