東京都で唯一「日本の滝百選」に選ばれている払沢の滝には、JR五日市線 武蔵五日市駅を起点に西東京バスで1番乗り場から藤倉、もしくは払沢の滝経由数馬行きで約22分で到着することができます。片道470円で、途中には瀬音の湯といった温泉施設や、払沢の滝バス停から7つ先には断崖絶壁が壮観な神戸岩もあるので、併せて訪れるスポットも豊富です！
檜原村には数々の美しい滝がありますが、特に有名な滝が払沢の滝。払沢の滝入口のバス停からは徒歩でわずか15分程度。ほのかに香る木々の匂い、グリーンに帯びた沢沿いを登っていけばリラックス効果抜群です。
払沢の滝は全長60mに及び、北秋川の支流であるセト沢にあるF1の（下流に近い）滝です。実は遡行も行われる滝で、滝壺から見える範囲は下段約24m部分。
払沢の滝の滝壺は深いエメラルドグリーンをしており、奥多摩でもなかなかお目にかかれない色合いです。ここで軽くランチするもよし、漠然と滝の流れを楽しむのもよし。まさにマイナスイオンに満ちた涼風溢れるスポットですよ。
提供元：Photo by「檜原村観光協会」of venue（2017）/cc by 4.0
http://hinohara-kankou.jp/檜原村では、例年8月の下旬頃に「払沢の滝ふるさと夏まつり」が開催されます。期間中は花火が打ち上げられたり、払沢の滝がライトアップ（写真）されたりするので、夕べの滝鑑賞は暑い時期に訪れると最高に格別ですよ！
払沢の滝入口のバス停を降りると、涼風と相まってどこからともなく美味しそうな香りが！その香りを辿っていくとあるのが豆腐屋ちとせ屋。良質な檜原村の山水で作られた豆腐は一味も二味も違い、特に食べて欲しいのが豆腐屋が作る、うの花ドーナツ。
平日500個、休日1000個も売れるという豆腐ドーナツはたとえ冷めても美味しく、モチモチ感がやみつきになる一品です。一個90円とコストパフォーマンスもさることながら、5個以上購入すると専用のお持ち帰り箱を用意してくれるのでお土産にもちょうど良いかも。もちろん払沢の滝で食べるのも美味しいでしょう！
払沢の滝を堪能したところで立ち寄ってみたいのが、檜原村の郵便局であった建物を作り直して、木工細工を販売する森のささやき。22年前はサラリーマンだったと言う御主人が学校に通い手作りで作った建物。当時の夜間ポストなど、当時の面影を残す建物になんだか暖かさを感じるスポットでもあります。
店内に置かれた木工細工はなかなかクオリティが高い品々。特に着目して欲しいのが、写真に写るようなヒノキで作られたもの。日が経つにつれヒノキの香りは失われていきますが、木目が赤みを帯びた木工細工にはヒノキの良い香りがまだまだ残っていますので、ぜひ手に取って香りも楽しんでみましょう。店外に置かれた望遠鏡から遠く天狗滝を見られるようになっているのにも注目。チーズの燻製などもぜひ食べて欲しいところです。
東京都で唯一日本の滝百選に選ばれている払沢の滝はいかがでしたか？蒸し暑い季節にこそオススメしたい涼スポットです。
払沢の滝は、都心からわずかな時間で訪れることができるのが最大のおすすめポイント。滝までのアクセスも比較的楽で、麓のちとせ屋のうの花ドーナツも絶品です。滞在時間は長くても3時間程度なので、最寄りの神戸岩や、帰り際にある瀬音の湯なども併せて楽むといいでしょう！
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(2024/4/19更新)
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