熊野古道だけじゃない!三重県尾鷲・熊野の絶景スポット4選

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熊野古道だけじゃない!三重県尾鷲・熊野の絶景スポット4選

熊野古道だけじゃない!三重県尾鷲・熊野の絶景スポット4選

更新日:2017/05/30 17:16

常盤 兼成のプロフィール写真 常盤 兼成 酷道・険道・重伝建マニア

三重県の南部から和歌山県との県境にかけては、尾鷲市や熊野市などがある東紀州と呼ばれる地域で、熊野古道を中心とした世界遺産エリア、吉野熊野国立公園に指定されているエリアなど、風光明媚な観光スポットが点在しています。今回は東紀州の尾鷲から熊野にかけての海沿いの観光地をご紹介。熊野古道ばかりが注目されがちなエリアですが、あまり知られていない穴場的スポットもご紹介いたしましょう。

熊野灘を一望できる熊野市内の絶景スポット

熊野灘を一望できる熊野市内の絶景スポット

写真:常盤 兼成

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秘境駅として人気がある紀勢本線の波田須駅周辺には、熊野灘を一望できる絶景スポットがあり、熊野古道を歩く人にも人気の休憩ポイントとなっています。それが波田須神社のふもとにある「徐福茶屋」。毎週金・土・日のみの営業ですが、海に向いたテラス席があり、お茶をするのに最高です。

熊野灘を一望できる熊野市内の絶景スポット

写真:常盤 兼成

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「徐福茶屋」からの風景は、三重県の志摩半島から続くリアス式海岸の南端の湾と、遠くに円く見える水平線。熊野灘には海峡のような水道はないので、大型の船舶もあまり見られません。したがって見渡す限り「海」のみ、という風景が広がり、飽きの来ない景色に見とれます。

熊野灘を一望できる熊野市内の絶景スポット

写真:常盤 兼成

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熊野灘が見える名所といって外せないのがここ「獅子巌」。リアス海岸は波田須で終わり、この「獅子巌」から南は、日本の渚百選にも選ばれている七里美浜が続きます。
毎年8月17日に行われる「熊野大花火大会」の際には、全国から多数の人がこの「獅子巌」周辺に集まります。

狛犬のように見えるこの「獅子巌」は波の浸食によりできたとされますが、高さ25メートルの位置にあるので、波の浸食とともに地盤の隆起の影響が考えられます。「鬼ヶ城」とともに世界遺産に指定されていると同時に国の天然記念物にもなっています。

名勝・日本百景・世界遺産 鬼ヶ城は是非見ておかなくては!

名勝・日本百景・世界遺産 鬼ヶ城は是非見ておかなくては!

写真:常盤 兼成

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名勝「鬼ヶ城」は、日本百景に登録されているだけでなく、2004年に世界遺産にも登録された熊野を代表する観光地。平成27年7月に襲った台風11号の影響で、遊歩道の一部が長期にわたり通行止めになっていましたが、平成29年2月より、「鬼ヶ城」の東口から西口まで歩いて通り抜けることができるようになりました。

名前が付けられている岩には銘板が取り付けられており、階段状に隆起して作られた海岸美を、歩きながら鑑賞することができます。

名勝・日本百景・世界遺産 鬼ヶ城は是非見ておかなくては!

写真:常盤 兼成

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遊歩道は基本的には柵がありますが、一部、崖の近くを通ったり、すれ違いが困難な個所もありますので、ハイヒールなどの履物での散策は不向きです。

ところどころに広々とした箇所がありますし、ペットを連れての散策も大丈夫。ただし混雑している時には腕に抱いてあげたほうがいいでしょう。

名勝・日本百景・世界遺産 鬼ヶ城は是非見ておかなくては!

写真:常盤 兼成

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「鬼ヶ城」は全長1200メートルほどあり、東口から西口までゆっくり歩くと45分ほどかかります。

美しい風景が広がっているのは言うまでもないのですが「夕暮れはさらなり」。熊野灘に落ちる西日と鬼ヶ城の風景は筆舌に尽くしがたい美しさ。夕暮れ時は観光客も少なくなり、ひょっとしたら熊野灘に沈む夕日を独占できてしまうかもしれません。

こちらも世界遺産 日本最古の神社「花の窟神社」

こちらも世界遺産 日本最古の神社「花の窟神社」

写真:常盤 兼成

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熊野市の世界遺産はまだまだあります。「獅子巌」からほど近いところにある「花の窟神社」は日本書紀にも記されている日本最古の神社。

しかしながら意外にも神社に登録されたのは明治になってから。平安時代に作られた全国の神社を載せた「延喜式神名帳」にはこちらの神社は記載されていないことから、当時は「イザナミノミコト」の墓所という認識だったと言われています。

こちらも世界遺産 日本最古の神社「花の窟神社」

写真:常盤 兼成

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「花の窟神社」には神殿はありません。ですから神社だと言われてもピンとこないかもしれません。その影響からか世界遺産に指定されているものの、外国人観光客の姿は多くありません。外国人は熊野本宮大社や熊野速玉大社のような、まさにこれぞ神社、という建物が好きなのかもしれません。

こちらも世界遺産 日本最古の神社「花の窟神社」

写真:常盤 兼成

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「花の窟神社」は高さ70メートルに及ぶ巨岩そのものがご神体となっている無社殿神社ですので、その岩の前で参拝する形となります。岩に向かって人々が手を合わせる姿は、外国人には奇異の感に打たれることでしょう。言い換えれば、熊野地域の自然崇拝の様子が現在まで伝わっている貴重な神社だとも言えます。

「御縄掛け神事」と呼ばれる例大祭は毎年2月2日と10月2日に行われ、三重県の無形文化指定を受けています。岩の上に渡されている大繩が、国道を横切り七里御浜まで引かれ、舞などがささげられる厳かなお祭りです。

熊野エリアの絶景スポット

世界遺産に指定されている三重県の熊野エリアは、熊野古道にこだわりすぎますと、他の見どころを見落としてしまう可能性もあります。熊野古道以外にもご紹介したスポットのような見どころが点在しています。「見渡す限り海」という雄大な熊野灘を一望できるポイントが多いので、熊野古道以外の魅力にも触れてください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/05/03−2017/05/05 訪問

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