登山しなくても米原で会える“春の妖精”セツブンソウ

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登山しなくても米原で会える“春の妖精”セツブンソウ

登山しなくても米原で会える“春の妖精”セツブンソウ

更新日:2018/02/24 17:10

SHIZUKOのプロフィール写真 SHIZUKO 舞台演出者

寒い冬が終わりを告げそうな早春の山麓に姿を現す春の妖精。その代表格はセツブンソウ。冬の間にすっかり葉を落とした明るい広葉樹林に花を咲かせます。山野草を見るには、公共交通機関では行けない場所が多く、諦めてしまうことも。でも米原の大久保地区は電車とバスで行くことが出来るだけでなく、山に登らなくても可憐なセツブンソウをはじめ、様々な春の妖精に逢うことが出来る貴重な場所。ぜひ、お気軽にお出かけ下さいね。

かわいい春の妖精たち

かわいい春の妖精たち

写真:SHIZUKO

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スプリング・エフェメラルと呼ばれる早春に咲く花々。エフェメラルとは「つかの間の、はかない、一日の命の、一日限りの、短命な」との意味を持つ言葉。まさに、早春の一瞬にだけ現れる妖精なのです。

短い花の時期を終えると、妖精たちは葉を延ばし、夏までは光合成によって根に栄養を蓄え、秋から冬は地中でひっそりと生きています。

代表的な花のひとつがセツブンソウ。その姿はとても小さく、可憐。そばに寄ってよく見ないと、見過ごしてしまいそうな大きさ。でも、顔を近づけて、その顔を見れば、あなたもきっと虜になるでしょう。

かわいい春の妖精たち

写真:SHIZUKO

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他にも、辺り一面を薄紫にして咲くカタクリ。反り返った花弁は、妖精が羽を広げて飛んでいるよう。

かわいい春の妖精たち

写真:SHIZUKO

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おめでたい名前を持つ福寿草も、春の妖精。でも、この花は妖精というより、赤ちゃんの笑顔のように感じませんか。他にも、イチリンソウ・ニリンソウやアズマイチゲやアマナなど、妖精のグループがいくつかあります。覚えられなくても、ちょっと下調べしてから出かけると、見過ごしていた花々が見えて来るから不思議です。

日本百名山・伊吹山の麓に咲く

日本百名山・伊吹山の麓に咲く

写真:SHIZUKO

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かつては平地にも咲いていた春の妖精たちは、気温上昇や開発によって、山の上へと住処を求め移動していきました。今では、雪の残る山を登って、やっと出会えるということがほとんどです。

でも、米原市の日本百名山・伊吹山の麓の大久保なら、山を登らなくても春の妖精たちに逢うことが出来るのです。妖精たちの一瞬の命のきらめきをあなたの目で確かめに出掛けませんか。

日本百名山・伊吹山の麓に咲く

写真:SHIZUKO

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伊吹山は、日本の東西を分けるかなめ部分にある山。岐阜県と滋賀県の県境に立つ滋賀県最高峰。冬には、遮るもののない日本海から吹き付ける風のせいで豪雪に閉ざされる山。でも、その雪のおかげで、古来より薬草の宝庫として、また、多くの固有種を含む1300種もの植物が存在し、人々を魅了し続けている山なのです。

セツブンソウに逢える!

セツブンソウに逢える!

写真:SHIZUKO

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豪雪の伊吹山麓にある大久保地区には多くの雪が降ります。

セツブンソウという名は、節分の時期に咲く花だから名付けられたと誰もが思うのですが、2月の節分では少し早すぎるようです。大久保では、まだ雪が消えていません。

セツブンソウに逢える!

写真:SHIZUKO

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ねらい目は3月2週目の週末あたり。大久保地区では、例年『セツブンソウふれあい祭り』が開催されてきました。

セツブンソウの開花は、もちろん、その年の積雪状況で前後1週間くらいのずれはあります。なので2018年からは2月から3月を『ふれあい月間』と制定し、華麗な花を訪ねてくる人々を迎えています。2月末から3月初旬の週末は、いつもは静かで、人影もまばらな大久保に多くの人々がやってきます。

セツブンソウの保護地区は何箇所かありますが、地元の方が見ごろの場所を教えて下さるので、遠慮せずに訊ねて下さい。地元の人とのふれあいも楽しい、大切な思い出となるでしょう。

絶品・伊吹大根おろしそば

絶品・伊吹大根おろしそば

写真:SHIZUKO

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早春のGoodタイミングで春の妖精に出逢った後は、お腹も地元の食材で満たしましょう。伊吹山でしか取れない伊吹大根を使った絶品・伊吹大根おろしそばは、感動の食体験。美味しさはピカイチ。

伊吹大根は、全国のある辛味大根の原種と言われる貴重な大根。一時は伊吹の地でも栽培が途絶えかけたそうですが「いぶきファーム」が栽培を復活させ、私たちもいただくことが出来るようになりました。

絶品・伊吹大根おろしそば

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絶品・伊吹大根おろしそばがいただけるのが「久次郎」。赤い屋根が目印の大久保地区のランドマーク。大久保地区の区長さんが切り盛りされています。もちろん、そばも地元産の10割蕎麦。たまらない美味しさ。わざわざ食べに行っても惜しくはない蕎麦です。

普段は土・日・祝日だけの開店ですが、ふれあい月間の間は、お天気の良い日はお店を開けて「遠くからわざわざやや久保に来てくださる皆さんをお待ちしてます」と、おっしゃってました。

<久次郎の基本情報>
住所:滋賀県米原市大久保845
電話番号:0749-58-0906
アクセス:
(車)関ヶ原IC・米原JCS・長浜ICからいずれも約15分
(電車)JR近江長岡駅から湖国バス曲谷線で25分

絶品・伊吹大根おろしそば

写真:SHIZUKO

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薬草の宝庫・伊吹山の麓ならではのよもぎも栽培もされていて、和菓子の老舗・叶匠寿庵の蓬は、すべて、ここから出荷されているそうです。そんな貴重な蓬をたっぷり使った蓬餅。これまたたまらない山の恵み。ぜひ、食べていただきたい一品です。

米原大久保地区「セツブンソウふれあい月間」基本情報

期間:2018年2月1日(木)〜2016年3月31日(土)
開催場所:米原市大久保地区一帯
駐車場:久次郎の前に無料の村営駐車場あり

2018年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/03/12 訪問

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