日本の棚田百選・和歌山県「あらぎ島」の景観がスゴイ!

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日本の棚田百選・和歌山県「あらぎ島」の景観がスゴイ!

日本の棚田百選・和歌山県「あらぎ島」の景観がスゴイ!

更新日:2017/04/28 16:09

モノホシ ダンのプロフィール写真 モノホシ ダン 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者

和歌山県有田川町の清水地区にある「あらぎ島」は有田川町のシンボルです。漢字で「蘭島」とも表記します。その独特の景観は、和歌山県で唯一の「日本の棚田百選」に選ばれ、2013年には周囲の景観を含めた「蘭島および三田・清水の農山村景観」として国の重要文化的景観にも選定されました。日中の景色だけでなく夜景も楽しめる「あらぎ島」を訪れてみませんか?

国道480号線沿いの道の駅「あらぎの里」へ行ってみよう

国道480号線沿いの道の駅「あらぎの里」へ行ってみよう

写真:モノホシ ダン

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国道480号線沿いにある道の駅「あらぎの里」です。国道480号線は大阪府泉大津市から和歌山県有田市に至る一般国道で、かつては離合困難な区間もありましたが、バイパスなどの拡幅工事が進み、現在では快適に走行できるようになりました。

ここから「あらぎ島」展望所までは約700mほどですので、道の駅に車を停めて、散歩がてらに歩いて行ってみましょう。

国道480号線沿いの道の駅「あらぎの里」へ行ってみよう

写真:モノホシ ダン

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道の駅から約10分ほどゆるい坂道を上がると、有田川の対岸に設けられた展望所があります。ここは、高野街道と龍神街道の分岐点でもあります。

高野街道は四国、有田方面からこの地を経て、高野山へ行く高野街道のひとつで、弘法大師が高野山に向かったルートであると見なされています。

いっぽう龍神街道は、紀州徳川の初代藩主「徳川頼宣」が和歌山城から龍神温泉へ湯治に通ったルートです。またこの地の住民たちに塩サバなどの食料品を運んだ重要な生活道路でもあることから「鯖街道」とも呼ばれていました。

展望所から「あらぎ島」の眺めを堪能しよう

展望所から「あらぎ島」の眺めを堪能しよう

写真:モノホシ ダン

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あらぎ島といっても島ではありません。高野山に源を発する有田川が蛇行してできた河岸段丘上に作られた棚田です。その景観は独特のもので舌状とも扇状とも言われています。

展望所から「あらぎ島」の眺めを堪能しよう

写真:モノホシ ダン

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この棚田は江戸時代初期に、地元の大庄屋だった笠松左太夫(かさまつさたゆう)が、村民救済のために私財を投じて開発した新田のひとつです。大小54枚の水田があり全体の面積は約2.4haです。現在は6軒の農家より耕作されています。

展望所から「あらぎ島」の眺めを堪能しよう

写真:モノホシ ダン

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稲が育った、秋のあらぎ島では、パッチワーク風の景観を楽しめます。冬には雪が積もって真っ白になることもあります。

あらぎ島をズームレンズで撮ってみよう

あらぎ島をズームレンズで撮ってみよう

写真:モノホシ ダン

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あらぎ島をズームレンズで撮ってみましょう。水田の段差の傾斜は、それほど高くないことがわかります。

あらぎ島をズームレンズで撮ってみよう

写真:モノホシ ダン

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さらによく見てみると、畦道は農機具が入るだけの十分な広さを持っていることがわかります。

あらぎ島をズームレンズで撮ってみよう

写真:モノホシ ダン

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あらぎ島への水路は、「上湯(うわゆ)水路」と呼ばれ有田川の支流からあらぎ島まで全長約3kmに及ぶものです。

「キャンドルナイト・イルミネーションinあらぎ島」も見逃せない

「キャンドルナイト・イルミネーションinあらぎ島」も見逃せない

写真:モノホシ ダン

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あらぎ島では、毎年9月6日に「キャンドルナイト・イルミネーションinあらぎ島」が開催されます。これは、有田川町清水地区が、秋篠宮紀子さまの曽祖父の出身地だからで、2007年に秋篠宮夫妻の第三子・悠仁さまの誕生日を祝ったのが始まり。約1700本の竹燈籠にロウソクが灯されます。

主催は地元有志団体の「紀清の集い」です。小雨決行ですが、雨がきついと中止になります。

「キャンドルナイト・イルミネーションinあらぎ島」も見逃せない

写真:モノホシ ダン

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竹燈籠のロウソクの実物大の展示は、道の駅「あらぎの里」でも見ることができます。

「キャンドルナイト・イルミネーションinあらぎ島」の開催日時は曜日に関係なく毎年、9月6日の18時30分から21時まで。実際は、主催者や来賓者の挨拶があるので、19時ごろからの点火となります。

イベント当日の「あらぎ島展望所」は、観光客やカメラマンで大混雑するので、遅くとも17時30分までには展望所を訪れて見学場所を確保しましょう。

点火式は、有田川の対岸の展望所から棚田にむかって約150mのワイヤーを延ばし、滑車て火を送り届けて点火するという演出です。なお、展望所付近はたいへん蚊が多いので、蚊よけスプレーなどは必需品です。

「キャンドルナイト・イルミネーションinあらぎ島」も見逃せない

写真:モノホシ ダン

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竹燈籠のロウソクは展望所にもいくつか灯されます。イルミネーションをバックに幻想的な写真を撮ってみましょう。

近年は「あらぎ島イルミテラス」も開催

いかがでしたか。あらぎ島では、冬のイベントとして「あらぎ島イルミテラス」も開催。期間は、12月上旬から翌年の2月上旬まで。あらぎ島に設置されたLEDソーラーライト約3000個が日没後に点灯され、冬のあらぎ島を幻想的に浮かび上がらせます。最終日には花火も打ち上げられます。

あらぎ島の近くには、ススキや星空観察で有名な「生石高原」があります。また、関西有数のブドウ狩り農園「有田巨峰村」では収穫体験もできます。

少し離れていますが同じ、有田川町内の標高約560m「鷲ケ峰コスモスパーク」はツツジとコスモスの名所で、360度の大パノラマが楽しめます。

近くを訪れた際には、ぜひ一緒に周ってみてはいかがでしょうか?

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2012/05/16−2013/09/06 訪問

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