森の息吹を体感!静岡みずべ百選・函南町「原生の森公園」

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森の息吹を体感!静岡みずべ百選・函南町「原生の森公園」

森の息吹を体感!静岡みずべ百選・函南町「原生の森公園」

更新日:2017/05/15 17:33

sachieのプロフィール写真 sachie 伊豆史女、伊豆専門ナビゲーター

伊豆・函南町にある「原生の森公園」は、箱根山の外輪山の一つの鞍掛山の南西にある自然公園です。紫水の池を中心に、遊歩道や東屋、パノラマ展望台などを整備。池の周囲には、ヒメシャラなどの花木約90種が植栽され、四季折々の風景が見られます。また、入山禁止の原生林の下にあるため、森林浴を楽しめ、昆虫や小動物の観察ポイントとしてもお勧め。自然をたっぷり満喫して、心身のリフレッシュができる公園をご紹介します。

自然を満喫!手付かずの原生林の一角にある「原生の森公園」

自然を満喫!手付かずの原生林の一角にある「原生の森公園」

写真:sachie

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ご紹介する「原生の森公園」は、函南町の北東部に広がる函南原生林の南西に位置しています。原生林の総面積は、223ヘクタール。来光川の源流部にあたり、水を育む森は、町の水田や生活に欠かせない大切な水源地とした水源涵養地になっています。水を確保するため、原生林への立入が昔から厳しく禁じられ、藩制時代から300年以上に亘って手厚く保護された森なのです。

公園は、国土の保全や保健林養の場として、平成元年に整備。この紫水(しすい)の池を中心に、遊歩道が整備されており、緑濃い原生林のすぐそばにあるので、すがすがしい空気の中、散策が楽しめます。

自然と調和した、安らぎの水辺で季節の移ろいを体感

自然と調和した、安らぎの水辺で季節の移ろいを体感

写真:sachie

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紫水の池は、周りの谷から湧き出た水や流れ出た水を蓄えた人造湖。人の手が加わった池ですが、静岡県の「みずべ100選」に認定され、美しい景観が広がっています。

池では、鯉などの魚が泳ぐ姿が見られ、生命に欠かせない水は、植物や動物などすべての生命にとって欠かせない大切な存在。そのため、水を求めてやって来る生物の観察ポイントになっているのです。セグロセキレイやキセキレイ、カルガモ、ツバメなど、年間を通して見られます。野鳥の他、季節によってやってくる渡り鳥の姿も見ることができますよ。

夏になると、ナツアカネ・オニヤンマなどのトンボが多く見られ、奥深い森にあるので、市街地で見られない昆虫にも出会えるかも?なので、昆虫が大好きな子供にとっては、たまらない場所かもしれませんね。

自然と調和した、安らぎの水辺で季節の移ろいを体感

写真:sachie

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池の周囲は、コブシやケヤキ、ヒメシャラなどの樹高が高い木に交じって、木の根元で健気に可愛く花を咲かせている植物も。こちらの植物は「ミズバショウ」です。本州中部以北の湿地に群生し、春に独特の形をした白く可憐な花を咲かせます。同じ季節、園内にある芝生公園では、タンポポやすみれなどが咲きますが、池の湿地帯では、自然環境を巧みに使った、違う花が見られるのも、この公園の特色かもしれません。

池の周りでは、生きている化石として有名な中国原産の珍しい針葉樹「メタセコイア」もあるので、興味のある方は、見逃さずに観察されてみては如何でしょうか?

青空の下、最高のピクニックポイント

青空の下、最高のピクニックポイント

写真:sachie

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こちらは、池の南側にあるパノラマ展望台・芝生広場のゾーンです。ここは、池の周りとは対照的に、芝生が植えられているため、木などの植物が茂っておらず、見通しの良い広場になっています。

公園や近くには、売店やお店が無いので、お弁当や水筒を持参することをお勧めします。広場は景色がとても良く、お弁当を広げるのに最適な場所。ベンチもあるので、ここで召し上がってみてもいいですね。空気がとっても美味しいので、より一層美味しいお弁当に感じることでしょう。そして、お弁当を食べた後は、展望台からの景色を堪能してみましょう。

絶景処!パノラマ展望台からのお愉しみな風景

絶景処!パノラマ展望台からのお愉しみな風景

写真:sachie

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展望台は小高い場所に設けらており、ただでさえ景色の良い場所にありますが、ここは標高凡そ550mの地点。南側は、市街地や駿河湾の青い海、一面に緑が広がる函南原生林など、壮大なパノラマを見渡せます。

展望台にやって来たら、やっぱり見ておきたいのは富士山。晴れの日は、ご覧のような富士山が見られ、ここは雄大な富士山でなく、ちょっぴり顔を出す変わったミニ富士が見られるのです。春は、桜の花越しに富士山が見える絶景ポイント。

アウトドア派は併せて楽しみたい!

ご紹介した「原生の森公園」は、JR「函南駅」から約8kmの距離。駅から「函南ゴルフクラブ」方面へ向かうとあります。

「原生の森公園」は、現代でも人の進入が禁止されている原生林のすぐそば。そのため、何もかも忘れて、濃密な自然にどっぷり浸かりならのんびり過ごる公園。静寂な森に包まれながら、木の香りや野鳥の声など、自然の声に耳を傾けながら、リラックスされてみては如何でしょうか? 公園へ行く際は、虫よけ対策や熱中症対策を忘れずに。ゴミ等は、必ず持ち帰るなどマナーを守りましょう。

「原生の森公園」の近くには、キャンプ場「木立キャンプ場」があり、町営の施設なので、料金が手頃で気軽に利用することができますよ。木々に囲まれながら、のんびり過ごせるなんてアウトドア好きの人は嬉しいのでは?(キャンプ場の営業は、4月中旬から10月下旬までとなります)

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掲載内容は執筆時点のものです。 2015/04/12 訪問

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