「伊東園ホテル熱川」は格安ホテルチェーンとして知られる「伊東園ホテルズ」の施設で、365日同一料金と食べ放題・飲み放題のバイキングプランが特徴。一般的な宿泊施設だとGWや夏休み年末年始といった連休は料金が跳ね上がるものですが、土日祝日に関係なく、常に価格が一定しているところも学生や家族連れから指示されているポイントです。
低コストで満腹とオーシャンビュー、癒しの温泉が楽しめるのですが、館内には遊べる施設も充実しています。宿泊者は卓球もカラオケもビリヤードも無料!硬化投入式のゲームコーナーもあります。夏季にはプールも無料で楽しむことができるので、若者や子連には至れり尽くせりですよ。
ドラマ「神の舌を持つ男」第3話の撮影が行われた場所は、ロビーもお風呂も別館の「海風館」になります。第3話のお話は主人公朝永蘭丸(向井理)が追う温泉芸者の雅に会うために「ホテルまんげつ伊豆」に着いたことからはじまります。
冒頭で向井理と木村文乃、佐藤二朗が、女将に無料宿泊を交渉するシーンは「海風館」のフロントで撮影されました。ガラスケースの虎の剥製や壁の絵画、「Welcome to our hotel」の貼り紙がドラマでも確認できることが、テレビの世界に臨場感を得ることができます。
フロントから客部屋に進むための階段には、撮影時に「天空温泉」の看板とライオンモチーフの像が配置され、階段には甕棺墓光(木村文乃)と宮沢寛治(佐藤二朗)が腰かけていました。
階段をあがったてすぐの喫茶コーナーは、木村文乃が椅子に座り事件を推理するシーン。警察の任意同行から戻った向井理と佐藤二朗に木村文乃が「まるちゃ〜ん!警察から釈放されたのねぇ〜〜♪」と大声を張っていたシーンです。
受付の奥にあるロビーは大きなガラス窓から海が一望できる景観の素敵な場所。天気の良い日は太陽に輝く眩い海を堪能することができます。このロビーは主要演者たちが女将への宿泊交渉や警察との押し問答、事件解決のクロージングシーンなどに使われていました。
ドラマで事件現場となったのは「天空温泉」の設定で、これは「海風館」にある女性用大浴場です。中居役のセリフで「地下から温泉を最上階まで汲み上げて」と最上階のような説明がありますが、実際にはエレベータで下におります。温泉の入口には畳の小あがりがあり、この角は出演者たちが手を引きながら通過した場所です。
小あがりの畳の角を曲がるとすぐ温泉入口で、向かって右側が男風呂で左が女風呂。実際の宿泊客に「海風館」大浴場が解放される日だったとしてもこれは変わらずで男女入れ替えはないそうです。
女風呂に向井理を連れ込もうとする木村文乃を佐藤二朗が阻止しようと、主役を左右で引っ張り合うシーンが印象的です。撮影・放送後の案内として、ここの壁に「神の舌を持つ男(第3話)が撮影」という掲示がされていますよ。
ドラマ内の「天空温泉」に見立てられたのは別館「海風館」にある女性用大浴場。テレビに映っていた花柄の壁はロケ用装飾のようですが、白い像など実際に在るものもあります。もちろんドラマ内で表現されていた事件やそれにまつわる構造は完全フィクションですのでご安心を(笑)
事件勃発から解決の糸口まで、物語の起承転結が繰り広げられたこのお風呂。向井理が実際に浸かったお湯が残っているわけはありませんが、ファンならばこの温泉空間で憧れの俳優さんの余韻をキャッチしたいものです。しかし、「海風館」の大浴場は宿泊すれば必ず利用できるわけではなく、繁盛期や湯量により臨機応変に解放される仕組み。入浴の可否については運任せとなるので、この予備知識は重要ですよ!
ドラマの撮影場所といっても、ほんの一瞬だけ使われているというロケ地もたくさんあります。でも「伊東園ホテル熱川」の別館「海風館」はその舞台がまるごと「神の舌を持つ男」の3話!この作品が大好きだったという人や、向井理ファンには魅力的な宿ですよね。
なお二重のお伝えとなりますが、宿泊者に提供される基本の温泉は「本館」の最上階です。別館「海風館」の大浴場は状況に応じて解放されるので、必ずドラマに映っていた大浴場(天空風呂)に入れるというわけではないので予めご承知を。ちなみにGWやお盆に年末年始といった繁盛期は、「海風館」大浴場が解放されるケースが多いので狙い目。大型連休でも365日同一料金のホテルなので、お財布も安心ですよ!
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