炙り!雲丹乗せ!東京で食べたいバラエティ豊かな肉寿司5選

炙り!雲丹乗せ!東京で食べたいバラエティ豊かな肉寿司5選

更新日:2017/06/14 15:36

さとちんのプロフィール写真 さとちん ご当地グルメライター、海鮮丼マニア、チェコ親善アンバサダー
日本人が好きな食べ物第一位は「寿司」。特に酢飯の上に魚介が乗った「にぎり寿司」は外国人にも人気の日本食です。意外なことに「にぎり寿司」の歴史は浅く、江戸時代に東京で始まった東京の郷土料理なんです。最近の「にぎり寿司」は更なる進化を遂げ、魚介の代わりにお肉が乗った「肉寿司」が大ブームとなっています。王道から変わり種まで、今の東京で食べられる平成版にぎり寿司、絶品肉寿司のお店を5つ紹介します。

肉寿司 <神楽坂>

肉寿司 <神楽坂>

写真:さとちん

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店名にまでなっている肉寿司の元祖ともいえるお店。都内にも数店舗ありますが、それぞれお店の雰囲気が違っていて、デートや接待などニーズで使い分けできます。特に趣があるのが、神楽坂みちくさ横丁の中の店舗。細い路地の奥、長屋の店舗は外国の方を連れて行ったら喜ばれること間違いなしです。

肉寿司 <神楽坂>

写真:さとちん

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こちらの名物は、なんといっても「さしとろ肉寿司」1貫880円。顔よりも大きな国産リブロース肉を1貫に1枚使った見た目もゴージャスな肉寿司。生の状態のリブロースを酢飯に乗せ、目の前でバーナーで炙り、ピンク岩塩とブラックペッパーでいただきます。熱で蕩けた脂の部分は、おろし生姜や葱といった薬味を効かせて食べると、悶絶級のおいしさです。

肉寿司 <神楽坂>

写真:さとちん

「肉寿司」では、牛以外に馬、鶏、鴨の肉寿司も食べることができます。写真は左から和牛ロッシーニ肉寿司。一貫580円。和牛の上にフォアグラとトリュフがのった、これ以上はないという贅の限りをつくした一品。

左奥は鶏昆布〆。1貫190円です。一見生のように見えますが、低温調理でしっかり中まで熱が通っているので、安心していただくことができます。

右奥は青森馬肉赤身。一貫190円。低カロリー、栄養価も高く、最近注目の食材です。こちらの馬肉は臭みもなく、やわらかで、馬肉初心者でもおいしくいただけます。

ホルモン松田 <赤坂>

ホルモン松田 <赤坂>

写真:さとちん

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赤坂見附の駅から徒歩1分ほどの場所にある「ホルモン松田」。A5ランク黒毛和牛と最高級ホルモンを「え?こんな値段でいいの?」というくらいリーズナブルに食べることができるお店です。そして、店長はイケメン!これ、大事です。

こちらの肉寿司は、軽く炙った肩ロース肉を自家製のガリを混ぜ込んだシャリに乗せています。お肉にも味がついているので、そのままパクリとひとくちでいただきましょう。ガリが効いているので、見た目よりもさっぱりと食べることができますよ。

こちらの肉寿司は3,000円コースでいただくことができますが、単品での注文も可能です。

ホルモン松田 <赤坂>

写真:さとちん

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肉寿司以外にもう一品オススメするとしたらイケメン店長の名前が付いた「サーロインの松田焼き」でしょう。手のひらよりもはるかに大きいサーロインの両面を軽く炙り、特製とろろだれにつけていただきます。そのまま食べてもいいですが、ご飯の上に乗せて食べると、一気にご飯も胃の中に消えていってしまいます。お肉が飲み物になります。強引ですが、飲む肉寿司とでもいいましょうか。

こちらも是非味わってほしいメニューです。

本元 <蒲田>

本元 <蒲田>

写真:さとちん

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蒲田駅東口から徒歩2分の「焼肉 本元」。最近はオシャレな焼肉屋さんが多い中、昔ながらのサラリーマン御用達といったような店内。女性は入るのがちょっと躊躇われる?大丈夫です!未使用のゴミ袋を貸してくれるので、荷物や上着に匂いはつきません。ゴミ袋というのが笑えますが、これで安心して焼肉を楽しむことができます。

こちらはクチコミサイトで高得点を得ている「目黒 韓菜園 本家 Ponga」の姉妹店。独自ルートで仕入れた国産和牛を蒲田価格でいただくことができます。

本元 <蒲田>

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特選霜降り肉をサッと炙った「炙り寿司」は一貫なんと280円!!二貫から注文することができます。お肉が安くておいしいので、焼肉で既にお腹いっぱいという人が多いのですが、この「炙り寿司」は量も手ごろと言うことで、〆に頼む人が多いとか。蕩けるような柔らかいお肉と、見た目よりもさっぱりとした肉寿司はお店の人気商品です。

寿司さいしょ <銀座>

寿司さいしょ <銀座>

写真:さとちん

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肉寿司は焼肉屋さんのメニューと思っていませんか?お寿司屋さんにも肉寿司はあるんです。

寿司さいしょでいただける肉寿司は、焼肉の名店「格之進」の門崎熟成肉を使用しています。6週間ほどかけて熟成させる門崎熟成肉は、アミノ酸の旨味が増し、雲丹に負けない濃厚な旨味が特徴です。分厚いのにやわらかい門崎熟成肉と雲丹のコラボは、一度味わったら、その日の夢にでてきそうなおいしさです。

寿司さいしょ <銀座>

写真:さとちん

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寿司屋の肉寿司は、大将とのおしゃべり、目の前でバーナーで炙って仕上げるパフォーマンス、鼻孔をくすぐる香ばしい香りと共に、五感すべてで味わう最上級の肉寿司です。

寿司+お肉のパイオニア的存在の寿司さいしょ。コースには格之進のお肉を使用したステーキや煮込みも味わえる10,000円のコースもあります。最近いろんなお店で見かけるお肉で雲丹を巻いた「うにく」は、こちらのお店が始めたもので、「うにく」は寿司さいしょの登録商標となっています。

寿司さいしょ <銀座>

写真:さとちん

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様々なイベントを仕掛けてくる寿司さいしょは、SNSのチェックも是非しておきましょう。不定期で開催される「うに祭り」は、FacebookやTwitterで告知されるや否や数分で満席になる大人気のイベントです。
時には格之進のお肉の解体ショーまで行われ、海外からのお客様も多いのも納得です。

うしみつ <恵比寿>

うしみつ <恵比寿>

写真:さとちん

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TVや雑誌で何度も紹介され、芸能人も多く通っている西麻布「けんしろう」の姉妹店。「けんしろう」よりもカジュアルに利用できるお店として、2017年2月に恵比寿にOPENしました。
人気メニューは薄くスライスしたクリ(肩の部分)の両面を、さっと炙り、白ワインベースの雲丹ソースにつけていただく「うしみつ焼き」。フレンチ出身のシェフによる雲丹の甘さと白ワインの酸味が、焼肉を高級フレンチに仕上げています。「けんしろう」では、食べられないスペシャリティ。

うしみつ <恵比寿>

写真:さとちん

そして、肉寿司も「けんしろう」にはないメニューです。その日、最適なお肉の両面を軽く炙り、自家製のお酢とお醤油を混ぜて作ったシャリの上に乗せた「炙り和牛握り寿司」。シャリに味がついているので、何もつけずにそのままいただきます。炙り寿司に使うお肉は、比較的赤身のお肉を選んでいるとのこと。和牛の旨味を堪能できます。

「うしみつ」のお料理は、すべてコースとなっていて、7,980円のうしみつ犇極(Gyu-Kyoku)コースで、「炙り和牛握り寿司」が「うしみつ極みユッケ」と共に供されます。

うしみつ <恵比寿>

写真:さとちん

他に裏メニューとして2種類の肉寿司があります。
雲丹の肉巻きは、シャリを生肉で巻き、上に雲丹とキャビアを乗せた贅沢な一品。一皿4貫で2,500円。お寿司屋さんで人気の「トロたく」は、マグロのトロの代わりに極みユッケを使い、いぶりガッコと共に巻いた、こちらも豪華な一品。一皿6貫で2,000円です。

裏メニューですが、誰でも注文することができ、盛合せも可能とのこと。
せっかくなので奮発してみては如何でしょう?

安全・安心でおいしい肉寿司。進化した和食を是非味わってください。

肉寿司は、海外のお寿司屋さんが生の魚を食べる習慣のない外国人のために作ったのが始まりと言われています。東京生まれのお寿司が海外で発展して東京に戻り、さらにパワーアップ。各店舗様々な工夫やアイデアを凝らした斬新な肉寿司を東京で食べ歩きしませんか?

今回紹介したお店は、おいしいだけでなく、当然ですが生肉を取り扱う新しい食品法に基づいた基準をクリアし、各自治体の許可を得ているお店ばかりなので、安心していただくことができます。焼いたお肉とはまた違う、ねっとりと官能的なお肉とお米のハーモニーを、是非味わってください。

※小さなお子様や年配の方など、抵抗力の弱い方は生肉の提供をお断りさせていただくこともあります。予めご了承ください。

掲載内容は執筆時点のものです。

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