鉄道ファン必食!浜松・天竜二俣「十文字屋」転車台カレー

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鉄道ファン必食!浜松・天竜二俣「十文字屋」転車台カレー

鉄道ファン必食!浜松・天竜二俣「十文字屋」転車台カレー

更新日:2017/05/13 16:49

麻生 のりこのプロフィール写真 麻生 のりこ 元観光バスガイド、マンホールの蓋愛好家

浜松市北部に位置する天竜二俣駅前の食堂「食の駅 十文字屋」には、鉄道ファンなどに注目されているメニューがあります。それは「転車台カレー」! 天竜浜名湖鉄道の車両基地内にある転車台をイメージしたカレーです。
ご飯を列車に見立てTH2100形とTH3000形、そして2両編成バージョンがあり、三ヶ日牛など地元の食材を煮込んだカレーは味も美味しいと評判です。

そもそも転車台ってなあに!?

そもそも転車台ってなあに!?

写真:麻生 のりこ

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車両の片側にしか運転席がないため、真っすぐにしか走れない機関車を方向転換させたい場合に使う装置──それが転車台です。
蒸気機関車が活躍していた時代には起終点となる駅や機関区などには必ず設置されていましたが、現在、国内で稼働しているものは僅か30数ヶ所。貴重な装置といえましょう。

その1つが静岡県の西部地域を走る天竜浜名湖鉄道(通称・天浜線)の機関区にあります。天浜線で使用している車両は両側に運転席がついていますが、車庫の形が扇形のため、転車台を使って車両の方向を変えています。
こちらは転車台と扇形車庫。左側の白いターンテーブルに方向転換させたい車両を乗せ、くるっと動かします。

そもそも転車台ってなあに!?

写真:麻生 のりこ

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駅前という立地から鉄道ファンが多く訪れる「食の駅 十文字屋」は、天竜浜名湖鉄道の本社社屋と機関区がある天竜二俣駅前にあります。
この店に転車台をイメージした「転車台カレー」が登場したのは平成27年(2015年)春のこと。「地元の天竜へ多くの人に来てもらいたい。隣の天竜浜名湖鉄道に相応しい商品を作りたかった」という店長の思いから生まれました。

第1弾は天浜線の主要車両・TH2100形

第1弾は天浜線の主要車両・TH2100形

写真:麻生 のりこ

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その記念すべき第1弾はこちら。転車台に見立てた丸いお皿にカレールーを入れ、中央には立体的に盛り付けたTH2100形の車両を表したご飯が。車両側面のオレンジと黄緑のラインは人参と絹さやで、窓は梅干し…に見えるかもしれませんが、これはソーセージです。

第1弾は天浜線の主要車両・TH2100形

写真:麻生 のりこ

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車両前面部は食用でんぷんのシートに食用色素で特別に印刷されたもの。そのためカレーと一緒に食べることができます。シートをよく見ると十文字屋の文字を見ることができますね。

ルーに入っているのはしっかりと煮込まれた具材と、100%使用している浜松のブランド牛・三ヶ日牛。マヨネーズで描かれた線路を混ぜると、まろやかな味になります。

第2弾は人気の高いスローライフトレインことTH3000形

第2弾は人気の高いスローライフトレインことTH3000形

写真:麻生 のりこ

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第1弾から数ヶ月後の秋には第2弾もメニュー入り。通称・スローライフトレインと呼ばれレトロな小豆色車両が郷愁を誘うTH3000形をモデルとした転車台カレーです。

ツートンカラーの車両を再現するため、ご飯の下部には黒米を使用。この黒米は地元・北遠産です。前面部分のシートも、もちろんTH3000形を模したもの。ルーはTH2100形と同じで、じっくりと煮込まれた野菜や三ヶ日牛を楽しめます。
丸いお皿を転車台のようにくるりと回してから、ぜひお召し上がりくださいね♪

第3弾は夢の2両編成♪

第3弾は夢の2両編成♪

写真:麻生 のりこ

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平成28年(2016年)3月、満を持して登場したのが転車台カレー2両編成です。白い楕円形のお皿にTH2100形とTH3000形を表したご飯が並べられ、その周囲には第1弾・第2弾と同じ三ヶ日牛カレーが。
お皿の全長は30センチ超! その迫力に思わず驚いてしまうでしょう。

第3弾は夢の2両編成♪

写真:麻生 のりこ

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2両編成バージョンは2人前仕様なのでサラダと福神漬けも2人分、取り皿も2枚ついてきます。親子で、カップルで、友達同士で──。ぜひ、2両編成も味わってくださいね。量が多くなりますが1人で食べても大丈夫です。
2017年4月現在、取り皿が少し小さいので、使用の際には車両を半分にしてみるといいかもしれませんね。

基本的に1両で運行している天浜線。滅多なことでは2両編成にはなりません。この転車台カレーは天浜線のファンの夢を叶えてくれたメニューです。

地元食材を使用したメニューも評判です

地元食材を使用したメニューも評判です

写真:麻生 のりこ

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もちろん転車台カレー以外のメニューも充実。三ヶ日牛を100%使った「デミソースハンバーグ野菜添え」や「三ヶ日牛カレーライス」が特に人気です。クチコミで美味しいと評判が広がったのは「鶏唐揚げ定食」。1つ1つが大きくてボリューム満点♪ これを目当てに訪れる方もいるようです。

そのほかには、うどんやそばなどの麺類はもちろん、天竜の山間部で地元の人たちからは「くんま」と呼ばれている熊地域で採れた舞茸を使用した「くんま産舞茸天ぷらそば定食」なども。

店内は明るくテーブル席のほか、衝立の向こう側には1人用の席もあります。カウンター席ではなく壁に向かっていて左右にスペースが伸びているため、2両編成の転車台カレーも注文可能ですよ。

転車台カレーは天竜浜名湖鉄道・二俣駅前「十文字屋」でどうぞ

天竜浜名湖鉄道・二俣駅構内では1日1回(毎週火・水・木曜日)または2回(毎週金・土・日・月曜日および祝日)、転車台見学ツアーが開催されています(有料)。※1回だけ開催の曜日は午後の部のみ

午前の部は10:50に天竜二俣駅待合室集合→11:00スタート。午後の部は13:50に同駅待合室集合→14:00スタートで、各回45分間程度です。
そこでオススメなのが
1) 午前のツアーに参加して本物の転車台を見た後、十文字屋で転車台カレーを。または
2) 転車台カレーを食べた後、午後のツアーに参加して本物を見ること、です。
食べてからツアー見学の方は集合時間に遅れないよう気をつけてくださいね。

営業時間はランチタイムの午前11:00〜午後2:30までで駐車場7台完備です。

◆食の駅 十文字屋
静岡県浜松市天竜区二俣町阿蔵147-1
定休日)毎週水曜日

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/10/23−2017/05/04 訪問

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