モルディブの地元民が暮らす島「マーレ・グライドゥ・ラスドゥ」に上陸!

モルディブの地元民が暮らす島「マーレ・グライドゥ・ラスドゥ」に上陸!

更新日:2017/05/04 16:42

モン ガラのプロフィール写真 モン ガラ ライター
モルディブ旅行といえば水上コテージなどリゾートが主流です。しかし、リゾート以外にも地元民が暮らすローカル島が点在しています。実はローカル島はお土産を安く購入できる隠れた穴場。そしてリゾートに滞在しただけでは知ることができないイスラム教の戒律に基づいたモルディブ本来の暮らしを見る事が出来ます。是非ローカル島に上陸して一味違ったモルディブ旅行を体験してみませんか?

空港の隣の島。モルディブの首都「マーレ」

空港の隣の島。モルディブの首都「マーレ」

写真:モン ガラ

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モルディブのイブラヒム・ナシル国際空港は北マーレ環礁のフルレ島にあり、島が丸ごと空港になっています。そこから見える約2キロ先の小さな島が、モルディブの首都「マーレ」です。政治・経済の中心地で、レゴブロックを並べたようなカラフルな建物が島に密集しています。世界一の人口密度を誇る「マーレ」がモルディブで一番行きやすいローカル島です。

行き方は簡単。空港とマーレを結ぶ船(ドーニ)が15分おきに運行しています。チケットは片道わずか1ドル。ドーニは地元の人々で混み合っています。島の見所を案内してもらえる旅行会社主催のツアー等もありますが、治安が良いので個人で島に渡っても十分に楽しめます。

空港の隣の島。モルディブの首都「マーレ」

写真:モン ガラ

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モルディブはイスラム文化です。女性の方はローカル島に上陸する際は肌の露出に気を付けましょう。実はモルディブと日本は友好関係を築いています。首都「マーレ」は標高が低い為、島を高波から守る為に日本の援助で防波堤が造られました。一部お土産屋では日本語も通じます。

島に上陸したら海沿いの歩道を歩いてみると良いでしょう。活気のある市場の方に辿り着きます。主な観光スポットは島の北側に集中している為、2時間もあれば歩いて見所を巡れます。

空港の隣の島。モルディブの首都「マーレ」

写真:モン ガラ

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街には共和国広場、フィッシュマーケット、ベジタブルマーケットなどがあり、特にマーケット付近は多くの人々で賑わっています。写真の外観が可愛い建物は、モルディブにイスラム教を伝えた聖人バルベリが眠る「ゼヤラス墓地」です。中には入れませんがフォトスポットとして観光客に人気です。

ビーチではイスラム教の戒律に基づき着衣のまま海水浴をする女性達や、釣りやサーフィンをしている様子を目にします。海に囲まれた島の人々の暮らしは想像以上に充実していそうです。

「グライドゥ島」はお土産を買うのにお勧め!

「グライドゥ島」はお土産を買うのにお勧め!

写真:モン ガラ

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南マーレ環礁にあるローカル島「グライドゥ」は空港から近くて便利な立地にある居住島です。環礁内で最も工業化され、医療施設が増加して近年急速に発展しました。

グライドゥ島は南マーレ環礁にある他の島々との取引地点と言われています。港には沢山の船が集まり、船のメンテナンスや造船作業などに勤しむ男性の姿が見られます。

「グライドゥ島」はお土産を買うのにお勧め!

写真:モン ガラ

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いくつかの路地から成る島はすぐに一周できます。大きい路地にはお土産店が立ち並び、木彫りの置物や南国らしい洋服など種類が豊富です。空港やリゾート内のショップでは見かけない品物が売っていたりもします。

お土産の値段は空港やマーレと変わりませんが、値引き交渉が可能。食品関係のお土産はこの島のミニマートで購入すれば、空港で売っているのと同じ商品が約10分の1の値段で買えてお得です。

「グライドゥ島」はお土産を買うのにお勧め!

写真:モン ガラ

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街はカラフルな建物が並んでいますので探検してみましょう。食事が美味しいと評判のゲストハウスがあり、外国人観光客もよく見かけます。島には子供達が多く人口も年々増加しているので、これからますます発展していく注目の島です。

残された自然豊かな「ラスドゥ島」

残された自然豊かな「ラスドゥ島」

写真:モン ガラ

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ラスドゥ島は空港から約53キロ先のラスドゥ環礁内にあります。ラスドゥ環礁は、アリ環礁から数キロ離れた直径約10キロメートル程の小さな自然環礁です。約16のゲストハウスやコンビニ、ダイビングショップなどがあります。

首都マーレから火曜と木曜に公共フェリーボートが運行しており、所要時間は約3時間20分。スピードボートも運行しています。観光客は少なく、手付かずの自然が残された緑が多い島です。

残された自然豊かな「ラスドゥ島」

写真:モン ガラ

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島全体は沖縄のようなのんびりとした時間が流れています。イスラム文化特有の真っ黒の洋服に身を包んだ地元の女性たちが、街角で買い物したり談笑したりと、モルディブ人本来の暮らし振りが垣間見れます。

島全体はこじんまりとしているので、路地を散策してみましょう。島の物価は空港やリゾート、マーレに比べて低いです。治安が良いので自由に歩き周れて写真も撮れますが、モスクだけは写真撮影禁止なので気を付けましょう。

残された自然豊かな「ラスドゥ島」

写真:モン ガラ

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この島は手つかずの自然が残されています。バナナやヤシの木がたくさん生えていたり、周辺の海や島から見る夕陽がとても綺麗です。運が良ければオウムにバッタリ会えるかも。

おすすめモルディブ土産

おすすめモルディブ土産

写真:モン ガラ

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モルディブは実はお土産選びに困る国です。モルディブは観光と漁業が盛んでこれと言った特産品は魚介類の加工品くらいしかないからです。迷った時はカレーパウダーを選んでみましょう。

モルディブにはたくさんのスパイスがあり、中でもカレーパウダーは定番のチキン味やモルディブらしいフィッシュ味、チリ味など数種類から選べます。単品で買う事もできますのでバラマキ土産にピッタリですね。空港でも売っていますがローカル島ならかなりお得に手に入ります。

おすすめモルディブ土産

写真:モン ガラ

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こちらの餃子の皮のような食べ物もお勧めです。油で揚げると薄塩味のポテトチップスのような触感でおつまみにピッタリです。ローカル島で1ドルで購入できますので是非お試しください。

モルディブのローカル島はお土産を買える穴場スポット!

モルディブといえばリゾート施設がメインの為、旅の最中に本来のモルディブの姿を見る機会は実は少ないです。また、お土産を買う場所も空港やリゾート内のショップしかなく価格が高い上に何を選んで良いか悩むこともしばしば…。そんな時は地元民が暮らすローカル島に上陸してみてください。リゾートに滞在しながらツアーで島に立ち寄ったり、マーレであれば旅の前後の空き時間にすぐ上陸可能です。ローカル島に上陸する事で、リゾートとは異なる雰囲気のモルディブを味わえたり、意外な掘り出し物が見つかったりと楽しめます。是非上陸して新たなモルディブを発見してみましょう。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/04/08−2017/04/15 訪問

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