初の夜間公開も!京都「西本願寺花灯明」で圧巻のライトアップを堪能しよう

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初の夜間公開も!京都「西本願寺花灯明」で圧巻のライトアップを堪能しよう

初の夜間公開も!京都「西本願寺花灯明」で圧巻のライトアップを堪能しよう

更新日:2017/05/16 10:20

古都の U助のプロフィール写真 古都の U助 ブロガー

平成29年春、西本願寺では「伝灯奉告法要」後半の期間、圧巻の国宝建築の数々がライトアップされる姿を無料で堪能できる「西本願寺花灯明」が開催されます。日程は平成29年5月9日(火)〜5月16日(火)と、同年5月24日(水)〜5月31日(水)の期間。
これまで夜間拝観をする機会がほとんどなかった西本願寺ですが、飛雲閣、御影堂、そして夜間初公開となる書院の美しすぎるライトアップは必見です!

通常は夕方までの参拝です

通常は夕方までの参拝です

写真:古都の U助

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京都駅からも程近く、世界文化遺産にも登録されている西本願寺。
季節により若干時間の変動があるものの、早朝より開門し夕方まで参拝することができる寺院で、これまでは夜間拝観のチャンスはめったにありませんでした。

その西本願寺では、平成26年に親鸞聖人から数えて25代目に当たる専如宗主が就任され、その伝灯奉告法要が平成28年10月から平成29年5月末まで10期に分けて実施されています。法要期間中は書院や飛雲閣など通常非公開となっている貴重な建築なども無料で見学することができ、今回ご紹介する「西本願寺花灯明」は後半の春の法要にあわせ実施されます。

第8期 平成29年4月25日(火)〜5月2日(火)
第9期 平成29年5月9日(火)〜5月16日(火)
第10期 平成29年5月24日(水)〜5月31日(水)

通常門とは入り口が違うので注意!

通常門とは入り口が違うので注意!

写真:古都の U助

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「西本願寺花灯明」入り口は西本願寺境内の南側からとなります。西本願寺は堀川通りに面して広大な境内を持ち、その南部には興正寺の境内があります。そして西本願寺と興正寺との間、普段ならうっかりすると見落としてしまいそうな北小路門から細い通りを西へ入って行けばライトアップ受付のテントがあります。
北小路門をくぐり2つの名刹の壁にはさまれ進む細い道は、この後ひかえるライトアップへのプロローグのような、独特の味わいが楽しめます。

通常門とは入り口が違うので注意!

写真:古都の U助

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北小路門をくぐり、堀川通りから少し西へ入ると国宝の唐門がありこちらも美しいライトアップが楽しめます。堀川通りが京都では指折りの大通りであるため、こんな小さな路地に国宝が隠れているというのも京都ならでは。

この唐門は豊臣秀吉の建てた伏見城から移築したとされるもので、一日中眺めていても飽きないほど美しい、ということから別名日暮門とも呼ばれます。

通常門とは入り口が違うので注意!

写真:古都の U助

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こちらは同じく国宝・唐門ですが、北側からの姿です。
唐門は南側からの姿なら北小路門通りに面している為常時見ることができるものの、この北側からの姿を見るのはかなりレア。今回の「西本願寺花灯明」のイベントでは入り口から順路を進むと唐門を北から見ることができますので、ぜひお見逃しなく!

唐門北側の彫刻は上部に麒麟や孔雀、下方には唐獅子の親子など、左右側には中国の故事「許由と巣父」についての彫刻が施されています。
※許由と巣父の故事 時の帝が許由に位を譲ろうとしたが、許由は断り申し出を聞いた耳を頴川の川の水で洗った。それを見た巣父はその川の水を牛に飲ませることは出来ないと牛を引き、連れて帰ったという。

夜間初公開!書院

夜間初公開!書院

写真:古都の U助

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「西本願寺花灯明」は唐門の西にあるこちらの大玄関門が入り口となります。期間中はこの大玄関門の前にテントの受付が設けられ、17時半から整理券を配布。19時から順次入場することができ、最終入場は21時となります。入場スタートする19時前後はどうしても混雑しますので少し早めに来るか、ちょっと遅めに来るのもオススメ。

西本願寺の参拝は通常無料です。「西本願寺花灯明」も入場は基本的には無料で、受付に熊本地震復興義援金を納める箱があります。ぜひとも温かいお気持ちを入れていただいたら、と思います。

夜間初公開!書院

写真:古都の U助

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こちらは大玄関門を入り進んでいくと見えてくる書院大玄関です。西本願寺の書院もこれまで公開されたことはほとんどなく、しかも夜間公開としては今回の「西本願寺花灯明」が初となります。

特に必見は鴻の間や東・西・北に位置する細長い狭屋(さや)の間や重要文化財の南能舞台、国宝の北能舞台など。
それぞれに彫刻や天井画、襖絵なども凝っていて、夜の明かりに浮び上がるのは本当にため息ものの美しさ!国宝の書院は大玄関のさらに東側にある玄関で靴を脱いで上がるスタイルで、途中屋内からみる虎渓の庭もまさに幽玄の世界です。

※書院見学日程は花灯明と同日程の予定。
昼間の書院見学は通常通り境内へ入り、御影堂南側からお入り下さい。
書院内の写真撮影はできません。

国宝・飛雲閣

国宝・飛雲閣

写真:古都の U助

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書院の見学の後は靴を履き西本願寺の境内南東隅の滴翠園(てきすいえん)内の「飛雲閣」のライトアップへ向かいましょう。
飛雲閣は金閣・銀閣と並び京都の三閣に数えられる国宝建築です。目の前には滄浪池(そうろうち)と呼ばれる池があり、明かりの灯った姿が水に映る姿も何とも言えない美しさ。
「飛雲閣」へは船を使って出入りをしていたそうで一階部分には舟入の間やお茶室などがあり、この風流な建築は一説に秀吉が建てた聚楽第からの移築といわれています。これまで飛雲閣は原則非公開、外観のみ特別公開の機会がありましたが修復予定があるため、今後は当分非公開の予定です。

※今回の公開日程は花灯明と同じ日程、
時間は午前9時〜12時30分、午後15時30分〜17時、19時〜21時30分

国宝・飛雲閣

写真:古都の U助

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滄浪池横の鐘楼のライトアップされた姿も美しいものです。現在の鐘は平成8年に寄進された2代目で、初代の鐘は京都・太秦の広隆寺から譲られた1150年頃の鋳造品。現在初代の鐘は境内北部安穏殿玄関横に保存されています。(夜間公開はありません。)

圧巻!御影堂のライトアップ

圧巻!御影堂のライトアップ

写真:古都の U助

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西本願寺創建当初の「御影堂(ごえいどう)」は元和3年の火災で焼失し、現在のお堂は寛永13年に再建されました。御影堂は宗祖・親鸞聖人の木像を安置する御影堂は国宝であり世界遺産にも登録されています。
親鸞聖人750回大遠忌事業の一環として平成の大修復も行われ、屋根瓦も見事に葺き替えられ、より堂々とした美しさに!

圧巻!御影堂のライトアップ

写真:古都の U助

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こちらは正面から少し南側に回り、また違った表情を見せる御影堂の姿。
境内北部の阿弥陀堂(今回ライトアップなし)とともに、西本願寺の代表的な建築である御影堂のライトアップはもはや圧巻の一言です。

圧巻!御影堂のライトアップ

写真:古都の U助

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御影堂の前には別名逆さ銀杏とも呼ばれる樹齢400年ほどの見事な巨木が根を張っています。それは見事なこの大木は秋の紅葉が素晴らしいのはもちろんのこと、初夏の新緑も爽やかな生命力で溢れているようです。

その他に

「伝灯奉告法要」期間中は、お寺の境内に期間限定のカフェ「本願寺おてら かふぇ&まるしぇAKARI」も登場し、素敵なスイーツやお食事が楽しめます!

また、「西本願寺花灯明」入り口となる大玄関門のすぐ南側には江戸時代初期に西本願寺の学寮として創立されたという歴史を持つ龍谷大学の大宮キャンパスの校門があります。
学校行事にもよりますが随時見学でき、多くの映画ロケにも使用されている重文建築が建ち並びライトアップがとても美しいです!
龍谷大学大宮キャンパスについては当方別記事【「るろ剣」ロケ地!ライトアップもある龍谷大学大宮キャンパス】で開門時間なども紹介していますので、そちらも併せてご覧下さい。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/05/02 訪問

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