進化を続ける100年旅館 京都丹後「炭平」で日本海の幸と温泉を楽しむ

進化を続ける100年旅館 京都丹後「炭平」で日本海の幸と温泉を楽しむ

更新日:2017/05/26 15:21

Happy ブンブンのプロフィール写真 Happy ブンブン
「炭平」は京都府の丹後半島の海に面した好立地にあります。明治元年創業の歴史を持つ小さな旅館は、幻の蟹と呼ばれる「間人ガニ」で知られる間人温泉の老舗です。日本海の新鮮な海の幸を、家庭では味わえない漁村ならではの料理で振る舞われます。ジャズの流れる大浴場や、海と山の自然を満喫できる露天風呂がある温泉も宿の自慢。施設の改装にも力を入れ、常に進化し続ける100年旅館「炭平」の紹介です。

海の見える特等席と楽しさいっぱいのエントランス

海の見える特等席と楽しさいっぱいのエントランス

写真:Happy ブンブン

地図を見る

海と山に囲まれた「炭平」は小高い丘に建てられた僅か16室の小さな旅館。どの部屋からも日本海を臨む事が出来る好立地にあります。新しくなったエントランスへと続く道はたくさんの植物がお客様をお出迎えしてくれます。

海の見える特等席と楽しさいっぱいのエントランス

写真:Happy ブンブン

地図を見る

旅館の前の空き地には景色を楽しむ為の椅子が用意されています。部屋や露天風呂からも海を見る事は出来ますが、海に一番近いこの特等席にも足を運んでください。ここからは海ばかりでなく、夜は満天の星空を見る事も出来ます。

海の見える特等席と楽しさいっぱいのエントランス

写真:Happy ブンブン

地図を見る

旅館に着いたら新しくなったエントランスで、ウェルカムドリンクと手作りのお菓子をいただきます。大きな窓からは日本海が一望で、旅の疲れも癒されます。ここには、お客様に旅の情報を提供してくれるコンシェルジュカウンターや、人気の自家製果実酒を中心としたドリンクコーナー(写真)も用意されています。ドリンクはセルフサービスなので、いつでも気楽に楽しむ事が出来ます。

部屋は全室オーシャンビュー お勧めは本館「特別室」

部屋は全室オーシャンビュー お勧めは本館「特別室」

写真:Happy ブンブン

地図を見る

「炭平」の客室は6畳の一般客室から贅沢な完全離れの「季音庵」まで、色々なタイプの部屋が用意されています。
今回は本館の特別室で、人気のある奏水(かなみ)の間「水ノ綾-mizunoaya-」を紹介します。この部屋は66平方メートルの広さの和洋室で、幅120cm・長さ200cmの大きなベッドからは、寝ながらでも部屋専用の枯山水の庭園とその向こうに日本海を眺める事が出来ます。

部屋は全室オーシャンビュー お勧めは本館「特別室」

写真:Happy ブンブン

地図を見る

部屋には庭と海を眺めながら入る事の出来る露天風呂が用意されています。二人で入っても余裕の大きさの湯船には、宿自慢の温泉が注がれます。もちろん24時間いつでも入れます。

部屋は全室オーシャンビュー お勧めは本館「特別室」

写真:Happy ブンブン

地図を見る

写真は部屋の露天風呂から見る部屋専用の庭園で、垣根の向こうには日本海が広がり、夕刻になるとテラスの明かりが灯ります。夕食の後は庭を眺めながら、ドリンクバーのスコッチで作られた自家製果実酒がお勧め。「水面を彩る様々な美しさ、水景の綾なすありのままの自然の輝き」というこの部屋のイメージを感じられるかもしれません。

ジャズの流れる内風呂と絶景露天に癒されよう

ジャズの流れる内風呂と絶景露天に癒されよう

写真:Happy ブンブン

地図を見る

「空の雫」と「風の雫」と名付けられたの2ヶ所の大浴場は、どちらも景色のいい露天風呂とジャズが流れるモダンな内湯の構成。昼と夜の男女入れ替え制なので、両方のお風呂を楽しむ事が出来ます。大浴場にはタオルはもちろん、アメニティ類も全て揃っているので、手ぶらで温泉に向かって下さい。
写真は大きなウッドデッキのある「空の雫」の露天風呂で、開放感抜群です。泉質はナトリウム・カルシウムー硫酸塩泉。(低張性アルカリ性温泉)

ジャズの流れる内風呂と絶景露天に癒されよう

写真:Happy ブンブン

地図を見る

「空の雫」の脱衣所には豊富なアメニティばかりではなく、イオンスチーム美顔器やイオンドライヤーが設置されています。またネイルコーナーもあり、女性には嬉しい脱衣所になっています。高級感あふれる脱衣所で、お風呂上りもゆっくりと寛げます。

間人ガニに負けない「炭平」ならではの漁村料理

間人ガニに負けない「炭平」ならではの漁村料理

写真:Happy ブンブン

地図を見る

お食事処「湊」のオープンキッチン風の入り口に行くと、料理人が出迎えてくれます。料理人が、わざわざ挨拶してくれるので、この後の食事への期待も一層膨らみます。またお食事処は流木と竹の飾り壁と襖で区切った風情ある個室となっているので、誰にも気兼ねなく料理を楽しむ事が出来ます。
写真はこの日の囲炉裏焼きで、牛肉や栄螺の定番の他にも、白身のトロと呼ばれる高級魚の「ノドグロ」も並びます。

間人ガニに負けない「炭平」ならではの漁村料理

写真:Happy ブンブン

地図を見る

囲炉裏焼きはスタッフが上手に焼いてくれるので、何もしなくても大丈夫です。網の左側は日本海で獲れる「ハタハタ」の塩焼き、網の中央が高級魚の「ノドグロ」、右の網では岩塩のプレートで牛肉を仕上げてくれます。
食材を焼いている時もスタッフが、楽しい話をしてくれるので美味しさも倍増です。もっと色々食べたいという方は「アワビ」や「京都ブランド牛」の高級食材のオプションも用意されています。

間人ガニに負けない「炭平」ならではの漁村料理

写真:Happy ブンブン

地図を見る

この日の鍋料理はあまり知られてない「ガサ海老」の鍋です。鮮度が落ちやすい為、市場にはほとんど出回らず、漁師しか食べられないという事から「幻の海老」と呼ばれています。まさに家庭では味わえない「炭平」ならではの漁村料理と言えます。

150年の歴史を持つ和風デザイナーズ旅館

「炭平」は約150年の歴史を持つ老舗の旅館ですが、改装を繰り返す事によって和風のデザイナーズ旅館の様な佇まいになりました。新しいものをどんどん取り入れる事によって、時代の求める旅館に変化して来たのです。
今回紹介した漁村料理も素晴らしいのですが、11月〜3月までは日本一と言われる「間人ガニ」の季節となります。この時期は全国から予約が入るので、今回紹介した「特別室」や「離れ季音庵」は早めの予約がお勧めです。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/10/18−2016/10/19 訪問

- PR -

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -