都内とは思えない里山風景の中で菖蒲を堪能!6月の「薬師池公園」

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都内とは思えない里山風景の中で菖蒲を堪能!6月の「薬師池公園」

都内とは思えない里山風景の中で菖蒲を堪能!6月の「薬師池公園」

更新日:2017/05/15 15:19

木村 優光のプロフィール写真 木村 優光 和風景写真家、夜景愛好家

町田市に位置する「薬師池公園」は、多摩の中でも緑が多いエリアに位置し、園内の中央には公園名称の元となる「薬師池」があります。周囲は丘陵状のなだらかな山林が広がり、その中に四季折々の花が植えられているため、東京と思えないほど緑が豊富!6月の梅雨前になると園内南側の湿地では、菖蒲や紫陽花が咲き乱れ、ジメジメした気候を吹き飛ばしてくれます。そんな絶景を見に「薬師池公園」へ足を運んでみよう!

公園名所でもおなじみの「薬師池」と「新東京百景」の案内柱

公園名所でもおなじみの「薬師池」と「新東京百景」の案内柱

写真:木村 優光

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メイン入口から入り早速目に入るものは、蓮田!6月は池の水面にはたくさんのハスが覆い茂っており、所々にハスの花が咲く姿も見ることができます。蓮田のど真ん中を歩くことができるように、ウッドロードが敷設されているため、間近でハスの育成を見ることができます。

6月ですと周囲の木々は新緑がとてもきれいで、蓮田に広がる蓮の葉と併せると新緑の世界が広がります。こんなところで深呼吸をしてみると気持ちいいのでしょうね。ここが東京都内であることを一瞬忘れてしまいそうです。

公園名所でもおなじみの「薬師池」と「新東京百景」の案内柱

写真:木村 優光

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蓮田を越えて園内を南側にアクセスすると、公園名称の元となった「薬師池」に来ることができます。池の北側には、「薬師池公園」が「新東京百景」に指定されたことを表す石碑があります。池の中には太鼓橋が架けられていて、早くも和風庭園の雰囲気を感じることができます。

なお、「新東京百景」は1982年に「都民の日」制定30周年を記念して都民の応募により選定されたもので、「薬師池公園」が選定された理由としては、都内にも関わらず自然が多く残っていることが挙げられます。

公園名所でもおなじみの「薬師池」と「新東京百景」の案内柱

写真:木村 優光

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「薬師池」には池の畔にスイレンが植えられているため、満開時期には少々早いにも関わらず、中にはポツポツと咲き出すものもあります。その姿はまるで水面の妖精のようで、思わず写真を撮りたくなります。

因みにハスとスイレンの違いって判りますか?答えは2つありますが、まず最初の答えは葉の形!2つ目の答えは、ハスは水面に対して立ち上がって咲き、スイレンは水面に浮かんで咲きます。

6月のメインは園内南側の湿地エリア!

6月のメインは園内南側の湿地エリア!

写真:木村 優光

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「薬師池」から園内の南の方へ歩いていくと、なだらかな丘陵状の湿地があります。湿地内を跨ぐ形でウッドロードが敷設されているため、一見、尾瀬ヶ原にいるかのように思ってしまいますが、ここは「薬師池公園」の湿地!

写真に写っているウッドロード周辺には多種で貴重な菖蒲が植えられているため、6月になるとそれら全てが開花し、植物園状態に!珍しい品種の菖蒲のため、株の近くには種の名前が書かれた札が立っていますので、これらをじっくり見ていくだけでも勉強になります。

6月のメインは園内南側の湿地エリア!

写真:木村 優光

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さらに湿地を南側にアクセスすると、今度はたくさんの菖蒲が植えられたエリアに!スタンダードな種の菖蒲がほとんですが、紫や白など様々な色彩で見る人を魅了します。菖蒲でも種類によってはカラーバリエーションが若干異なります。

この湿地は周囲が遊歩道となっているため、周りのあちこちから眺めることができます。写真を撮る場合でも標準レンズで撮れば菖蒲の本数の多さを引き出すことができ、望遠レンズで撮れば、前後を暈して味のある写真を撮ることができますよ。

6月のメインは園内南側の湿地エリア!

写真:木村 優光

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6月に忘れてはいけないもの!それは紫陽花です。「薬師池公園」では本数は少ないものの、園内の所々に紫陽花が植えられています。特に湿地の淵には比較的多くの株が植えられているため、菖蒲とのコラボレーションも可能!

水車のある里山風景も必見!

水車のある里山風景も必見!

写真:木村 優光

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菖蒲が植えられている湿地をさらに南へ行くと、徐々に木々に囲まれた湿地となり、里山風景が広がっています。もちろん湿地ですので、この周辺にもさまざまなカラーの菖蒲が咲き乱れます。

そしてこのエリアで注目してほしいものと言えば水車!湿地の横に設置された年季のある水車は、里山風景には欠かせない設備として、周辺の景色とは絶妙な関係で、東京からはるか遠くの地を訪問しているかのよう!水量も豊富で、園内南側から湧き出る水を上手いこと湿地へ送り込んでいます。

この里山風景を見れば誰もが写真を撮りたくなるところ!下の写真のように水車にピントを合わせて、手前の湿地に咲く菖蒲を暈す方法も作品性を高める撮り方です。また、逆に菖蒲にピントを合わせて水車を暈す手も良いでしょう。

水車のある里山風景も必見!

写真:木村 優光

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タイミングが良ければ菖蒲が咲く湿地を手入れする人も!

菖蒲の花で満開の湿地ですが、この管理を維持していくには定期的に手入れをする必要があります。結構な面積の湿地ですので、速やかな作業が望まれるわけですが、「薬師池公園」では茶摘みの格好をした女性の方が手入れ作業をされています。

写真のように菖蒲が咲く湿地へ入り、咲き終わった菖蒲の花を摘んだりしている光景は、どことなく日本の原風景を見ているようで心が和みます。因みに菖蒲などの花は咲き終わった花びらを速やかに摘み取ることで、次の花付が良くなります。

タイミングが良ければ菖蒲が咲く湿地を手入れする人も!

写真:木村 優光

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晴天時じゃなくても見応えあり!6月の「薬師池公園」

菖蒲が咲く季節は、梅雨に入るか入らないかの境目の時期に当たりますので、雨天時は降雨の水滴で煌びやかな菖蒲や紫陽花の花も魅力的です。したがって天気が雨だからといって、「薬師池公園」の訪問を断念するのは勿体ない!

雨天は観賞も撮影もそれなりに苦労しますが、被写体になる花にとっては水滴を付けた姿はため息が出るほど美しいです。そんなシーンをゲットするためにも、雨天でも雨対策をして訪問することをオススメします。

なお、菖蒲の例年の見頃は6月上旬から6月下旬。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/06/12 訪問

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