写真:木村 優光
地図を見る「鳥越神社」は蔵前橋通りに面して大きな鳥居が設けられているため、小さい境内ながら見つけにくいわけではありません。写真のように、鳥居の背後には境内の木々が覆い茂り、神々しい雰囲気を漂わせています。
起源は651年の日本武尊を祀る「白鳥神社」として創建されました。後にこの地を訪問した源頼義は、白い鳥が浅瀬を渡る姿を見たことで、彼自身も隅田川を渡ることができました。それにより「白鳥神社」は「鳥越大明神」と改名され、現在の「鳥越神社」となりました。
写真:木村 優光
地図を見る「鳥越祭」当日になると、境内にはたくさんの提灯が掲げられ、普段の静かな境内は一変し、たくさんの祭見物者で賑わいます。境内には出店はありませんが、法被姿の祭関係者が集まっていることもあり、祭の雰囲気は十分に感じることができます。なお、「鳥越神社例大祭」は6月9日に近い土日で開催されます。
写真:木村 優光
地図を見る祭の本拠地は「鳥越神社」ですが、神輿の渡御のメインともなるエリアは「鳥越神社」の西側に位置する「おかず横丁」!普段でも昭和レトロな雰囲気が漂う商店街として、下町写真家には人気のあるスポットですが、祭当日は商店街に山車なども出て、なお一層の賑わいを見せます。
写真:木村 優光
地図を見る写真のように、祭当日は「鳥越」の路地にびっしりと出店が出されます。午前中はまだ出店がオープンしていない所もあり、人出はまばらですが、午後に入ると路地の道幅が埋まるほどの人出に!徐々に祭の雰囲気もヒートアップしていきます。
写真:木村 優光
地図を見る神輿の渡御の合間は「鳥越」の街の路地に目を向けてみるのも良いでしょう。家屋の玄関口には御祭禮の提灯が掲げられ、レトロな雰囲気の路地になお一層日本の和を感じることができます。
メインストリートでは祭関係者が祭の雰囲気を楽しんでいるかのようで、観光として訪問した場合でも祭に参加しているような気分になり、一体化した気分を味わうことができます。
写真:木村 優光
地図を見る中には写真のように愛犬に犬用の法被を着せて参加させる地元の方の姿もあります。こんな姿を見ると、ペットも家族の一員として祭気分を味わっているようで、見ている側も笑顔になります。真っ黒の毛並みが美しい柴犬に、紅白の法被がとても映えます。
写真:木村 優光
地図を見るここで神輿渡御のお出ましです。「鳥越神社」へ宮入りする神輿が各町内のあちこちから集まってくる様子は祭の雰囲気を一層強めてくれます。レトロな「鳥越」の街の中を練り歩く姿は、どこか昭和時代の日本のあちこちに見ることができたような光景で、懐かしく思う人も多いでしょうね。
写真:木村 優光
地図を見る「鳥越」の街中を練り歩く神輿は、張り声をあげてゆっくりと進みます。シャッターチャンスも数多いことながら、写真を撮る方にはオススメ!所々で担ぎ手が変わり、中にはたくさんの若い女性がみこしを担ぐシーンも!
「鳥越」という地名は東京都民でもあまり耳にすることがない地名で、どこにあるのか分からない場合も多いですが、実はメジャー観光スポットが多いエリアに囲まれています。特に上野、浅草、秋葉原などに囲まれている関係、徒歩でそれらの街へアクセスが可能!
また、「鳥越」の街の北側には「佐竹商店街」があります。こちらは悪い言い方で言うと寂れている商店街ですが、良い意味で言うと昭和レトロの雰囲気が所々に隠れた商店街!現在の街中ではなかなか見ることができなくなった、布団屋や電気屋などの個人商店が集まっていて、見るだけでもオススメ!
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(2024/4/20更新)
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