写真:田中 六花
地図を見る迪化街やダァダオチェン埠頭・寧夏夜市からほど近い「建山大旅社」。最寄り駅はMRT大橋頭駅で、1番出口から徒歩約10分です。スーツケースがあると少し遠く感じる距離なので、台北駅から移動する場合はタクシー移動がオススメ!100元前後で、あっという間に到着します。
静かな通りのアーケード部分に「建山大旅社」と書かれた紺の看板が掛かっています。赤い提灯も目印にしてくださいね。
写真:田中 六花
地図を見るホテルの入口は、木の扉。傘のついたライトやノスタルジックなポスターに迎えられながら、中へ入りましょう!
写真:田中 六花
地図を見る入ってすぐに現れるのが、趣のあるフロントデスク。旅社のネオンライトや、さり気に置かれた小物に期待値も上がります。こちらでチェックインを済ませしょう。
デスクにホテルの名刺が置かれているので、必ずもらっておいて。タクシー移動時に見せれば、スムーズです。
写真:田中 六花
地図を見るフロントの先に、宿泊者がくつろげるロビーがあります。そこはまるで、アンティークの展示場。思わず見入ってしまう、年代物の貴重な数々に出会えます。
歴史を刻み続ける時計・昔の電話交換台・年代物のテレビ・黒電話・古い食器棚・陶器・そろばん・自転車や壁に貼られたレコードなど、珍しいものばかり。当時のにぎやかで活気のある暮らしが垣間見えるような空間です。
写真:田中 六花
地図を見る片隅に、一輪の大きな花のように佇む蓄音機。手洗い場の横で石けんとの並びも、ユニークなのになぜかしっくりきます。
こちらは現役で、素敵な音楽を今日も奏でています。流れてきたローリングストーンズのレコードは、CDとは違いその場を包むような音で新鮮な体験。動いていない場合は、スタッフに声を掛ければレコードを掛けてくれます。めったに聴くことのない蓄音機の音を楽しんでくださいね♪
写真:田中 六花
地図を見るロビーの壁に"老台北"と書かれた昔の地図があります。ホテルからすぐのダァダオチェン埠頭に流れる淡水河がはっきり分かります。きれいな夕日をお目当てに散歩がてら訪れ、地図と重ね合わせるように眺めてみましょう。今と昔をつなぎ合わせながら、タイムトリップを楽しんで!
写真:田中 六花
地図を見るスタンダードダブルルーム。横長のこの部屋は、扉を挟んで寝室とくつろぎのスペースに分かれています。窓からの木漏れ日が心地良く、落ち着きのある空間。台湾の伝統的な花柄・客家花布のクッションもいいアクセントになっています。
写真:田中 六花
地図を見る反対側のくつろぎスペース。デスクにティーバッグが用意されているので、レトロなソファーに座ってほっこり台湾茶をいただきましょう!
写真:田中 六花
地図を見るシングルルーム。コンパクトながらも、快適さが上回る空間です。時には散策、時には読書など、暮らすように時間を過ごしたい一人旅に最適。
写真:田中 六花
地図を見るシングルルーム。二段ベッドの下部分が、小さな書斎になった可愛くてユニークな部屋。デスクには懐かしい黒電話が置かれ、今もフロントとの連絡用としてしっかり働いています。このスペースでスーツケースを広げることが可能。
ベッドスペースには小さな書棚があり、古い台湾の本が置かれています。また目線の先にはテレビも。非日常の中の日常が楽しめる空間です。
写真:田中 六花
地図を見る小さな書斎の反対側には、ドレッサーと冷蔵庫、さらにポットとティーバッグ、ドライヤーにスリッパが用意されています。
写真:田中 六花
地図を見る奥にシャワーとトイレがあります。タオル類・シャンプー・ボディーシャンプー・歯ブラシ完備。明るくて清潔に保たれているので、心地良く使えます。
写真:田中 六花
地図を見る「建山大旅社」ではフロアごとにテーマになる年代を設定し、それに合わせたインテリアを楽しみながら、時間の経過を感じられるようになっています。
2階は、1920年。日本統治時代、台湾の産業が次々と生まれ、台湾茶産業も最盛期を迎えました。当時の写真や烏龍茶のポスターなどから、台湾といえばお茶と言われるほどにまでなった歩みに思いをはせてみましょう。
写真:田中 六花
地図を見る3階は、1940年。日本と台湾が融合しつつ欧米の影響も受け、さまざまなものを吸収し、新しい文化が誕生した時代です。日本語表記も見られる文芸書や化粧品の古いポスターからは、開化のうねりが伝わってきます。
それぞれをつなぐ階段もかっこ良く、思わずシャッターを切ってしまうほど。こちらもお見逃しなく!
写真:田中 六花
地図を見る4階は、1960年。この街が最も華やかでモダンだった黄金時代です。当時の写真には、街を闊歩する若者や所狭しと建ち並ぶホテルや店が見えます。今もそのころの建物が多く残る迪化街と重ねてみると、再びタイムトラベルしたような気分になります。
同じ場所で、その歴史を見届けてきた「建山大旅社」の存在が、どれほど貴重なものかも知ることのできる時のテーマです。ぜひ、足早に通り過ぎずにご覧くださいね!
おいしいご飯・きれいな景色・可愛い雑貨…台湾旅の目的はさまざまです。今の台湾をより楽しむために、これまでを知ることで風景は広がり深まるはず。オールド台湾な「建山大旅社」での体験は、古きと今を新鮮にもたらしてくれるでしょう。
すぐ近くには寧夏夜市や迪化街があります。今度の台湾は「建山大旅社」で時の扉をノックしながら、食べて歩いて暮らすように滞在してみませんか。
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(2024/4/19更新)
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