京都・美山の春と秋の風物詩、放水銃一斉放水!「かやぶきの里」

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京都・美山の春と秋の風物詩、放水銃一斉放水!「かやぶきの里」

京都・美山の春と秋の風物詩、放水銃一斉放水!「かやぶきの里」

更新日:2017/05/15 14:09

水津 陽子のプロフィール写真 水津 陽子 地域活性化・まちづくりコンサルタント

京都府南丹市美山町の北集落には、50戸のうち38棟の民家に茅葺屋根が現存、日本の原風景を今に残す「かやぶきの里」があります。ここでは年に2回、春と秋に放水銃の一斉放水が行われます。里にある62基の放水銃が一斉に放水を行う光景は壮観。田植えが始まる5月、里は山や田んぼの緑に包まれ、美しさを増します。里には茅葺屋根の民宿やカフェ、ミュージアム、パワースポットも点在、散策も食べ歩きも楽しめます。

38棟の茅葺屋根、日本の原風景を歩く

38棟の茅葺屋根、日本の原風景を歩く

写真:水津 陽子

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かやぶきの里がある知井地区の北集落は、南北約500m、東西約1kmの中に38棟の茅葺屋根の民家が現存、日本の原風景を今に残す集落です。里の中には京の都と若狭(福井)を結ぶ、歴史的な道「鯖街道」も通っています。

里の特徴の一つが、家々が山の斜面や山裾にひな壇状に配置されていること。また家々の間は生垣や塀で囲っていないため、開放的です。里の入り口に立つと、前景に水田、中景に屋敷地と家、里道と畑、後方の森や谷が一体となって見えます。

38棟の茅葺屋根、日本の原風景を歩く

写真:水津 陽子

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1993年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された里の中には、200年前から里を見守るお地蔵様もいます。

38棟の茅葺屋根、日本の原風景を歩く

写真:水津 陽子

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日本の原風景が残る「かやぶきの里」の散策、近年は訪日外国人にも人気です。

年に2回、春と秋の放水銃の一斉放水は必見!

年に2回、春と秋の放水銃の一斉放水は必見!

提供元:美山町観光協会

http://www.miyamanavi.net/地図を見る

5月は田植えの季節、里は緑に包まれます。この季節の風物詩「お田植祭り」では、知井八幡神社の宮司が五穀豊穣の神事を行った後、すげ傘にかすりの着物の早乙女たちが苗を手植えを行うを見ることができます。
※2017年は5月14日に開催されました。

年に2回、春と秋の放水銃の一斉放水は必見!

提供元:美山町観光協会

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国の伝統建築物群保存地区に指定されている「かやぶきの里」では年2回、春と冬に放水銃の一斉放水が行われます。

これは2000年に民俗資料館が不審火で焼失、防火用放水銃の点検を目的として開催されるようになったイベントで、観光客にも文化財を火災から守る必要性を理解してほしいとの思いも込められています。

かやぶきの里にある62基の放水銃が一斉に放水すると、新緑の里のかやぶき屋根に水のアーチがかかります。

※2017年は5月20日に開催されます。

かやぶきの里で学ぶ、泊まる、食べる

かやぶきの里で学ぶ、泊まる、食べる

写真:水津 陽子

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また、かやぶきの里は景観だけでなく、様々な見所や楽しみが満載です。

築150年に及ぶ北山型入母屋づくりの建物の屋根裏までじっくり見ることができる「美山かやぶき美術館・郷土資料館」があり、希少な茅葺き家や美山の暮らしを知る歴史的資料1000種類を見ることができます。

かやぶきの里で学ぶ、泊まる、食べる

写真:水津 陽子

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里の中には、茅葺き家の民宿もあります。「かやぶきのお宿 またべ」は宿泊だけでなく、予約すれば昼食も頂けます。

かやぶきの里で学ぶ、泊まる、食べる

提供元:Cafe&Gallery彩花

http://www.kayabukinosato.com/koryukan.html地図を見る

茅葺き家を使った隠れ家的カフェ「カフェギャラリー彩花」は円いちゃぶ台に格子ガラスという古き良き日本を感じられる空間。縁側に座って寛いだり、手づくりスイーツを楽しんだり。散策に疲れたら休憩に立ち寄ってみましょう。

また里の中にはプリンが有名な「美卵」もあります。休日にはプリンは早々に売り切れてしまいますが、ジェラートやカフェメニューもお勧めです。

里にはパワスポも点在!中でも知井八幡神社は必見

里にはパワスポも点在!中でも知井八幡神社は必見

写真:水津 陽子

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かやぶきの里には、南北朝時代創建の普明寺や高台に位置、里を一望するビュースポットでもある鎌倉神社、樹齢400年のトチの巨木を見ることができる稲荷神社など、パワースポットが点在しています。

中でも1071年創建の「知井八幡神社」必見、里随一のパワースポットです。

里にはパワスポも点在!中でも知井八幡神社は必見

写真:水津 陽子

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特に江戸中期建築の本殿は美麗。近くには夫婦杉の「結の杉」もあります。

里にはパワスポも点在!中でも知井八幡神社は必見

写真:水津 陽子

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小高い丘の上にある知井八幡神社からは眼下に広がる「かやぶきの里」を一望できます。

美山ならではの食やお土産、露天風呂も楽しめる宿

美山ならではの食やお土産、露天風呂も楽しめる宿

写真:水津 陽子

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かやぶきの里の中には、1981年に美山町に移住し、工房を開いた藍作家の新道弘之さんが2005に設立した「小さな藍の美術館」があります。館内には新道さんの作品のほか、新藤さんが世界で収集した藍コレクションが展示されています。

ミュージアムショップ(入店無料)には、スタイリッシュな藍のブックカバーなど、ここでしか買えない藍グッズも多数。旅の記念や美山ならではのお土産にも最適です。

※取材時、入館料300円。

美山ならではの食やお土産、露天風呂も楽しめる宿

写真:水津 陽子

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食事や買い物は、かやぶきの里と通りをはさんだ反対側、駐車場の隣に「お食事処きたむら」や「お土産処かやの里」などのお店が充実しています。

美山ならではの食やお土産、露天風呂も楽しめる宿

写真:水津 陽子

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宿泊や食事をするなら、かやぶきの里にも歩いて行ける「美山町自然文化村 河鹿荘」も便利です。ここには露天風呂の大浴場を有した宿泊施設があり、宿泊者に向けて様々な体験ツアーも提供。キャンプ場やレンタサイクルなども備え、美山観光をサポートしてくれます。

美山町へのアクセスは公共交通を利用する場合、JR京都駅から福知山線の園部駅へ快速列車で約35分、そこから南丹市営バスに乗り換えてかやぶきの里(北)まで約50分。河鹿荘は南丹市営バスの終点のバス停(知見口)が目の前でアクセスにも優れています。

※2017年は6月17日〜7月2日「ホタル観賞バス」(要予約、宿泊客限定無料)を毎日運行。

四季折々に楽しみがある美山へ出かけてみよう

美山町にはかやぶきの里だけでなく、四季折々に様々な楽しみがあります。記事末尾の【関連MEMO】にある美山町観光協会のホームページ「美山ナビ」のイベントカレンダーなどを参考にしてください。

5月は「京都美山サイクルロードレース」、6月には「鮎の解禁」、7月には「祇園社の神楽」が待っています。秋は紅葉、12月には冬の一斉放水が行われます。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/03/20−2017/03/21 訪問

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