写真:安藤 美紀
地図を見る・近くで沈めば、良縁近し!
・遠くで沈むと、遠方の人と良縁あり!
…しかも、タイムリミットは15分!?
そんな不思議な縁占いができる島根の神社があります。それが、ここ「八重垣神社」。
写真:安藤 美紀
地図を見るアクセスは、しじみの産地で有名な宍道湖から車で約10分。島根・松江市の南側、県道246号沿いに鎮座しています。
もともとこの地には、日本神話「ヤマタノオロチ」の伝説が残されており、「八重垣神社」はその神話に出てくる神様、スサノオノミコトとクシナダヒメがご祭神として祀られています。
ちなみに、「ヤマタノオロチ」をよく知らない…という方のために説明すると、8つの頭と尻尾をもつ大蛇(ヤマタノオロチ)にクシナダヒメという女の神様が捕まえられ、生贄にされそうになったところをスサノオノミコトという神様が救ったというストーリー。
スサノオノミコトはヤマタノオロチを退治した後、クシナダヒメの両親の承諾を得て、きちんと正式な結婚をしました。(今までの神様は、本人同士が良ければ周囲の反対も押し切って結婚していたそうです)
つまり、八重神社のご祭神は、“現在の結婚”の形を作ったと言われています。
写真:安藤 美紀
地図を見る八重垣神社の参拝は、2礼2拍手1礼。穴の空いた硬貨(5円や50円)をお賽銭にすると、ご利益がUPすると言われています。事前に用意して参拝してくだいね。
写真:安藤 美紀
地図を見るでは、いよいよ縁占いにチャレンジしてみましょう。
占いに使う紙は、「八重垣神社」の授与所にて100円で拝受できます。ただし、授与所が開いている時間は、季節によって変わるため注意してください。4〜11月までは8時30分〜17時30分。12〜3月までは9時〜17時までとなります。
写真:安藤 美紀
地図を見る他にも、授与所には「椿のストラップ」、美しいイナタヒメにあやかった「美のお守り」、夫婦椿をモチーフにした珍しい「夫婦のお守り」などがあるので、チェックしてみては!
人気の「八重垣神社」の御朱印帳は、神社の象徴、椿をモチーフにしたもの。落ち着いた色合いでとってもシンプルですよ。
写真:安藤 美紀
地図を見る占いの紙を手にしたら、鏡の池へ向かいます。案内板に従って、拝殿の左側から、スサノオノミコトがヤマタノオロチからイナタヒメをかくまったという「佐久佐女の森」へ行きましょう。
写真:安藤 美紀
地図を見る緑豊かな樹木に囲まれた道を歩くこと約5分、鏡の池へ到着します。
ここはもともと、クシナダヒメが飲水として使っていたり、ヤマタノオロチから隠れていた場所。その際、クシナダヒメが鏡代わりに自分を池に映していたことから、「鏡の池」と呼ばれるようになりました。
動画:安藤 美紀
地図を見る池の前に立ったら、心を静かに落ち着かせましょう。次に占い用紙をそっと浮かべ、10円か100円を紙の中心にのせます。
後は、お願いごとを心の中で1つだけして、紙が沈むのを待つだけ。15分以内に紙が沈めば、その縁は早く結ばれ、30分以上かかれば、その縁を結ぶには時間がかかると言われています。また、手前で沈めば近くの人と縁があって、流れて遠くで沈めば遠くの人と縁があるとも言われています。
ドキドキしながら、紙が沈むのを待つ・・・。緊張の瞬間です!水に浮かべると紙に文字が浮かび上がってきますが、それは今のあなたに必要な助言。おみくじ感覚で楽しんでくださいね!
写真:安藤 美紀
地図を見るまた、鏡の池の後ろには、小さなお社があります。このお社にもクシナダヒメが祀られていますので、縁占いの前後にお参りしてみましょう。
そして、ご利益ポイントをもう1つ。この森には野生のイモリが生息していて、縁占いの最中、紙に触れたり、前を横切ってくれると、さらに良い縁に恵まれると言われているんですよ。
占いをする方は、イモリを見たら超ラッキー。イモリは、暖かい時に出てきやすいので、チェックしてみて。
写真:安藤 美紀
地図を見る「八重垣神社」には、形が違う夫婦椿が3箇所生えています。写真は、駐車場の近くにある夫婦椿。2本の椿が地上で1本にくっついて、仲良く寄り添う夫婦のように見えることから、夫婦椿と呼ばれるようになりました。
そして、葉っぱが芽吹く春頃になると、2枚の葉がくっついた不思議なハート型の葉が落ちてくることも!この珍しいハート型の葉は、授与所の奥に飾られているので、探してみてくださいね。
写真:安藤 美紀
地図を見る写真の椿は、子宝椿という名前が付いた夫婦椿。この椿だけは花が咲く頃になると、何故か同じ場所に複数の椿が群生することから“子宝椿”と呼ばれるようになりました。毎年、3月下旬から5月上旬まで、真っ赤な椿が咲きます。
あまり日当たりが良くないのに、大きく育つ椿は神秘の力そのもの。“子宝椿”がある場所は、「八重垣神社」奥の院近くです。
写真:安藤 美紀
地図を見る「八重垣神社」へ訪れたら、宝物殿(1人200円)にも立ち寄ってみてください。
宝物殿には、神話に出てきたスサノオノミコトやクシナダヒメなど6人の神様の絵が飾られています。この絵は、今から約1100年前の平安時代に描かれたもの。体は消えかけているものの、2人の顔ははっきり残っているんです。しかも、重要文化財になっているのに、ガラスケースに入っていません。目の前で、ご祭神の顔をしっかり見ることが出来ますよ。
「八重垣神社」鏡の池で占えるのは、恋愛に関わらず仕事の縁やお金の縁など、どんな縁でもOK。気になる縁がある方は、あなたの未来を楽しく占える「八重垣神社」を訪れてみてはいかがでしょうか。
住所:島根県松江市佐草町227
電話番号:0852-21-1148
アクセス:JR松江駅(4番のりば)から約15分。「八重垣神社」バス停で下車してすぐ。
駐車場:無料駐車場あり
2019年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/10/15更新)
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