運航20周年!「堀川めぐり遊覧船」で松江城下の懐かしい風情を堪能

| 島根県

| 旅の専門家がお届けするオリジナル旅行ガイドメディア

運航20周年!「堀川めぐり遊覧船」で松江城下の懐かしい風情を堪能

運航20周年!「堀川めぐり遊覧船」で松江城下の懐かしい風情を堪能

更新日:2017/05/20 20:09

モノホシ ダンのプロフィール写真 モノホシ ダン 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者

国宝・松江城の内堀をめぐる人気の「堀川めぐり遊覧船」が2017年で運航20周年を迎えます。築城時の姿を残す水面近くから眺める松江城下の風景はどことなく懐かしさを感じさせるものです。加えて松江城の歴史やスポットなどを案内してくれる船頭さんの名調子もまた楽しいです。堀川めぐり遊覧船と松江城で、豊かな自然と歴史体験を満喫してみませんか?

「堀川めぐり遊覧船」とは

「堀川めぐり遊覧船」とは

写真:モノホシ ダン

地図を見る

堀川めぐり遊覧船の乗船場は「ふれあい広場乗船場」「カラコロ広場乗船場」「大手前広場乗船場」の3ケ所あります。松江城とセットで観光を考えている方は黒田町の「ふれあい広場乗船場」から殿町の「大手前広場乗船場」までの遊覧時間約40分のルートがおすすめです。船は約15分間隔で運航され、乗船料はおとな1230円です。

ふれあい広場乗船場にある亀の石像と夫婦船頭の像は、2010年に乗船客400万人を達成した記念に建立されたものです。石像は松江市の特産品である来待(きまち)石を用いたものです。

「堀川めぐり遊覧船」とは

写真:モノホシ ダン

地図を見る

堀川めぐり遊覧船は全長約8m、幅約2m、定員10名〜12名乗りの小さな船です。船の舳先から靴を脱いで乗船します。冬期には豆炭を使った「こたつ船」が運航されていて冬の風物詩になっています。一周(約50分)すると17ケ所の橋を通ることになり、そのうち4つの橋を通るときには「屋根が下がる」仕組みになっています。

「堀川めぐり遊覧船」とは

写真:モノホシ ダン

地図を見る

出航するとすぐに低い橋の下を通るときに屋根が下がる練習があります。前かがみになって姿勢を低くするもので、全員がうまくできると船頭さんが「グッジョブ」と親指を立ててくれます。

まるでアトラクション感覚「下がる屋根」

まるでアトラクション感覚「下がる屋根」

写真:モノホシ ダン

地図を見る

屋根が下がる橋は、「うべや橋」「甲部橋」「新米子橋」「譜門院橋」の4つです。そのうち「うべや橋」と「譜門院橋」は最大限に屋根が下がります。熟練した船頭さんほど屋根を下げるタイミングや高さの調節が上手だそうで、腕の見せ所になっています。

まるでアトラクション感覚「下がる屋根」

写真:モノホシ ダン

地図を見る

橋の下を通るときには、船頭さんが民謡を唄ってくれてその声が暗渠に反響してまるでカラオケのエコーのような感じになります。写真は「うべや橋」を通過時の様子です。この橋の水路は天井の高さも横幅もギリギリでちょっとしたアトラクション感覚が楽しめます。

まるでアトラクション感覚「下がる屋根」

写真:モノホシ ダン

地図を見る

先行する船を後方から眺めると、屋根が橋に接触するのではないかと思われるほどに上手に船頭さんが高さを調節して通過して行くのがわかります。もはや職人芸です。ここの船頭さんの人数は約50名で、そのうち女性の船頭さんも約10名弱います。

自然区の景観の楽しみ

自然区の景観の楽しみ

写真:モノホシ ダン

地図を見る

遊覧船の航路は「自然区」「市街地区」「歴史区」の3つに分かれていてそれぞれの風情が楽しめます。「自然区」では甲羅干しするカメさんたちをよく見かけます。ほとんどが外来種のミドリガメです。

自然区の景観の楽しみ

写真:モノホシ ダン

地図を見る

動物だけでなくキバナショウブなどの植物も目を楽しませてくれます。6月に入るとアジサイの花も見事です。

自然区の景観の楽しみ

写真:モノホシ ダン

地図を見る

お堀端には、松江ゆかりの小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の『怪談』にちなんだ幽霊のモニュメントもあります。

市街地区と歴史区の景観も楽しもう

市街地区と歴史区の景観も楽しもう

写真:モノホシ ダン

地図を見る

「市街地区」の旧日本銀行松江支店の建物を利用した「カラコロ工房」は工芸館になっていて、和菓子・アート・アクセサリー作りが楽しめます。ここには「カラコロ広場乗船場」があるので、いったん下船して体験を楽しんでからふたたび乗船するというのもおすすめです。乗船券は1日乗船券となっているので当日であれは何回も乗船が可能です。

市街地区と歴史区の景観も楽しもう

写真:モノホシ ダン

地図を見る

途中の乗船場では基本的に乗降客がなければ通過します。途中で下船したい方はあらかじめ船頭さんにその旨を伝えておきましょう。写真はカラコロ広場乗船場で手を振る船頭さんたちです。

市街地区と歴史区の景観も楽しもう

写真:モノホシ ダン

地図を見る

「歴史区」にある北堀橋の手前で松江城天守閣が見えてくると遊覧船の旅も終わりに近づきます。ここは船から松江城を撮影するベストスポットです。

あっという間の余韻の残る40分間の船旅

あっという間の余韻の残る40分間の船旅

写真:モノホシ ダン

地図を見る

松江城へ向かわれる方は写真の「大手前広場乗船場」で下船しましょう。ここから松江城天守閣までは徒歩約5分ほどです。一周希望の方はそのまま乗船を継続して下さい。

あっという間の余韻の残る40分間の船旅

写真:モノホシ ダン

地図を見る

堀川めぐり遊覧船はなんともいえない余韻の残る楽しい船旅です。船から降りた後の遠ざかってゆくうしろ姿を見送りましょう。とても絵になる風景です。20年間も多くの人に愛され運航され続けてきた魅力の一端が分かるような気がします。

堀川めぐり遊覧船を上手に使って松江市内を観光しよう

いかがでしたか。さらにこのあとのおすすめプランをご紹介します。大手前広場乗船場で降りて国宝・松江城を見学した後はふたたび船に乗り込んで、水面から武家屋敷や小泉八雲旧居のある「塩見縄手」通りの景観を楽しみましょう。

そしてふれあい広場乗船場で船を降りたあとは徒歩で数分のところにある小泉八雲旧居や武家屋敷を見に行きましょう。船という他の観光地ではあまり体験できない交通機関を使ったとても印象に残る旅になると思います。

ご紹介した写真は新緑の季節ですが、春は桜、秋は紅葉、冬は雪景色と四季折々の景観を楽しむことができます。季節をずらして何回も訪れたくなるそんな素敵な余韻の残る観光地、それが堀川めぐり遊覧船です。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/05/14 訪問

- PR -

条件を指定して検索

トラベルjp<たびねす>

トップページへ戻る

トラベルjpで一緒に働きませんか? 旅行ガイド編集部では運用サポートスタッフを募集中です!

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ