絶景かな〜!奈良盆地を一望出来る景勝地・若草山に登ろう!

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絶景かな〜!奈良盆地を一望出来る景勝地・若草山に登ろう!

絶景かな〜!奈良盆地を一望出来る景勝地・若草山に登ろう!

更新日:2017/05/02 15:11

乾口 達司のプロフィール写真 乾口 達司 著述業/日本近代文学会・昭和文学会・日本文学協会会員

奈良の地を旅すると、奈良公園の東に樹木の生えていない山があることにお気づきになられるでしょう。この山こそ奈良の代名詞というべき「若草山」です。樹木にさえぎられていないため、山頂からの眺めは絶景そのもの!奈良観光の折にはぜひとも登っていただきたい若草山。今回はその絶景と隠れた魅力の数々をご紹介をしましょう。

レッツゴー!標高342メートルの若草山登山道

レッツゴー!標高342メートルの若草山登山道

写真:乾口 達司

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奈良公園の東に位置する若草山(わかくさやま)は、標高342メートルの低山。面積は33ヘクタールで、3つの笠を積み重ねたような形状をしていることから、「三笠山」とも呼ばれています。山全体が「ノシバ」と呼ばれる日本固有の芝でおおわれているのも、特徴の一つ。その独特の景観は観光地・奈良を代表するものであり、毎年1月、山全体を燃やす恒例行事「山焼き」の舞台として、その名を知る方も多いでしょう。

そんな若草山に登れること、ご存じでしたか?入山ゲートは合計3ヶ所。山麓にはそのうちの2ヶ所(北ゲート・南ゲート)があります。若草山登山にチャレンジする際は、こちらで入山料を支払い、登っていくこととなります。写真は北ゲートの上方付近。ご覧のように階段が設置されています。山頂を目指す際は、この階段に沿って登っていきましょう。

開山期間:毎年3月第3土曜日〜12月第2日曜日

レッツゴー!標高342メートルの若草山登山道

写真:乾口 達司

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写真は南ゲートからのルート上にある石段。北ゲートから登りはじめた場合、下山時はこちらの南ゲートルートを使うと、また別の景色を眺められます。もちろん、南ゲートから登り、北ゲートへと降りるのも一計ですよ。

レッツゴー!標高342メートルの若草山登山道

写真:乾口 達司

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若草山には登ってみたい!しかし、足腰が弱く、山登りはちょっと・・・といった方にお勧めしたいのが、車の利用。実は、若草山をまわり込むようにして山麓からは奈良奥山ドライブウェイが伸びており、三重目(山頂)の裏手には駐車場も設置されているのです。駐車場から三重目までは、だらだら坂を100メートルあまり進むだけ。山登りに自信のない方はそちらに車を停めて三重目を目指しましょう。

ちなみに、三重目から下山する場合は、三重目と二重目のあいだに設置されている入山ゲートで入山料を支払うことになります。

絶景を楽しもう!奈良盆地を一望出来る素晴らしい眺め

絶景を楽しもう!奈良盆地を一望出来る素晴らしい眺め

写真:乾口 達司

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若草山に登った方の誰もが感動するのは、上からの眺めの素晴らしさ!写真は二重目からの景色ですが、樹木が生い茂っていないため、山頂ではないにもかかわらず、ご覧の絶景を楽しめます。ベンチも設置されているので、お弁当を広げながら、その雄大な景色を眺めるのも良いでしょう。

絶景を楽しもう!奈良盆地を一望出来る素晴らしい眺め

写真:乾口 達司

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絶景は三重目まで続きます。写真は三重目から二重目付近を俯瞰したものですが、尾根筋からも下界の素晴らしい景色を眺められます。

絶景を楽しもう!奈良盆地を一望出来る素晴らしい眺め

写真:乾口 達司

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標高342メートルの三重目(山頂)も広々としています。もちろん、一重目や二重目に比べて高度が増しているので、その眺めもさらに素晴らしいものとなっています。旅の記念に、こちらで記念写真を撮りましょう。

奈良を代表する観光スポットを見下ろそう!下界では決して見ることの出来ない眺めの数々

奈良を代表する観光スポットを見下ろそう!下界では決して見ることの出来ない眺めの数々

写真:乾口 達司

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奈良の街を上空から俯瞰する形となるため、奈良を代表する観光スポットを一望出来るのも、若草山登山の魅力。たとえば、写真の建物、どこかで見たことがあると思いませんか?そう、こちらは東大寺大仏殿。下界からだとその巨大な大屋根を見上げる形でしか見ることが出来ませんが、若草山からだと、このように見下ろす形で眺めることが出来るのです。

普段、見慣れた観光スポットを別の角度から眺められるというのは、嬉しい限り。新たな発見と感動を味わえますよ。

奈良を代表する観光スポットを見下ろそう!下界では決して見ることの出来ない眺めの数々

写真:乾口 達司

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遠くに見えているのは、東大寺と並び、奈良を代表する観光スポットとして知られる興福寺。国宝の五重塔や南円堂がはっきりうかがえますよね。その右手に見える工事中の覆屋は、現在、再建が進められている中金堂です。

奈良を代表する観光スポットを見下ろそう!下界では決して見ることの出来ない眺めの数々

写真:乾口 達司

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はるか遠くに見える山並みは、右手から二上山・葛城山・金剛山。空気が澄み切っていれば、大和三山、さらには吉野の山々まで見渡せます。

ご存じでした?三重目付近で見られる古墳やシカ

ご存じでした?三重目付近で見られる古墳やシカ

写真:乾口 達司

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このようにさまざまな絶景が楽しめる若草山ですが、そんな若草山に古代の遺跡が存在すること、ご存じですか?

三重目築かれているのは「鶯塚古墳」(うぐいすづかこふん)。全長103メートルの前方後円墳で、5世紀のはじめに築かれたと考えられています。清少納言の『枕草子』では「みささぎはうぐひすのみささぎ」と称えられており、それを記念した江戸時代の石碑も後円部の頂上に建てられています(写真上方の石碑)。

墳丘の周辺には墳丘を覆っていた葺石や埴輪の破片も散乱していますが、被葬者がいったい誰かは不明のまま。しかし、大和盆地を見渡すことの出来るこの地に埋葬されているということから考えて、相当の権力を持った人物であったことは容易に推察出来ますよね。

ご存じでした?三重目付近で見られる古墳やシカ

写真:乾口 達司

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すぐ近くには鹿もやって来ます。鹿といえば、山麓の奈良公園にしかいないと思い込んでいる方も多いでしょうが、若草山も鹿の生息地の一つ。若草山と鹿。奈良観光ならではの絵になる光景だと思いませんか?

若草山ならではの隠れた魅力!ワラビ採り

若草山ならではの隠れた魅力!ワラビ採り

写真:乾口 達司

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4月下旬から5月にかけて、若草山に登っていると、ご覧のように、ビニール袋を手にした方を数多く見掛けるはず。人によっては、登山ルートを大きくはずれ、わざわざ谷あいにまで下りて、何やらせっせと摘み取っているのをご覧いただけるでしょう。

実はこれ、ワラビ採りを目的として入山した人たちなのです。若草山は知る人ぞ知るワラビのメッカであり、毎年、この時期になると、ワラビ採りを目的として入山する方もたくさんいるのです。若草山が山菜採りのメッカでもあったこと、ご存じでしたか?

若草山ならではの隠れた魅力!ワラビ採り

写真:乾口 達司

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絶景をバックに写真を撮るのも、旅の思い出としては欠かせないでしょう。ご覧のように、望遠サイズで人物を撮影すると、背景がぐっと前に迫って来て迫力が増しますよ。もちろん、東大寺大仏殿など、有名な観光スポットを背景に収めるのも一計。思い思いのスタイルで記念撮影を楽しんでみてください。

おわりに

若草山がいかに魅力的な山か、おわかりいただけたでしょうか。山麓から三重目までゆっくり登っても1時間足らずで到着するので、大人から子どもまで、気軽に山登りを楽しむことが出来るのも嬉しい点。奈良観光の折にはぜひ若草山に登り、その雄大で素晴らしい眺めをご堪能ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/04/29 訪問

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