写真:やま かづ
地図を見るオークランドにはいろいろなタイプのバスが走っています。主なものは、ダウンタウンから近郊に延びているメトロリンク(青色にシルバーライン)、ダウンタウンの外周を走るアウターリンク(オレンジ色)、ダウンタウンを走るインナーリンク(緑色)、そして中心部のみを走るシティリンク(赤色)です。
シティリンクは1乗車1ドルの均一料金です。ホテルが集中しているダウンタウンの南側から目抜き通りのクイーンストリートを縦断し、北側のウォーターフロントとをつないでいるので、観光客が使うにはうってつけなんです。
写真:やま かづ
地図を見るオークランドのダウンタウン中心部を縦断しているのがクイーンストリートです。通りの南側には、緑豊かなマイヤーズパーク(Myers Park)、中心部にはタウンホール(Town Hall)があります。そして、そのあたりから北上するにつれて、カフェ、レストラン、雑貨店、土産物店とお店の数が増え、繁華街はさらににぎやかになっていきます。
シティリンクのバス停はそんなクイーンストリート沿いに数カ所設置されていますので、まち歩きに疲れたとき、夜遅くなったときなどに大変便利です。
写真:やま かづ
地図を見るシティリンクはクイーンストリート北端、ウォーターフロント近くのブリトマート(Britomart)にもバス停があります。
実はここ、オークランド交通の要衝で、シティリンク、インナーリンク、アウターリンクなどのバスターミナルとなっており、地下には郊外に延びる鉄道の駅があります。また、通りを挟んだ向かいにはフェリーターミナルもあります。
写真:やま かづ
地図を見るブリトマート周辺は再開発に指定されている地区で、今なお工事が進められています。駅舎や郵便局など歴史のある建物の外観を損なうことなく、別の用途に生まれ変わらせたり、あるいは新築ビルと融合させたりと、新旧の建物の調和に工夫が凝らされています。
おしゃれなカフェ、ブティックも次々に開店、ぶらっと散策するにはもってこいのエリアとなっています。
写真:やま かづ
地図を見るレンガ造りの高い煙突が目印、それが「ビクトリア・パーク・マーケット(Victoria Park Markets)」です。
もともと、ここは1905年にゴミ処理場として建築されました。その後、マーケットとして生まれ変わりましたが、焼却場として使われていた建物の煙突は現在でもランドマークとして残されています。
写真:やま かづ
地図を見る建物内には衣類、雑貨、お土産物などのショップ、カフェやレストランが数多く入っていますが、にぎやかになるのは週末の午後、それ以外はひっそりしています。
もし、平日に訪れるのなら、ショッピングというより、歴史のある建物、ゴミ収集の貨車をひくために飼われていた馬の小屋跡など、ノスタルジックな気分に浸ってゆっくりと見学するのがいいでしょう。
そして歩き疲れたら、レンガ造りの壁が美しいカフェでひと休みしましょう。
写真:やま かづ
地図を見るシティリンクのルート北端、ウォーターフロントにあるバス停が「ウィンヤード・クオーター(Wynyard Quarter)」で、ヨットハーバーに隣接しています。近年、再開発が進み、オープンエアのカフェやレストランがたくさん集まるようになりました。
ニュージーランドの若者の間でも今、一番熱いスポットとして人気があります。
写真:やま かづ
地図を見る「ウィンヤード・クオーター」は、もとは貨物ヤードとして使われていたため、その象徴として幾つかのコンテナを使った造形物や建物を見ることができます。
その一つがインフォメーションセンターで、古くなったコンテナを再利用しています。「ウィンヤード・クオーター」はまだまだ新しいスポットなので、ガイドブックでの露出も少な目、最新情報はこのインフォメーションセンターで集めるのが得策です。
写真:やま かづ
地図を見るシティリンクのバス停があるわけではありませんが、クイーンストリートから少し東に足を延ばせば、緑豊かな広大な敷地「オークランド・ドメイン(Auckland Domain)」に到着です。
敷地内は、昔の火山活動によってできた地形をそのまま利用していますので、火口の底辺の平らな部分がスポーツグラウンドとなっています。すり鉢状になったそのグラウンド周辺は、ちょうど観覧エリアにぴったりです。
写真:やま かづ
地図を見る「オークランド・ドメイン」の小高くなった丘には「オークランド戦争記念博物館(Auckland War Memorial Museum)」が建てられています。
ギリシャの神殿を思い起こさせる美しい建物ですが、内部は戦争をテーマにした展示が中心です。しかし、ニュージーランドの原住民マオリ族に関する展示、ニュージーランドに生息する生き物の紹介、現代アートの展示などもありますので、戦争博物館独特の暗いイメージはありません。
また、カフェやギフトショップも併設されているので、休憩にも使えます。
さらに、近くには「ウィンター・ガーデン(Winter Garden)」があります。その名前に反して、冬だけでなく一年を通してニュージーランドの植物を鑑賞することができます。
オークランドにはシティリンク以外のバスも走っていますが、それらは全て距離制で、行先によって料金が変わります。「AT HOP」という事前チャージ式のICカードを持っているなら乗降時にかざすだけですが、カードを持っていない旅行者などは、ドライバーにその都度料金を確認して現金で払うことになり、少々面倒です。
しかし、ここでご紹介したシティリンクなら1乗車1ドルなので、料金を気にすることなく気軽に利用することができるんです。
赤色のバスに乗れば、オークランドの主要なスポットを効率よく回ることができますよ〜♪
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(2024/3/18更新)
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