写真:Lady Masala
地図を見るマルタ共和国の首都「Valletta(ヴァレッタ)」からフェリーでわずか5分、海辺のリゾート「Sliema(スリーマ)」にある「The Palace(ザ・パレス)」。海岸線を見下ろすように建つモダンなホテルは、地元の商店街までは徒歩5分、人気のショッピングモール「The Point(ザ・ポイント)」までなら15分ほどの便利な場所にあります。
エレガントなドレスを身にまとったお洒落なマネキン人形(数日に1度は衣替え!)が出迎えてくれる回転扉がホテルの入り口。一歩足を踏み入れると、そこには、高級感あふれるフロントデスクとロビーがあります。教会を思わせるドーム型の高い天井からは、明るい陽射しが差しこみ、南国の雰囲気を盛り上げます。
写真:Lady Masala
地図を見るエレベーター横にあるのは、ホテルのオリジナル商品を展示するお洒落なブティック。可愛らしくて贅沢な空間です。ホテル内の随所にも気の利いたディスプレーがあり、ワンランク上の休日にふさわしい一流ホテルのセンスの良さが感じられます。
ロビーの脇にある、セルフサービスのフレーバーウォーターをぜひとも試してみてください。リンゴとシナモンで香りづけされたお水は、見た目にもおしゃれ。スパイシーでさわやかな味がします。ただし、チェックインの際には、ウェルカムドリンクとしてレモン入りのコーラが出てくるので、飲みすぎには注意しましょう。
写真:Lady Masala
地図を見るそれでは、客室へとご案内いたしましょう。広々とした室内には、キングサイズのベッド。十分な大きさの収納が確保されているうえに、自由に寛げるスペースも広く取られています。大きな窓から部屋全体を照らす太陽の光。明るく広々とした空間が、これから過ごす数日間を優雅で快適なものにしてくれるでしょう。
有料のミニバーのほかに、無料の紅茶とコーヒーが置いてあります。日本ではごく当たり前のサービスですが、イギリス以外のヨーロッパでは、ケトルが置いてあるホテルは比較的珍しいのではないでしょうか。
写真:Lady Masala
地図を見る窓辺のバルコニーには、ガーデンテーブルが用意されています。食事をしたり、本を読んだり、日光浴をしたりと、思い思いの寛ぎの時間を過ごすことができます。
そこから眺めるのは「Saint Patrick’s Church(セント・パトリック教会)」。クーポラ(ドーム)は、手を伸ばせばつかめそうに感じるくらいの至近距離にあります。夜になると内側からライトアップされたクーポラのステンドグラスが闇に浮かびあがり、幻想的で美しい光景が見られます。
写真:Lady Masala
地図を見る朝食ビュッフェの充実ぶりは5つ星ホテルならでは。パンやデザートの種類が豊富で、素材の良さが際立つハムやオリーブなどのコールドミールのおいしさは格別です。
日替わりで味わえるのは、マルタ共和国の名物スナック。サクサクのパイ生地にリコッタチーズを包んだ「Pastizzi(パスティッツィ)」、ナツメヤシの実を潰してペースト状にしたものをパイ生地に包んで揚げた「Imqaret(デーツパイ)」。どちらも一口サイズなので、少しずつ味見できるのが魅力です。
写真:Lady Masala
地図を見るマルタ人の主食ともいえる「Ftira(フッティーラ)」とよばれるパンをぜひとも味わってみてください。サッカーボールくらいある大きなドーナツ型のパンを、好みの大きさに切り分けて食べます。
表面はバゲットのように固く、中身はもっちもち。イタリアのフォカッチャのようでもあるフッティーラは、サンドイッチにして食べるのが一般的。トマトペーストをぬった上に、ハム、チーズ、ケイパーなど、お好みの具をはさみます。オイル漬けのサンドライドトマトとの相性は抜群。太陽の味がするトマトと、かすかな塩気が感じられるフッティーラは、まさに地中海の味覚です。
写真:Lady Masala
地図を見る1964年に独立するまでは、イギリスの支配下にあったというマルタ共和国。朝食には、ヴォリュームたっぷりの「イングリッシュ・ブレックファースト」という選択もあります。ホットミールのコーナーには、調理されたベーコン、ソーセージ、卵、トマト、マッシュルームがあり、お好きな組み合わせで、英国風の朝食をいただけます。
また、カウンターでクレープを焼くシェフにお願いすれば、その場でオムレツをつくってくれます。具沢山で栄養満点、これ1枚でお腹がいっぱいになってしまうくらいの特大サイズのオムレツは、1日の活力になりそうです。
優雅に、そして贅沢に過ごす休日にふさわしい「ザ・パレス」。青い海がどこまでもつづく「スリーマ」に滞在する機会があれば、ぜひとも泊まってみたいホテルです。
※関連MEMOには「マルタ共和国」で訪れることのできる施設を紹介した記事を掲載しています。よろしければそちらもご覧ください。
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(2023/11/29更新)
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