写真:津田 泰輔
地図を見る京都縦貫道の丹波インターチェンジを降りてすぐの所にある琴滝公園。静かな林の奥に落差40mの琴滝がかかっている自然公園である。上流で水量調整のため池があり、大雨の後にしか水量が増えて豪快な滝にはならないので、アクセスが良い割に訪れる人もまばらなのだが、12月に開催される「冬ほたる」というイルミネーションの時期だけは、大きな臨時駐車場もできるほどの大盛況となる。
アクセスは丹波インターチェンジから近すぎて見落としがちなのだが、インタチェンジ出口を右折してすぐの信号をさらに右折して細い道に入る。ちょうど先ほど通ってきた高速道路の下を戻るようなイメージだ。
「冬ほたる」の時期は交通整備もしているが、駐車場に入りきれない車で渋滞していると思われる。細い道でUターンもできないので、トイレなどは済ましておくことをおススメする。
写真:津田 泰輔
地図を見る琴滝公園の周りは山に囲まれた自然の中。街の光は一切届かないような山奥に、こんなイルミネーションがあるとは驚きである。
駐車場からイルミネーションの光だけを頼りに、琴滝のある遊歩道を進む。他の景色がほとんど見えないため、光のイルミネーションに囲まれていると、宇宙空間に浮かんでいるかのようだ。
写真:津田 泰輔
地図を見る当然のことながら、ここは滝へと向かう道なので、横には川も流れている。
イルミネーションに目を奪われて、ほとんどの人は気づいていないが、確かにライトの下には水が流れている。
その様はまさに小川に群がる蛍の様相。
そしてその蛍の大群が連なり、
真冬の天の川のように暗闇に浮かび上がっている。
写真:津田 泰輔
地図を見るしばらく遊歩道を歩いていると、イルミネーションに彩られた琴滝が現れる。
本来は巨大な黒壁から水が落ちているのだが、この日は光の筋が琴の絃のように垂れ下がっている。
滝には水が流れているものの光の奥でよく見えない。ただ滝の音と滝壺に移る光が揺らぐため、水の流れを感じさせてくれる。
水に映った光がゆらゆらと蛇行する様子は、なかなか幻想的で神秘的に思える。
写真:津田 泰輔
地図を見る見上げれば光に照らされた木々と白く浮き上がるような滝の水しぶき。その上にチューブ型のLEDライトが光の滝となって流れ落ちていく。
琴滝の名前をそのままに琴をイメージした自然と融合したオブジェ。
「冬ほたるの」イルミネーションは全体で65万個ものLEDライトが使われているらしい。
これは京都府下でも最大級とのこと。
紹介してきた写真は2012年のもので、今年のイルミネーションはどんなものになるのでしょう。
ここでしか見れない、幻想的な滝と光のコラボレーションを、
ぜひ皆さんも体験してみてください。
今年の実施予定期間
2013年12月13日(金)〜12月24日(火)17:00〜22:00
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(2024/9/9更新)
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