フワフワ天然かき氷!四代目徳次郎「日光・天然の氷かき氷」図鑑

フワフワ天然かき氷!四代目徳次郎「日光・天然の氷かき氷」図鑑

更新日:2017/07/10 08:59

フルリーナ YOCのプロフィール写真 フルリーナ YOC 絶景・感動探究家、旅する音楽講師
暑い夏、ヒンヤリふわふわ天然氷かき氷は最高の幸せ!栃木県は天然氷かき氷の名店がひしめく地。中でも「四代目徳次郎」の天然氷は、日光山系の名水を使い伝統的製法で作る良質の天然氷。手間ひまをかけた天然氷で作るかき氷は、羽のようにフワフワ。日光・冬の風物詩“天然氷の切出し”動画を交え、四代目徳次郎の絶品かき氷を楽しめる栃木県下の全店と、全国情報を一挙ご紹介。絶品かき氷を求め、いざ“とちぎ旅”へ!

天然の氷は四代目徳次郎と仲間たちの情熱が生む逸品!

天然の氷は四代目徳次郎と仲間たちの情熱が生む逸品!

提供元:四代目徳次郎

http://tokujiro-4th.com/page-32/

今や全国にその名を轟かす「日光天然氷」。日光市には全国に7軒しかない氷室のうち3軒が集結。その理由は日光の気候にあります。良質の天然氷は日光のように、冷え込むけれど雪が多く積もらず、名水が豊富にある地域でないとできません。

天然の氷は四代目徳次郎と仲間たちの情熱が生む逸品!

写真:フルリーナ YOC

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その日光で、評判の天然氷を作っているのが「四代目徳次郎」こと山本雄一郎さん。山本さんは、日光市の「吉新氷室(三代目)」が高齢のため氷室をやめると聞き、日光天然氷の文化を絶やしてはならないと弟子入りを志願。始めは無理だと断っていた吉新氷室三代目も、山本さんの熱意に動かされ天然氷を伝授。こうして吉新氷室は四代目徳次郎の天然氷として、山本さんと仲間たちに継承されました。

氷屋を始めた山本さんは、天然氷ならではの美味しいかき氷を作るため日夜研究。機械の刃・削る氷の温度・削りの技術に拘り、フワフワ絶品のかき氷を生み出しました。

動画:フルリーナ YOC

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天然氷作りは過酷な仕事。氷を張る池の土づくり、枯葉や草が水に入らぬように周囲の草刈りや清掃も欠かせません。天候などの関係で良い氷ができない時は、せっかく張った氷を割って再度作り直し。良い氷が張っても雪が積もると台無しになるので、雪の日には何時間でも氷の上を掃き続けます。大雪の時は夜通し氷の上で掃き続けることも。でもそんな時には仲間たちが心配して駆けつけてくれます。
 
氷の厚さが15p程になったら、いよいよ切出し。仲間たちや、天然氷を使うお店のオーナーやシェフたちが全国から集まり作業します。切り出された氷は、竹のレールに乗せ氷室の中へ。切り出した氷を“蓋氷”という商品にならない氷で覆い、さらに日光杉のおが屑で覆います。この方法で天然氷は氷室の中で夏を越すことができるのです。切出しの様子、ぜひ動画でご覧ください!

四代目氷屋徳次郎・日光天然の氷かき氷<日光地区>

四代目氷屋徳次郎・日光天然の氷かき氷<日光地区>

写真:フルリーナ YOC

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そうして切り出された氷は、栃木県下そして全国のお店へと運ばれ、フワフワの美味しいかき氷となって私たちに幸せを運んでくれます。これはもう、食べるっきゃない!四代目徳次郎「日光天然の氷かき氷」を扱う栃木県下の全店ご紹介します。まずは旧・日光地区(日光駅周辺と霧降高原)。

四代目氷屋徳次郎・日光天然の氷かき氷<日光地区>

写真:フルリーナ YOC

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<カフェ・アウル>
「四代目徳次郎・日光天然の氷かき氷」の本拠地・霧降高原“チロリン村”の中に建つ“カフェ・アウル”。日本全国からたくさんの人々が、徳次郎の天然の氷かき氷を求めて訪れます。「フワッフワで最高!キーンとならない」という感想はもう皆さん、あちこちでお聞きのはず!

「カフェ・アウル」のかき氷は、砂糖と果汁のみを使った手作りシロップ。レモンは広島産、蜂蜜は氷室の周りに咲く花々の自家製百花蜜、イチゴとブルーベリーは栃木県産の「とちおとめ」と「ハイブリッシュ」を使用。絶品の練乳は大笹牧場の牛乳を使い、手作りしています。

四代目氷屋徳次郎・日光天然の氷かき氷<日光地区>

写真:フルリーナ YOC

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<日光珈琲・御用邸通り>
こちらは人気の古民家カフェ<日光珈琲・御用邸通>のかき氷。美味しい手作りシロップと優しいフワフワかき氷が、暑さの中で歩き疲れた体を元気にしてくれます。

写真は一番人気のとちおとめ。栃木が誇るとちおとめを贅沢に使った香り高い自家製シロップが自慢。削られた氷も美しく、見ても食べても幸せなかき氷!「日光珈琲 御用邸通り」は東照宮や田母沢御用邸にも近く便利です。

SL大樹が走る「下今市」駅周辺もかき氷激戦区!

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写真:フルリーナ YOC

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<Cafe and Diningbar 珈茶話>
東武線“下今市”駅は、2017年夏からSL大樹が走ることでも話題。この周辺には、旧日光市に氷室を持つ「松月」と、旧今市市に氷室を持つ「三ツ星氷室」があります。“下今市”駅周辺で「四代目徳次郎」のかき氷を扱う店は2軒。まず下今市駅至近の「珈茶話」。ここは可愛い3Dアートラテとかき氷、美味しいランチとお酒で評判の店。

「珈茶話」のかき氷は、別添えのシロップをかけながら食べるので、フレッシュなシロップの味を最大限に楽しめます。シロップはフレッシュフルーツのみならず、トマトやジンジャーなど珍しいシロップも。冬季のみハーフサイズのかき氷も提供しています。また、夜には「カクテルのかき氷(カルーア・リモンチェッロ・ブランデー…etc…)」のかき氷も登場。ムーディーなバーカウンターもあるので、特にデートにおすすめ。また美しい天然氷のオンザロックも楽しめます。

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写真:フルリーナ YOC

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<日光珈琲・玉藻小路>
こちらは、「下今市駅」から徒歩5分の小さなレトロな路地・玉藻小路にある素敵な古民家再生カフェ「日光珈琲・玉藻小路」のかき氷。

こちらの写真は“マンゴーパラダイス”。フワッフワのかき氷の中には、マンゴーの果肉ゴロゴロいっぱいと、クリーミーなアイスクリームが“かくれんぼ”。他にも日光珈琲自慢のかき氷ラインナップが並びます。

餃子だけじゃない宇都宮!かき氷の名店が揃う町

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写真:フルリーナ YOC

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<ドードーナツ>
こちらは宇都宮で人気のドーナツ屋さん「ドードーナツ」のかき氷。フレッシュフルーツを惜しげもなく使っています。写真は通年メニューの“キャラメルパッション”。パッションフルーツの爽やかな酸味に、自家製キャラメルソースの濃厚な甘さと香りがたまらない逸品。氷の中にはプルプルのミルクプリンが!

夏には、山梨桃のシロップと練乳がたっぷりかけられた『生ももミルク』も登場!かき氷の上には生桃がごろっと乗り、こちらのかき氷の中にもミルクプリンが入っています。

餃子だけじゃない宇都宮!かき氷の名店が揃う町

写真:フルリーナ YOC

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<和人堂>
宇都宮で人気絶大の農産物直売所「あぜみち」の駐車場に面したコーヒースタンド「和人堂」もかき氷の名店。和人堂のかき氷は美味しいのにリーズナブル!

写真のかき氷は、「和人堂」オリジナルのトロピカーナ。氷の底にはマンゴー果肉がたっぷり、かき氷下部にはマンゴーシロップ、上部にはグレナデン(ざくろ)シロップがタップリかけられます。ザクロの爽やかな自家製シロップと、濃厚なマンゴーの相性が抜群の逸品。また、宇都宮名物“レモン牛乳”を爽やかなシロップに仕上げた特性オリジナル「レモン牛乳」のかき氷も。

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写真:フルリーナ YOC

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<宮カフェ>
宇都宮&栃木県の美味しいものが一堂に会するアンテナショップ“宮カフェ”。宮っ子も旅人も、宇都宮のオイシイを求め、ここに集います。宮カフェ”では7月からいよいよ4代目徳次郎、天然氷かき氷が始まりました!まずは人気の「とちおとめ」が販売スタート、追って「桃」「マンゴー」も間もなく始まる予定です。

写真のかき氷は「とちおとめ」。たっぷりかけられた自家製シロップは、イチゴの果肉感を残した濃厚な美味しさ!四代目徳次郎のフワフワかき氷を華やかな味に仕上げます。最後の最後までシロップと氷の絶妙な味のバランスが崩れないのも驚きです。

鹿沼・全国に名を轟かすカフェの名店「日光珈琲」のかき氷

鹿沼・全国に名を轟かすカフェの名店「日光珈琲」のかき氷

写真:フルリーナ YOC

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<Cafe’饗茶庵>
鹿沼市の日光珈琲「Cafe’饗茶庵」は、“ふるカフェ”や映画にも登場した全国に知られる名カフェ。アヒルも猫もすんでいるほのぼのレトロな鹿沼・根古屋路地に建っています。

この写真のかき氷は「氷あんみつ」。クリームあんみつの上にフワフワかき氷。シロップは黒蜜ときな粉。濃厚な美味しさが最期まで続く和スイーツ好きにタマラナイかき氷です。

鹿沼・全国に名を轟かすカフェの名店「日光珈琲」のかき氷

写真:フルリーナ YOC

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<朱雀>
2017年世界遺産に登録された「鹿沼今宮神社祭の屋台神事」が行われる今宮神社参道にある「日光珈琲・朱雀」。ここはテイクアウトもできる人気カフェ。

<朱雀>のかき氷は、日光珈琲各店と同じラインナップですが、ハーフサイズメニューがあります。この写真は「日光珈琲」自慢の香り高き自家焙煎珈琲をシロップにした「カフェオレ」。ちょっと大人テイストの甘すぎないかき氷で、氷の下にクリーミーなバニラアイスが入っています。

追記

四代目氷屋徳次郎の天然の氷、お楽しみいただけましたか?
上記のかき氷は2017年6月10日現在食べられるかき氷。7月になると旧日光市内で「ホテル・千姫物語」「あさやレストハウス」、駅ビルパセオ「縁」でも発売が始まります。

また、東京では7月1日から23日まで“渋谷西武”A館。7月8日から9日まで“かっぱ橋通り”イベント。7月15日から9月3日まで“三越恵比寿店”。7月1日から9月30日まで“東武ホテルレバント東京・ロビーラウンジ「クリスタルムーブメント」”。

関西では6月7日から13日まで“近鉄百貨店 四日市店"(三重)。6月14日から19日“山陽百貨店”(兵庫)。6月28日から7月3日“そごう広島”。7月15日から8月27日“高槻西武”(大阪)。8月9日から31日“名鉄一宮”(大阪)。  

中部では6月23日から名古屋市「氷菓処にじいろ」、4月から静岡県浜松市の「Fucu cafe」。
東北では8月2日から15日“うすい百貨店”(郡山)にて、氷屋徳次郎・日光天然の氷かき氷を楽しめます。

また、イタリアンの巨匠山田宏巳シェフの「リストランテ・ヒロソフィー銀座」のコースのデザートにも、何と徳次郎のかき氷が登場。徳次郎のかき氷を使った山田シェフのデザートは大評判!山田シェフ自ら、氷の切出しにも来られるのですよ。

「かき氷とちぎ旅」はもとより、暑い夏の旅の途上で、そして全国で、ぜひ日光の名水が生み出す絶品かき氷をお楽しみくださいね!それでは皆さんクールな旅を!

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/02/08 訪問

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