イタリアの世界遺産を海から楽しむ!遊覧船で周るチンクエテッレ

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イタリアの世界遺産を海から楽しむ!遊覧船で周るチンクエテッレ

イタリアの世界遺産を海から楽しむ!遊覧船で周るチンクエテッレ

更新日:2017/05/02 17:16

奥村 千穂のプロフィール写真 奥村 千穂 フィレンツェ宿泊コーディネーター、滞在型アパート紹介、現地医療通訳

チンクエテッレとは、イタリア語で「5つの村」という意味。リグーリア州ティレニア海に面した5つの村で、入り江の美しさから世界遺産に登録されています。列車でも周れますが今回ご紹介するのは遊覧船の旅。コルニーリアを除く、リオマッジョーレ、マナローラ、ヴェルナッツァ、モンテロッソと、美しい教会があるポルトヴェーネレを船で周ります。眼前に近づいてくるカラフルな美しい村の風景は、海からのアクセスならではです。

イタリアで遊覧船に乗ってみよう

イタリアで遊覧船に乗ってみよう

写真:奥村 千穂

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遊覧船の出発点は、ラ・スペツィア。フィレンツェ、カンポ・ディ・マルテ駅からローカル列車で1時間33分です。ラ・スペツィアの列車の駅から遊覧船の発着所までは徒歩で20分程、駅前にはタクシー乗り場もあります。

Golfo dei Poeti という名の遊覧船が、ポルトヴェーネレ、リオマッジョーレ、マナローラ、ヴェルナッツァ、モンテロッソの順に周航しています。チケットはその場で購入します。

一日周遊券(何回でも乗り降り可能)、または往路のみの券、午後のみの券の3種類があります。帰りは素早く列車で帰るなら、往路のみのandata con tutte le sosteがお勧め。子供は、満5歳までは無料、6歳から11歳までは子供料金、12歳以上は普通料金です。

イタリアで遊覧船に乗ってみよう

写真:奥村 千穂

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眺めの良い屋外の甲板の部分に座りたい場合は、早めに並んでおくと良いでしょう。

ポルトヴェーネレ以外、どの村も港を作るスペースがないので、岸にロープで船を固定した後、タイヤが付いた通路用の渡り廊下がスルスルと船の先端から伸び、岸に固定されます。スペースが限られているチンクエテッレならではの工夫です。

着岸時には、お揃いのポロシャツを着たおじさんの、熟練したロープさばきを是非ご覧下さい。

ポルトヴェーネレの縞模様の教会の窓からティレニア海を眺める

ポルトヴェーネレの縞模様の教会の窓からティレニア海を眺める

写真:奥村 千穂

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ラ・スペツィアを出航した船は、まず、ポルトヴェーネレに到着します。

港から徒歩5分、村外れの一番高い場所にあるのが、サン・ロレンツォ教会。外壁の白と黒の縞模様が美しい教会です。教会の真横の見晴し台からは、青いティレニア海を眺める事が出来、絶好の撮影ポイントです。

ポルトヴェーネレの縞模様の教会の窓からティレニア海を眺める

写真:奥村 千穂

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チンクエテッレで是非食べていただきたいのが、このテスタローリ。予めクレープの様に焼いた生地を四角く切り、再度茹でて食べるという不思議なパスタです。パスタなのに、モチモチしていて、病み付きになる食感。勿論、ソースは、名物バジルのジェノヴェーゼソースで。

フォトジェニックな村、リオ・マッジョーレとマナローラ

フォトジェニックな村、リオ・マッジョーレとマナローラ

写真:奥村 千穂

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ポルトヴェーネレとその次のリオマッジョーレ間がコースの中で一番長く、途中、イタリア語と英語で説明のアナウンスが入ります。岩場の天然石の赤い色がはっきりと見える場所があるなど、雄大な自然のままの姿の海岸線には感動します。

フォトジェニックな村、リオ・マッジョーレとマナローラ

写真:奥村 千穂

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岩場に張り付いた村、リオマジョーレ。カラフルな建物のカラーが山の緑と青空に映えます。ここで降りて、村の散策を楽しむのも良し、そのまま船を降りずに終点のモンテロッソまで船の旅を楽しむのも良し。この後、船はマナローラ、ヴェルナッツァの順に停まります。

5つの村のうち、コルニーリアには接岸地点がない為に、船でアクセスが出来ません。どうしてもチンクエテッレの5つの村を制覇されたい方は、マナローラで船を降り、ローカル列車で次の駅のコルニーリアに行き、その後、同様に列車で次のヴェルナッツァに移動されると良いでしょう。

終点モンテロッソで絶品レモンのグラニータを発見!

終点モンテロッソで絶品レモンのグラニータを発見!

写真:奥村 千穂

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遊覧船の旅の終点はモンテロッソ。パラソルが並ぶ大きな海水浴場もある、割と大きめの町です。

終点モンテロッソで絶品レモンのグラニータを発見!

写真:奥村 千穂

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メインストリート沿いには、海の観光地らしく、魚の柄をあしらった可愛らしいバッグや雑貨を売るお店が沢山あります。小さな広場にあるのが、サン・ジョヴァンニ・バッティスタ教会。正面には優雅なバラ窓が付いています。

終点モンテロッソで絶品レモンのグラニータを発見!

写真:奥村 千穂

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教会の右横の雑貨屋さんで、絞り立ての有機レモンで作った自家製のグラニータが売られています。この村の郊外で採れた有機レモンで作られていて、擂り下ろした皮のツブツブ感と、爽やかで自然なレモンの香りはチンクエテッレならではの美味しさ。旅の疲れが一気に癒されます。

列車と遊覧船を効率良く使い分けるのがベター

遊覧船は4月1日から11月1日まで周航しており、高潮や悪天候の場合は運休する事もあります。風が強かったり、天候がイマイチの場合は、周航しているかどうか、船会社に直接電話(英語)で確認を取ると良いでしょう。

土日はイタリア人の観光客で混みやすいので、もし日にちを選べるなら平日を狙った方が良いでしょう。

船の上は風が強いので、ウインドブレーカーなどの風よけがあると便利。また、遊覧船の桟橋は結構揺れるので,靴は歩き易いウォーキングシューズで、両手が空く様に、小さめのリュックサックか斜め掛けに出来る鞄を持っていくことをお勧めします。

フィレンツェからラ・スペツィアまで行き、遊覧船の発着所に移動します。駅前からはタクシー乗り場もありますが、時間に余裕があれば、徒歩で真っすぐ歩いて20分程。事前にグーグルマップで道順を調べておくと良いでしょう。

万が一、高潮や悪天候で船が出なくてもご心配なく!駅に戻ってローカル列車で周ることができます。

鉄道の駅がないポルトヴェーネレ以外の村は、列車でも行くことができ、それぞれの駅の区間は約5分〜10分ととても近いのです。但し、イタリア国鉄のストの日に当たってしまうと、ローカル列車は全面運休する事が多いのでご注意下さい。

帰りは、モンテロッソから列車でラ・スペツィアに素早く戻り、フィレンツェ行きの列車に乗り換える方が効率が良いです。

レンタカーで行きたい人は、ラ・スペツィアまで行き、遊覧船の乗り場の右横にある有料パーキングに車を駐車すると良いでしょう。

ユネスコの世界遺産に指定されているチンクエテッレの自然と、青い空、美しいカラフルな入り江を海から眺める体験は、忘れられない思い出になります。

イタリア旅行の途中で何か1つ冒険をしてみるなら、「イタリアで遊覧船に乗る」という小さな冒険にチャレンジしてみて下さい。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/04/10 訪問

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