写真:大坪 ともみ
地図を見るギア要塞は、1622年から1638年にかけてポルトガル人によって建てられた要塞で、世界文化遺産に登録されている「マカオの歴史地区」の中の一つです。マカオ半島の中でも一番高い場所にあり、ここにはギア教会と、灯台が残ります。
この灯台には、かつてポルトガル人が、マカオ近海で台風に遭遇した時に、この場所から照らされた光によって導かれたという逸話が残っています。
灯台は外観のみ見ることができますが、教会の中は見学することができます。教会内の撮影は禁止となっておりますので、教会内の厳粛な空気、精巧で美しいフレスコ画はぜひご自身で体感してください。
写真:大坪 ともみ
地図を見るここはマカオで一番高い場所なので、景色も抜群です。天気に恵まれた時はマカオの街が一望できます。近代的な高層ビルやマンションが立ち並ぶ様子はなかなかのもの。しばし要塞からの眺めを楽しむのもお勧めです。
高台にあるギア要塞へのアクセスはタクシーが便利です。タクシーの運転手さんには日本語は通じませんので、語学に自信がない方は、地図やガイドブックで、広東語が併記されたものを見せれば伝わります。
見学料:無料
写真:大坪 ともみ
地図を見るマカオの中でポルトガルの面影が残る場所はたくさんありますが、その中でも最も雰囲気があり、ポルトガルの風情が多く感じられる場所がラザロ地区です。
パステルカラーの建物と、設置された街灯、石畳の道がとても雰囲気がある馬忌士街(マーゲイシガイ)と言う名の通りは、車の縦列駐車までもが、まるでヨーロッパのような街並みです。
写真:大坪 ともみ
地図を見る瘋堂斜巷(フントンジェホン)は、ラザロ地区の中のメインストリートと言われている通りです。波状の模様が美しい石畳の道に、通りに飾られた色鮮やかな花の鉢や木々が、ヨーロッパの街角を思わせます。
この通りには、マカオの中でも古い教会とされる、聖ラザロ教会もあり、重厚なバロック様式の建物や、教会内部の美しいステンドグラスは必見です。
写真:大坪 ともみ
地図を見るマカオの世界文化遺産の中でも圧倒的に有名な建築物が聖ポール天主堂跡です。1602年から1640年にイエズス会によって建築され、当時、「ローマ以東で最も美しい教会」と称された教会です。
1835年に火災により焼失してしまい、現在では、正面壁と呼ばれるファサードのみが残されています。美しく荘厳なファサードは、マカオのシンボルとも言えるでしょう。
写真:大坪 ともみ
地図を見るマカオの建造物の中には、日没後、ライトアップされるものがあります。聖ポール天主堂跡もその一つ。闇夜に照らされたファサードは、昼間とは違った重厚でミステリアスな雰囲気を味わうことができます。
また、日没後は、昼間ほど観光客がいないので、美しいファサードをじっくりと見ることができるのも魅力です。
見学料:無料
写真:大坪 ともみ
地図を見るモンテの砦は、イエズス会の修道士たちの協力のもと、1617年から1626年にかけて作られた軍事施設です。砦は、約1万平米もの敷地面積があり、当時はマカオ総督の官邸や軍事設備が置かれていました。
現在はレプリカの砲台が並び、かつて軍事施設としてマカオの街を守った面影が残ります。
写真:大坪 ともみ
地図を見る高台にあるモンテの砦へのアクセスは、敷地内にあるマカオ博物館のエスカレーターを利用するのが便利です。エスカレーターは、聖ポール天主堂の階段を上って、右手に進むと見えてきます。
見学料:無料
見所満載のマカオの街から、特に押さえておきたいスポットをご紹介しました。
日本からのアクセスも良く、気軽に行けるマカオは、カジノ以外にも魅力がたくさんあります。
世界文化遺産として登録されている「マカオの歴史地区」の建造物を1日かけて巡ったり、ポルトガルの風情が残る街並みをゆっくり散策してみたり。時間に余裕があれば、香港に立ち寄ることも可能です。
小さなエリアに観光スポットが集まっているので、2泊3日程度のスケジュールでも充分見て回れます。思い立ったらふらりとマカオに訪れてみるのはいかがでしょうか?
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(2024/3/19更新)
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