学問の神様を祀る「湯島天神」で一足早い夏祭を体験しよう!

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学問の神様を祀る「湯島天神」で一足早い夏祭を体験しよう!

学問の神様を祀る「湯島天神」で一足早い夏祭を体験しよう!

更新日:2017/04/27 17:41

木村 優光のプロフィール写真 木村 優光 和風景写真家、夜景愛好家

「湯島天神」は東京都文京区に位置し、学問の神様である菅原道真を祀った神社です。毎年5月下旬には「湯島天神例大祭」が行われますが、25日の「湯島天神例大祭祭典」が祭事のメイン!そしてその付近の土日を狙って「氏子町内祭」が行われます。各町内から神輿が出され、夕刻時に宮入するシーンは迫力満点!境内には出店もたくさん出ます。一足早い夏気分を味わうため「湯島天神例大祭」を訪問して、良い想い出を残そう!

所狭しと出店が軒を連ね祭りムード一色の境内!

所狭しと出店が軒を連ね祭りムード一色の境内!

写真:木村 優光

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「湯島天神」はお世辞にもそれほど広い境内とは言えませんが、南側のメイン参道口からは雰囲気の良い境内であることが一目瞭然!特に「湯島天神例大祭」の日になると、境内や参道にはみ出す形で、所狭しと出店が設置されます。敷地面積の広い神社では味わうことができない、雰囲気の良さが滲み出ています。

所狭しと出店が軒を連ね祭りムード一色の境内!

写真:木村 優光

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鳥居をくぐって境内に入っても、メイン参道の両脇は参道幅が狭くなるほど、たくさんの出店が設置されます。そして参道の最後にて拝殿が構える様子は、祭気分を一層強くさせてくれます。「湯島天神」を訪問したからには、まずは拝殿にてお参りをしてみましょう。

この拝殿ですが、現在のものは老朽化によって平成7年に建て替えられましたが、それ以前は幾度かによって改築が行われました。神々しい拝殿の佇まいは平成の時代においても学生たちの頼みの綱であることから、受験シーズンはたくさんの学生が訪問します。

「湯島天神」への境内へはメイン参道側のほかに、様々なアクセス方法があります。特に神社らしさを一番濃く味わうことができる「男坂」!こちらは結構な急階段ですが、祭当日はさらなる江戸風情漂わす雰囲気となります。

したがって、写真を撮る方は、階段下から境内方面への構図を決めてみると、雰囲気のある1枚を撮ることができます。男坂を上る浴衣姿の男女が写っていたら、なお一層、祭の雰囲気を出すことができる作品となるでしょうね。

所狭しと出店が軒を連ね祭りムード一色の境内!

写真:木村 優光

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町内を渡御する神輿の多さにビックリ!

境内が狭い「湯島天神」だからといって、祭の規模を侮ってはいけません。湯島周辺の町内が持つ神輿の数はかなり多く、渡御の範囲もかなり広範囲!「湯島天神」の東側に位置するJR山手線御徒町駅西側の商店街までも練り歩きます。写真のように商店街の雰囲気とその中を担がれる神輿のコラボレーションは東京ならでは!

町内を渡御する神輿の多さにビックリ!

写真:木村 優光

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「湯島天神」の神輿の中でも人気があるものと言えば、担ぎ手が女性だけの「ギャル神輿」!女性らしいしなやかな張り声に、滑らかに揺れる神輿の絵は、誰もが見とれてしまうもの!神輿の船頭ももちろん女性で、江戸っ子の元気の良さには感心するばかり!

町内を渡御する神輿の多さにビックリ!

写真:木村 優光

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町内を渡御する神輿の多さにビックリ!

写真:木村 優光

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やがて日没も近い時刻になると、町内を渡御していた神輿が次々と「湯島天神」の境内へと流れ込みます。そしてなんと神輿にはライトアップ機能まで付いているのは「湯島天神」界隈の神輿の特徴!狭い境内だからこそ、その迫力には圧倒されっぱなしで、見る側も興奮の嵐が止みません。

その後は神主さんによりお祓いを受け、さらに夜の帳が降りかけた湯島周辺の街を渡御!夜になって祭の勢いは緩むどころか、さらにヒートアップし、見る者を気休めさせません!しかし素晴らしい祭であるため、気休めしていたら勿体ないという思いが強くなり、単に見物だけですが祭での一体感を味わうことができます。

祭事イベントも盛りだくさん!

祭事イベントも盛りだくさん!

写真:木村 優光

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「湯島天神例大祭」では馬にまたがった神官と猿田彦を先頭に、神旗、笛、太鼓、賽物、神馬、太刀、盾、弓矢、氏子役員、獅子頭、鳳輦、本社神輿が街中を渡御する行事も行われます。メインの道路を練り歩くため、神輿の渡御と同時に、警察官が通行する車などの交通整理を行いながらイベントが進められます。

この渡御は非常に長く、ゆっくりと進むため、じっくりと見たり写真を撮ることができます。しかし今の時代にしてここまで大掛かりなイベントはそうありません。隔年の偶数年に行われるイベントですので、要チェックです。

祭事イベントも盛りだくさん!

写真:木村 優光

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「湯島天神」境内では、女性だけによる「湯島白梅太鼓」の演奏が行われ、こちらも欠かすことができない祭事です。ちょうど本殿の西側、社務室の横には舞台が設けられている関係で、こちらにて迫力のある和太鼓の演奏を見ることができます。

この和太鼓の演奏、見だしは興味本位ほどのつもりのはずが、あまりの美しさに見とれてしまって、あっという間に時間が過ぎてしまうことも!美しいだけでなく、女性ならではのしなやかな演奏方法や掛け声が格好良く、中にはその姿に憧れてしまう女性もいらっしゃいます。

祭期間中は路地も見逃せない!

「湯島天神例大祭」期間中は境内や神輿の渡御コースだけが祭りの熱気であふれる訳ではありません。祭に参加していると、時折熱気で静かな空間へ逃げ込みたくなりますが、そんな時は1本脇の路地へ入ってみましょう。

祭の喧騒やお囃子がやや遠くに聞こえる空間こそ、祭の陰の雰囲気を味わうのには格好の場所!中には神輿が置かれている路地もあります。間近で見る神輿に日本文化をしっかりと感じ取ることができます。もちろん写真も忘れずに!

祭期間中は路地も見逃せない!

写真:木村 優光

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「湯島天神例大祭」では祭の管轄エリアにあたる家屋の玄関先に、その祭の範囲内であることを示すために、提灯が飾られることがあります。提灯が飾られた下町風の家屋は日本の証!日本人に生まれてよかったと思う瞬間です。

祭期間中は路地も見逃せない!

写真:木村 優光

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江戸の夏を素早く感じさせてくれる「湯島天神例大祭」

「湯島天神例大祭」は東京都心の中で1年のうち比較的早い時期に開催される祭のため、東京に夏を呼び起こすような祭です。5月と言えどもまだ涼しい日がありますが、それでも祭の熱気は真夏同然!浴衣などに着替えて祭に参加すれば、ひと夏の想い出なども作れるかもしれません。

なお、同じ日に上野公園内にある「五條天神社」でも例大祭が開かれます。「湯島天神」と「五條天神社」との距離はなんと約1km!同じ天満様を祀る神社ですので、同じ日程になったそうです。したがって合わせての訪問もオススメします。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2009/05/23−2014/05/24 訪問

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