沖縄本島から西へ約100kmに位置する久米島。アクセスは船か飛行機で。飛行機のメリットは、船よりも移動時間が圧倒的に早いこと。プロペラ機に乗り込み、約30分で本島から久米島に到着(航空会社や日によって機材は異なります)。船だと久米島直行便、または渡名喜島の経由便で約3時間〜4時間かかってしまうので、時間を短縮して遊びたい方には航空移動がオススメ。
空路経由で向かうお楽しみの一つは、窓から眺めることができる"景色"。普段から飛行機に乗り慣れている方も、初めての方も、美しくグラデーションが連なる海と緑豊かな島々の眺めに心が踊ることでしょう。時間帯やその日の航路によって新たな景色と出会えることも、空の旅の醍醐味です。
都会に立ち並ぶ商業施設や高層ビルとは違い、久米島には自然界が広がっています。そんな非日常的な風景を一望できるスポット「比屋定バンタ」は久米島空港から車で約15分。晴天の日には、はての浜や慶良間諸島の島々も見渡すことができます。こちらの景色は崖や山を登らなくとも、併設された二階建ての展望台から自由に眺めることができます。休憩所にもなれば、お子様とご一緒でも気軽に楽しめるスポットです。
美しい島の景色を見渡せる観光スポットとして、久米島一高い場所にある標高310mの「宇江城城跡」もあわせてオススメ。
壮大な景色だけでなく、一方で足元をじっと見つめたくなる小さな自然界が「熱帯魚の家」。名前からしてとても愛くるしい観光スポット。まさに自然の水族館です!足場はあまりよくないので、サンダルよりも靴がオススメ。
怪我をしないように、また魚をびっくりさせないようにそっと海岸の岩を進むと…そこには魚をはじめとする、様々な生き物が!視覚ではっきりと確認できる大きな魚から、小さな蟹、うっとりするほど色鮮やかな魚たちに、海に入らずして出逢えることができます。よく目を凝らして見てみると、発見の連続です!
せっかくならばボートに乗って離島から離島へ遊びに行きましょう!久米島といえばセットで名を連ねる離島、「はての浜」。息をのんでしまうほどに透き通った海の透明度、そして真白でサラサラとした綺麗な砂浜は、"東洋一の美しさ"だと言われるに値します。
エメラルドグリーンから深みのあるブルーまで、この海のグラデーションカラーは絵や写真では伝え切ることができません。一心に海を眺めているだけで心が穏やかになります。
シュノーケリングもオススメです。海の中に住む生き生きとした沢山の魚たちの世界を覗くことができます。遊泳の際には必ずライフジャケットを着用しましょう!また海風が強いため注意が必要です。
仮設トイレもあり、また簡易売店もあるので必要に応じてパラソルやシュノーケルセットなどを借りることができます。
はての浜までは、数々のツアー会社がはての浜ツアーを提供しています。ホテルまでの送迎や昼食付き、1日や半日コースなど様々なプランがあるので自分に合ったツアーを探してみましょう。オススメは「グラスボート」で行くはての浜ツアー。船底がガラス張りになっており、覗いて見ると熱帯魚やサンゴ礁、なんとウミガメも見ることもできます!
子どもだけでなく大人も楽しめるグラスボートは、海が綺麗なはての浜だからこそ。訪れた際にはゴミを出さないよう、荷物は全て持ち帰ることを忘れずに!
「車えび」生産量日本一を誇る久米島。養殖場もあり、工場では見学や試食ができるところも!久米島にある飲食店では、身がしっかりプリッとした食感の車えび料理を美味しくいただけます。本島とはまた違う、その地域ならではの特産物を食べることも離島での醍醐味!久米島といえばやっぱり泡盛の「久米島の久米仙」。程よい焼き具合に、海老そのものの旨味を引き立てる車えびの塩焼きと久米仙の組み合わせ。ぜひ堪能してください!
久米島には本島のように電車はありません。旅行中は車かバスでの移動がメインとなります。ですが、そんな久米島だからこそ「自転車」で巡る久米島もオススメの1つです。島内を自転車のみで巡ることは難しいですが、宿泊する施設周辺を散策する程度ならば「レンタサイクル」が便利。ホテルで貸し出しを行っているところも多いので、フロントで尋ねてみましょう!
久米島では「サトウキビ」の栽培がとても盛んです。至る所に背丈よりも高いサトウキビ畑を目にします。まるで映画のワンシーンのよう。夕暮れ時、島の風を肌で感じながら自転車を漕ぐと、とても気持ちが良いのです。
サイクリングをしていると、車でさっと通り過ぎてしまうような景色にも気付くことができます。橋を渡っている際には海風が心地よく、自転車を漕ぐ足をふと止めて海を眺める瞬間も。まさに「スローライフ」そのものです。忙しい日常から自分を解き放ち、リラックスをしてみませんか?
沖縄の離島といえば宮古島や石垣島をよく耳にしますが、久米島も負けず劣らず、観光やグルメ、体験施設や自然など見所はたくさん!人混みや賑わった街並から少し離れ、時の流れをゆっくりと感じられる離島・久米島にどっぷりと浸ってみましょう。旅を終えた時、もしかすると新しい自分に出逢えるかもしれません。
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(2024/4/19更新)
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