写真:泉 よしか
地図を見る秋の京都は紅葉を求めてくるお客さんでいっぱい!昼間は陽の光の下で鮮やかな紅葉を愛でて、さあ、夜はどうしましょう!そこでオススメするのが紅葉の時期にあわせて夜間特別拝観を実施している寺社。ライトアップされてほんのりと闇に浮かび上がる幻想的な紅葉が楽しめます。
最初にご紹介するのは「浄土宗西山禅林寺派総本山永観堂禅林寺」。ここは"モミジの永観堂"と呼ばれるほどに紅葉で知られていて、枝の紅葉だけでなく敷き紅葉も見逃せません。
写真:泉 よしか
地図を見る永観堂の紅葉ライトアップの特徴は、とにかく華やかであること。もうどちらを向いても絢爛豪華。総門から入ると、まず門の周囲の紅葉に目を奪われます。
境内で特に見事なのは放生池と池に架かる極楽橋の紅葉。風の無い夜ならば、鏡のように反転した景色を映しだします。
写真:泉 よしか
地図を見る<永観堂の紅葉基本情報>
住所:京都府京都市左京区永観堂町48
電話番号:075-761-0007
アクセス:JR京都駅から市バス5系統で「南禅寺永観堂道」下車 徒歩3分
紅葉の見ごろ時期:例年11月中旬〜11月下旬
ライトアップ:2019年11月6日(水)〜12月4日(水) 受付時間17:30〜20:30
写真:泉 よしか
地図を見る次にご案内するのは境内全域が国の史跡に指定されている天台宗「青蓮院門跡」。先ほどの「永観堂」からは市バス5系統から乗り換え無しでアクセスできます。
「青蓮院門跡」のライトアップと言えばなんといっても印象的なブルー。宸殿の前庭一面に、青い灯りが明滅する様子はまさに幻想的!じっと見つめていると、だんだんと心が落ち着いてくることがわかるでしょう。
写真:泉 よしか
地図を見る「青蓮院門跡」のご本尊は熾盛光如来。ご本尊が光と関係の深いが故に春と秋に行われるライトアップ。期間中は池泉廻遊式庭園をはじめ、境内全てが灯されます。
紅葉だけでなくライトアップされた竹林も漂う荘厳な雰囲気が印象的。竹林を眺めながら小径を登っていくと日吉社に出ます。ここから見下ろす景色も見どころ。
写真:泉 よしか
地図を見る<青蓮院門跡の紅葉基本情報>
住所:京都市東山区粟田口三条坊町69-1
電話番号:075-561-2345
アクセス:地下鉄東西線「東山駅」下車 徒歩約5分、または市バス5系統で「神宮道」下車 徒歩約3分
紅葉の見ごろ時期:例年11月中旬〜12月上旬
ライトアップ:2019年10月25日(金)〜12月1日(日) 18:00〜21:30(受付は21:00まで)
写真:泉 よしか
地図を見る最後にご案内するのは浄土宗総本山「知恩院」。場所は「青蓮院門跡」のすぐお隣です。
「#ナムい #知恩院」という公式アカウントのタグが、やたら攻めてるとSNSでも話題になったこちらは、期間中は「坊主・オン・ステージ」「変わりダネ法話」なども開催。イベントのユニークさでは群を抜いています。
ライトアップでは見上げるほどに巨大な三門も夜は昼間とは違った迫力。2019年は京都市指定名勝「方丈庭園」も9年ぶりに夜間特別公開されるので、こちらも見逃せません。
写真:泉 よしか
地図を見る知恩院でも特に紅葉が美しいのは宝佛殿の先の池と池に掛かった橋のたもと。ライトアップの光が紅葉を浮かび上がるように照らしています。
写真:泉 よしか
地図を見るライトアップの時間帯は参拝できるエリアが限られていますが、もし時間があれば知恩院の庭園「友禅苑」も見学してみてください。ぽつりぽつりと灯りのともる夜の庭園は、不思議な静けさに包まれているでしょう。
<知恩院の紅葉基本情報>
住所:京都市東山区林下町400
電話番号:075-531-2111
アクセス:JR京都駅から市バス206系統で「知恩院前」下車 徒歩5分
紅葉の見ごろ時期:例年11月中旬〜11月下旬
ライトアップ:2018年11月1日(金)〜12月1日(日) 17:30〜21:30(受付は21:00まで)
夜の紅葉は、昼間とはまた違った魅力にあふれています。それぞれ印象の異なる「永観堂」「青蓮院門跡」「知恩院」の3寺社をご紹介しましたが、夜間参拝の折は、昼間以上にマナーに留意して巡るようにしましょう。
また、「永観堂」から「青蓮院門跡」に移動する際、夜はバスの本数が少ないので事前に時刻表を確認しておきましょう。30分程度で歩いて移動することも可能ですが、夜は徒歩はお勧めしません。
2019年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索