提供元:三陸鉄道株式会社
https://www.sanrikutetsudou.com/東日本大震災で甚大な被害を受けた三陸鉄道。震災直後から早期に運転を再開し、復興のシンボル的な存在となってきましたが、2019年には念願の全線開通を果たし、日本最長の第三セクター鉄道として再出発を遂げたのです。
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地図を見るそして三陸鉄道と同じく、震災により甚大な被害を受けた岩手県三陸沿岸の大槌町。ここにかつてあったJR山田線・大槌駅は津波により流出してしまったため、その後かさ上げ工事を進めて再建。JR山田線が三陸鉄道に移管されたため、三陸鉄道大槌駅として新たに町の玄関口として2019年に生まれ変わりました。
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地図を見る実はこの大槌駅のデザイン、とあるものがモチーフになっています。それは国民的人気を博した、誰もが知っているあの人形劇です。その人形劇とは・・・?
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地図を見る大槌駅の駅舎脇には見覚えのあるあの大統領の姿が・・・。
彼こそはドン・ガバチョ!そうなのです、この大槌駅は「ひょっこりひょうたん島」がモチーフの駅だったのです。
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地図を見るよく見てみると駅舎の屋根もひょうたん島のような形をしています。この大槌駅の再建にあたっては、デザインに関しての住民投票が行われています。「ひょうたん島」「海」「代官所」と3つのデザイン案の中から得票多数で決定したのがひょうたん島のデザイン。実は大槌町には「ひょっこりひょうたん島」のモデルのひとつといわれる蓬莱島があり、まさに大槌駅にピッタリのデザインだったのです。
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地図を見る駅舎の外にはドン・ガバチョがいましたが、駅舎内には他の仲間たちがいますので探してみましょう。待合用のイスの辺りにはサンデー先生が!
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地図を見る視界を天井の方へ向ければ、ダンディがぶら下がっています。元シカゴのギャングという肩書のダンディは逮捕され、飛行機で護送される際に黒い傘をパラシュート代わりに島に降りてきたという経緯があります。まさにそのシーンが再現されているのにはファンはたまらないのでは?
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地図を見るそして2階へと上がってみれば、大槌町を見下ろすハカセの姿も。このように駅構内には他にもいろんな「ひょっこりひょうたん島」のキャラクターたちが待っています。
「泣くのはいやだ、笑っちゃおう」「丸い地球の水平線に 何かがきっと待っている」
ひょっこりひょうたん島のテーマソングはまるで震災被害に苦しむ大槌町へのエールのようにも思えます。
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地図を見る大槌駅の駅舎には大槌町観光交流協会が入っていますので、大槌町の観光情報はココで仕入れてから観光しましょう。思わぬ情報を手に入れることがあるかもしれません。
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地図を見るまた大槌駅にはひょっこりひょうたん島のスタンプも用意されています。こういった旅のスタンプ、最近はなかなかお目にかかることが少ないので見つけると嬉しいもの。ぜひ旅の記念に押しておきましょう。
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地図を見る大槌駅から車で約10分ほどの距離には蓬莱島があるのでせっかくですので足を運んでおきましょう。大槌湾の入口にあたる部分にある蓬莱島は遠くから見れば確かにひょっこりひょうたん島そっくりのフォルムをしています。
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地図を見る蓬莱島は一周約200mほどの小さな島。大小二つの丘が並んだような形をしていて、まるでひょうたんのようです。実はこの蓬莱島までは340mの防波堤を歩けば上陸することができます。
大きな丘の方には漁師たちの守り神である弁天神社があり、小さな丘の方には大槌港灯台が設置されています。ちゃんと灯台があるというところが、ひょっこりひょうたん島のモデルといわれる所以かもしれませんね。
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地図を見る大槌港灯台は東日本大震災の津波により根元からなぎ倒され、現在の灯台は2012年12月に再建されたもの。デザインは大槌町在住者からの公募で決められました。蓬莱島は大槌湾の安全を守るべく、海を照らす重要な役割を担っている島だったのです。
住所:岩手県上閉伊郡大槌町本町1
大槌駅窓口営業時間:9:00〜17:00
電話番号: 0193-42-5121(大槌町観光交流協会)
2020年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/1/22更新)
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