京都「圓光寺(えんこうじ)」の散りもみじが美しすぎて言葉を失う!

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京都「圓光寺(えんこうじ)」の散りもみじが美しすぎて言葉を失う!

京都「圓光寺(えんこうじ)」の散りもみじが美しすぎて言葉を失う!

更新日:2017/10/26 15:02

The best time is after the leaves fall! Kyoto’s beautiful autumn colors spot Enkoji temple
bowのプロフィール写真 bow トラベルライター

京都・洛北の「圓光寺(円光寺)」は穴場的存在な紅葉名所だったのですが、近年は観光客が急増中!とくに散りもみじ・敷きもみじと呼ばれる散ったあとの紅葉が美しく、わざわざ散ってから訪れる人も多いのだとか。一度は訪ねてみたい話題の紅葉スポットを紹介します。

開基は徳川家康!洛北の名刹「圓光寺(えんこうじ)」

開基は徳川家康!洛北の名刹「圓光寺(えんこうじ)」

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晩秋の紅葉が美しい庭園で知られる「圓光寺」は京都洛北にある臨済宗南禅寺派の寺院。その歴史は1601年まで遡り、開基は当時文治政策を取っていた徳川家康です。もともとはこの地ではなく、伏見城下に当時国内最高学府であった下野足利学校の庠主(校長)三要元桔(さんようげんきつ)禅師を招いて伏見学校を設立、それを寺に改めたのが始まりとされています。まさに江戸時代の寺子屋の前身的な存在であったようです。

開基は徳川家康!洛北の名刹「圓光寺(えんこうじ)」

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「圓光寺」では徳川家康から与えられた木活字を用いて、儒学・兵法関連の書物を刊行。伏見版、圓光寺版と呼ばれるこれらの書物は日本の活字本として初期のひとつとされ、そのとき使用された木製の活字は重要文化財として現在も保存されています。

名庭園・十牛の庭を堪能しよう

名庭園・十牛の庭を堪能しよう

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「十牛の庭(じゅうぎゅうのにわ)」と名付けられた池泉式回遊庭園には京都・洛北で最古と言われる池、栖龍池(せいりゅうち)があることで知られています。ちなみに十牛とは禅の悟りにいたる道筋を表したもの。ここはかつて禅僧たちの修行の場であり、一般公開されていなかった寺院なのです。

名庭園・十牛の庭を堪能しよう

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そんな庭園が秋は紅葉の名所としても名高く、近年メディアでも取り上げられることが増えてきました。しかし今のような素晴らしい庭園になったのはごく最近のことなのだとか。実は平成の世になるまでは、栖龍池もすっかり埋まってしまっていて、この庭園は雑草が生い茂る荒れ果てた状態だったそう。色々なご苦労があって、今日の素晴らしい庭園の姿があるのです。

この庭園の紅葉を楽しむには、書院の赤毛氈に腰掛けてじっくりと燃えるような赤色を堪能しましょう。軒先の柱を額縁に見立てて庭園を楽しむ人も多く、額縁庭園の写真撮影用にわざわざ開けられている場所もあります。

名庭園・十牛の庭を堪能しよう

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散ってからの庭園がまた見事!

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もし書院が混み合っているようであれば、宝物殿である瑞雲閣でゆっくりと紅葉を眺めましょう。書院とは違う角度で十牛の庭を堪能できますし、こちらでも額縁に見立てて見ることが出来る場所がありますよ。

散ってからの庭園がまた見事!

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紅葉見頃の「圓光寺」もまた見事なのですが、オススメしたいのが散り始めてからの”散りもみじ・敷きもみじ”と呼ばれる姿。「圓光寺」の十牛の庭は紅葉だけでなく苔も素晴らしい庭。その苔の上に落ちる落葉がなんとも言えない風情があるのです。

散ってからの庭園がまた見事!

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紅葉以外にも圓光寺には見どころアリ

紅葉以外にも圓光寺には見どころアリ

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山門をくぐった参道の先には2013年に完成した、平成の枯山水「奔龍庭」が眼前に広がります。書院前に広がる名庭「十牛の庭」だけでも十分な見どころなのですが、新たに作庭されたこの「奔龍庭」は東福寺・龍吟庵の「龍の庭」を彷彿とさせる庭園で、白砂を雲海に見立て、天空を躍動する龍が石組みで表されているのです。

四方から眺められるので、角度を変えて楽しみたい小さな庭「奔龍庭」。なおこの庭園はあえて未完のままとされていて、見る者それぞれの心で完成をさせるという作者の意図があるそうです。

紅葉以外にも圓光寺には見どころアリ

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書院前には水琴窟があります。京都には水琴窟のあるお寺は少なくありませんが、この「圓光寺」の水琴窟は京都でも随一と言われる水琴窟。「圓光寺型」と呼ばれるこの水琴窟は縁が広い盃型の手水鉢を使っていて、他ではあまり見られない形なのだそうです。ぜひ設置されている竹筒に耳をあてて、その澄んだ音色を楽しんでみましょう。

この手水鉢には季節毎の草花がいつもいけられていています。違う季節にも訪れてみたくなりますね。

紅葉以外にも圓光寺には見どころアリ

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また境内には京都市内が展望できる高台もあり、そこには開基・徳川家康を祀った東照宮が。高台からは京都市内がかなり遠くまで見渡せ、夕刻には赤く染まる京都市内を楽しむことができます。上から見る十牛の庭の紅葉もまた見事ですので、ぜひ行ってみてください。

「圓光寺」をじっくり楽しむなら完全予約制の早朝拝観も!

穴場的な紅葉名所だった「圓光寺」も近年ではすっかりメジャーなお寺になってしまいました。紅葉最盛期、境内が混み合うことはまず間違いないでしょう。開門直後を狙うか、夕方ゆっくりめに行けば比較的ゆっくりと紅葉を楽しめるかと思います。

しかし近年ではあまりに混み合うため、2017年は11月16日(木)〜11月22日(水)の早朝に期間限定の特別拝観を開催。一般拝観の開始前、7:30〜8:30の間に1日70名限定という狭き門ではありますが、これならゆっくりと紅葉を堪能できるかも!予約は前日までに電話で問い合わせとのこと。どうしてもゆっくりと見たかった人、人の写っていない庭園の写真を撮りたかった人には願ってもないチャンスですので、ぜひ狙ってみてはどうでしょうか?一般拝観は500円、早朝特別拝観は1000円の拝観料となります。

<圓光寺の基本情報>
住所:京都市左京区一乗寺小谷町13
電話番号:075-781-8025
アクセス:市バス「一乗寺下り松町」下車徒歩約10分、叡山電車「一乗寺」下車徒歩15分

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掲載内容は執筆時点のものです。 2013/12/03 訪問

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