写真:凜風 杏花
地図を見る「旧戸形(とがた)小学校」は、映画「八日目の蝉」や「魔女の宅急便」の撮影が行われたこともある廃校。土庄港から西浦線・西廻りのバスで8分ほどの停留所・戸形のすぐそばにあって、現在は戸形公民館として使われています。
小豆島西端の戸形崎に位置しているので、校庭前に広がるのは瀬戸内海と砂浜の景色。目の前に海があるって、なんて素敵な小学校だったのでしょうね! この景色を見て、きっと「通ってみたかったな」と思う人も多いはず。
写真:凜風 杏花
地図を見る静かな雰囲気の校庭。今はブランコなどの遊具は取り払われ、オリーブや桜の木が季節を感じさせてくれます。
※旧戸形小学校は現在、戸形公民館として管理されていますので、建物に勝手に入ったりはできません。
写真:凜風 杏花
地図を見る校庭前の景色。ウミガメが産卵にきたこともあるというほどきれいな海と砂浜は、夕陽が美しく見える場所としても人気のスポット。
写真:凜風 杏花
地図を見るこの旧戸形小学校前の海に、毎年4月上旬から5月初旬まで鯉のぼりがかかります。こいのぼりの設置は新入生らの健やかな成長を願って1990年から行われている伝統行事。2005年に戸形小学校が土庄小学校と統合して廃校となった後も、村里づくり委員会や自治連合会などが中心となって継続されているんです。
海の上を泳ぐこいのぼり、例年はGW最終日頃まで見ることができますが、年によって多少日程が前後しますのでお気をつけください。
写真:凜風 杏花
地図を見る小学校体育館の裏山から約80メートル沖合の岩礁までを潮風に乗って泳ぐこいのぼり。天候によって雰囲気が変わる鯉のぼり達ですが、写真のような干潮時には鯉のぼりの真下近くでながめることもできます。
“豪華絢爛”とか“すごく大量”というのとはまたちょっと違った、風情ある鯉のぼりの様子は、瀬戸内の島々を望む景色とマッチしてとっても癒される!
写真:凜風 杏花
地図を見る小学校すぐ前のきれいな砂浜は近所の方のお散歩コース。こんなところが遊び場所という子供達ってホント幸せですよね。鯉のぼりも暖かく見守ってくれています。
戸形崎の海岸は映画「八日目の蝉」のロケ地でもありますが、この砂浜を散歩したり、瀬戸内の景色をながめたり、美しい夕陽を見に行くだけでも充分立ち寄る価値があります。
写真:凜風 杏花
地図を見る期間中の風が強い日には旅立ってしまう鯉のぼりもいるようですが(笑)、その際には掛け替えなども行われるそう。海上を泳ぐ鯉のぼりは行き交うフェリーや高速艇からも見え、今ではすっかり瀬戸内の春の風物詩として親しまれています。
旧戸形小学校は土庄港からバスで8分という便利さがうれしい。ゴールデンウイークにはお子様と一緒に出かけて、鯉のぼりを見ながら砂浜を散歩してみてください。素敵な思い出がまたひとつ増えるに違いありません。
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(2024/9/16更新)
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