写真:橘 凛
地図を見る「カステロ・ディ・パボノ・ホテル(Castello Di Pavone)」は、トリノ近郊のパヴォーネ・カナヴェーゼ(Pavone Canavese)という小さな町の高台にあるホテルです。その建造は9世紀という非常に長い歴史を持つ城塞で、中世時代には貴族の居住地でした。19世紀末には大規模な修復がされたといわれています。
夜間は城全体がライトアップされ、闇夜に浮かびあがる印象的な姿は、最も美しいイタリア風のお城と名高いです。
写真:橘 凛
地図を見る四方を城壁で守られた「カステロ・ディ・パボノ・ホテル」は、一歩中に入ると立派な石造りの塔やレセプションがある宿泊棟、石像が並ぶ優雅なトロピカルガーデンなどがあり、まるで秘密の庭園に紛れ込んだかのようです。
イタリアではこのように、宿泊施設として現代に甦らせ運営している古城や修道院などが少なくありません。歴史の重みを肌でじかに学ぶことができる、素晴らしい活用方法ですね。
写真:橘 凛
地図を見る城壁の中に入ったら、中心にある宿泊棟のレセプションでチェックインしましょう。鉄の甲冑が出迎える玄関口は雰囲気満点です!
写真:橘 凛
地図を見る客室は重厚感にあふれており、中世貴族が暮らしていたということが頷ける空間です。室内は比較的広く、ダブルまたはツインルームで25平米〜、スイートルームであれば38平米超の広さがあります。こういった様式のホテルによくある通り、一室一室が異なる造りや内装なので、滞在する度に楽しみがあります。
写真:橘 凛
地図を見るバスルームはタイル張りで、ステンドグラス調の美しい窓が付いていて、清潔感があります。オリジナルのアメニティグッズ、バスローブやスリッパなども置かれていて、4つ星ホテルとして高い人気があるのも頷けます。
写真:橘 凛
地図を見るお城の中を散策するだけでもとても楽しいものです。客室にも廊下にも、様々な絵画や美術品が所狭しと飾られていて、一点一点が語りかけてくるような不思議な感覚を味わえます。
写真:橘 凛
地図を見る朝陽に照らされた「カステロ・ディ・パボノ・ホテル」は、また異なった印象を受けることでしょう。朝食スペースでもあるレストランは違う棟にあるので歩いて移動します。朝のピエモンテの清々しい空気もご馳走です。
写真:橘 凛
地図を見る朝食はビュッフェ形式。生ハムや新鮮なフルーツなどが並びます。
写真:橘 凛
地図を見る「カステロ・ディ・パボノ・ホテル」では、宿泊だけでなく、食事だけももちろん可能です。レストランでは季節のイベントに合わせたお食事プランが豊富に取り揃えてあります。
お城のガイドツアーを含めた各種パッケージもありますので、興味ある方はぜひホテルに直接問い合わせしてみると良いでしょう。
写真:橘 凛
地図を見るお天気がよければ、庭園の散歩をお勧めします。センス良く配置されたトロピカル系の植物と石像が調和しています。カステロ・ディ・パボノとは、「孔雀の城」という意味ですが、名称にぴったりの優雅で美しい古城なのです。
写真:橘 凛
地図を見るまた、明るい時間帯であればよりよくわかるのが、城壁から眼下に広がるパヴォーネ・カナヴェーゼの街並みです。イタリアはどんな小さな村や町でも、街並みに統一感があり、美しいのが特長です。
写真:橘 凛
地図を見る「カステロ・ディ・パボノ・ホテル」は高台にあり、周辺では唯一の高い建造物でもあるため、どこからでも目立ちます。城壁に据えられたホテルとレストランの旗が目印になるでしょう。イタリアには沢山のお城が残されているのですが、お城によっては、観光史跡としてだけ公開していたり、もしくは閉鎖しているところもあったりします。
「カステロ・ディ・パボノ・ホテル」へのアクセスは、トリノ中心部から車で約45分。高速道路A5の出口から約2キロです。郊外のため、車でのアクセスになりますが、敷地内には無料駐車場があります。イタリア・ピエモンテ州にお越しの際は、ぜひ、中世にタイムトリップしたかのようなロマンチックな滞在をお楽しみくださいね。
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2018年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/28更新)
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