北米大自然の集大成がここに!グレイシャー&ウォータートン国立公園

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北米大自然の集大成がここに!グレイシャー&ウォータートン国立公園

北米大自然の集大成がここに!グレイシャー&ウォータートン国立公園

更新日:2017/05/25 15:17

ジュマペル ヤマモトのプロフィール写真 ジュマペル ヤマモト

アメリカ・グレイシャー国立公園とカナダ・ウォータートン国立公園は、国境を挟んで隣り合う世界初の国際平和公園で、かつ世界遺産にも登録されています。世界でも有数の多雪地帯ゆえ、短い夏の間だけ、北米ならではの雄大な山々や湖を楽しむことができます。緑は鮮やかに輝き、高山植物の可憐な花が咲き誇ります。野生そのままの姿を見せてくれる多くの動物と出会うのも大きな楽しみの一つとなるでしょう。

グレイシャー国立公園の西側からアプローチ

グレイシャー国立公園の西側からアプローチ

写真:ジュマペル ヤマモト

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グレイシャー国立公園は、アメリカ・モンタナ州のカナダ国境にあります。アクセス方法はいくつかありますが、シアトルから飛行機が乗り入れている、南西のKalispellという小さな町の空港でレンタカーを借りるのが好都合です。広大な公園を東西に横断する一本の峠道Going to the sun road(GTTS)をドライブしながら、沿道の素晴らしい景色を楽しみましょう。

マクドナルド湖を過ぎると、峠道に入り雄大な山々のパノラマがひらけてきます。あちこちで雪解け水が滝となって車の上にも降り注ぎ、ときにはワイパーをフル回転しても間に合わないほどです。

グレイシャー国立公園の西側からアプローチ

写真:ジュマペル ヤマモト

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険しい岩山の上には、立派な角のビッグホーンシープが。「よくそんなところを…」と思うような不安定な斜面を細い脚で駆け上がっていくのが見えます。

グレイシャー国立公園の西側からアプローチ

写真:ジュマペル ヤマモト

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なおGTTSには、真っ赤なクラシックカー風の小型観光バスが運行しているので、レンタカーがなくても観光可能ですよ。

峠のてっぺん ローガン・パス

峠のてっぺん ローガン・パス

写真:ジュマペル ヤマモト

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峠のてっぺんはローガン・パスと呼ばれ、ビジターセンター、ショップ、トイレがありますのでここで一休み。ビジターセンターの裏からは、歩きやすく整備された木道のトレイルがヒドゥン・レイクまで続いています。

峠のてっぺん ローガン・パス

写真:ジュマペル ヤマモト

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沿道には、疲れを癒してくれる美しい高山植物の花々が楽しめます。また、ヒドゥン・レイク周辺では真っ白な毛がモッフモフのマウンテンゴートに出会えることがあるので、是非歩いてみてはいかがでしょうか。

絶景!セント・メリー湖

絶景!セント・メリー湖

写真:ジュマペル ヤマモト

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峠を下ると右手にはセント・メリー湖が素晴らしい姿を見せてくれます。真っ青な湖面と残雪の残る山々、新緑の木々……松の木が生えた小島がまたいいアクセントになっています。わざわざ来た甲斐があった!と思える感動の景色です。

絶景!セント・メリー湖

写真:ジュマペル ヤマモト

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このあたりではクマを見かけることもあります。実はクマは、タンポポが大好物なのをご存知でしょうか。クマが一心不乱にむしゃむしゃとタンポポを食べる姿はとてもかわいいんですよ!

神秘のメニー・グレーシャー

神秘のメニー・グレーシャー

写真:ジュマペル ヤマモト

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GTTSを東に抜けると、一旦園外に出ます。少し北上し一本道をまた園内に向かって10kmほど走るとメニー・グレーシャーのビレッジに着きます。静かな湖を背に、ホテルが2軒あるだけで他には何もなく、あたりには神秘的な雰囲気が漂います。

神秘のメニー・グレーシャー

写真:ジュマペル ヤマモト

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ムースは水草が好物なので、注意深く水辺を観察していると見かけることができます。別名ヘラジカの名の通り、ヘラのような立派な角が印象的です。体も鹿の仲間では最大で、奈良のシカをイメージしていると、ちょっとびっくりしちゃう巨体です。

カナダ・ウォータートン国立公園

カナダ・ウォータートン国立公園

写真:ジュマペル ヤマモト

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さらに北上すると、国境を越えカナダ・アルバータ州に入ります。グレイシャー国立公園と隣接するウォータートン国立公園は、「山々と平原が出会う場所」と呼ばれ、ここから東には延々と大平原が続きます。

ウォータートン・レイクの湖畔には、チューダー様式の赤い外壁が印象的なプリンス・オブ・ウェールズ・ホテルがぽつんと建っています。景観保護の規制前に一軒だけ建てられたというこのホテルがいい“差し色”になっています。カナダらしく大断面の木材がふんだんに使われたロビーには大窓のカフェがあり、遮るもののない素晴らしい景色を前にくつろぐことができます。

カナダ・ウォータートン国立公園

写真:ジュマペル ヤマモト

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カナダらしく大断面の木材がふんだんに使われたロビーには大窓のカフェがあり、遮るもののない素晴らしい景色を前にくつろぐことができます。

カナダ・ウォータートン国立公園

写真:ジュマペル ヤマモト

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ウォータートンのビレッジには、人を恐れないオジロジカがしばしば現れ、運がいいとバンビちゃんに出会うこともできるかもしれません。母シカと戯れる様は、悶絶死しそうなくらいかわいいですよ。

まとめ

日本からの団体ツアーはほとんどなく、交通の便も決して良くないので、日本人にはまだまだマイナーなグレイシャー&ウォータートン国立公園ですが、ご紹介した通り北米の大自然の魅力が全て詰まっていると言っても過言ではありません。

今回は、ほぼ車で通り抜けるだけのコースをご紹介しましたが、もちろん初級から超上級までのトレッキング・コースもたくさんあります。間違いなく苦労して訪れる価値がありますので、是非訪れてみてください!
※車の運転や野生動物の観察には危険を伴います。ルールを守って楽しみましょう。

掲載内容は執筆時点のものです。 2012/07/01−2012/07/08 訪問

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