毎年、年末に開催される「砂丘イリュージョン」。砂丘入り口付近の華やかでかわいらしい装飾のイルミネーションも魅力的ですが、先に砂丘の中で行われるダイナミックかつ趣あるライトアップからご紹介しましょう!
普段、夜の砂丘はといえば漆黒の闇に包まれます。しかし、この期間は特別。砂丘の昼間と夜の景色の違いを楽しむなら、このタイミングしかないからです。
イベント開催中は丘陵上の通称「馬の背」と呼ばれる部分が、光でぼんやりと照らし出されます。さて、どんな風になるのかと言うと‥。
夜になると「馬の背」はこのように生まれ変わります。
丘陵上の下側から斜面を照らしだしているため、まるで光の壁が砂丘の中に出現したように見えるのです。
ちなみに通常は、このように国立公園がライトアップされることはありません。それが環境省の許可基準の特例措置により、全国初の規制緩和事例として国立公園特別保護地区内である(通称)馬の背での照明が実現したそうです。
ライトアップの近くまでは足元を照らし出すライトが道しるべのようになっていますので、写真よりもっと近くで景色を楽しむことが可能です。
数mおきに配置された黄色の照明によって、普段は闇に包まれている砂丘が、この期間だけは幻想的な世界へと生まれ変わります。街の灯りが見えない砂丘ならではの、闇をも利用したイルミネーション。そして、その闇が作りだす静けさも風景の美しさを相まって至福の時間を作り上げてくれるのです。
砂丘へと向かう階段の手前には、イルミネーションで彩られた右手のカラフルなアーチが用意され、大国主と因幡の白兎のイルミが出迎えてくれます。
砂丘の馬の背ライトアップを鑑賞した後は大国主命と八上姫の神話のラブストーリーにちなんだ「愛の鐘」を鳴らして、ぜひ記念撮影を!
その後はイルミネーションのスロープを下り、斜面を利用した景色を堪能。鳥取の海をイメージしたイルミを正面から鑑賞し、スロープの下のラクダなどのかわいらしい動物たちのイルミを味わいましょう。
「ラクダ」や地元産の杉と二十世紀梨の袋を使った「梨ツリー」など鳥取らしいモチーフも見どころです!ぜひ見つけてみてください♪
イルミネーションを鑑賞してから歩いていると、気がつけばおなかがペコペコ。
そこでオススメなのはALL500円で味わえる地元飲食店のオリジナルカップメニューが食べられるCUP BAR!
まずはチケット(1枚500円)を購入してお目当ての屋台へ。汁物や丼ものなど種類豊富なメニューから選ぶことが出来ます。
私は地元で人気店のカレー屋さん「アジパイ」のカレーをチョイス! サフランライスの上に大きめのチキンとお芋がごろごろ入って食べ応え◎! アツアツのルーにのせられたチーズがトロトロに溶けて絶品でした♪ ワンコインのクオリティとしては大満足です!
ちなみに使用後のカップバー購入チケットの半券は、今回屋台で参加している店の街の店舗(※一部店舗を除く)で、お得なクーポン券として利用できるようです。(※2014年1月末まで)
砂丘イリュージョンを見るには気温がかなり下がりますので、しっかり厚着をして歩きやすい靴を履いて臨みましょう。
なお、期間中はJR鳥取駅からシャトルバス(ぴかぴかイリュージョンバス)も運行中です。
12月の5日間「14(土)・15(日)・21(土)・22(日)・23(祝・月)」限定ですので是非ご利用ください。
鳥取駅発 1便17:50 2便19:10 3便20:20
鳥取砂丘発 1便18:30 2便19:45 3便20:55
また、砂丘イリュージョンと同時開催の下記のイベントも必見です。
鳥取砂丘 砂の美術館ではクリスマス特別企画「3Dプロジェクションマッピング」を開催!
【開 催 日】2013年12月14日(土)〜25日(水)まで
【公演時間】・1回目 16:00以降 ・2回目以降30分毎に開催 ・終了公演 21:30
※砂丘イリュージョン開催期間中は、22:00まで延長
【場所】鳥取砂丘「砂の美術館」 TEL.0857-20-2231 FAX.0857-20-2232
【料金】一般:600円/小・中・高校生:300円(砂の美術館 通常入館料のみ)
ぜひガイドを参考に2013年の砂丘のイルミネーションを満喫してくださいね♪
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(2024/12/14更新)
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