小野小町が見つけた湯!山形・米沢市の小野川温泉ぶらり散策

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小野小町が見つけた湯!山形・米沢市の小野川温泉ぶらり散策

小野小町が見つけた湯!山形・米沢市の小野川温泉ぶらり散策

更新日:2017/05/29 17:57

八岳木 流泉のプロフィール写真 八岳木 流泉 温泉ライター

山形県の米沢市に湧く「小野川温泉」は、小野小町によって発見されたと伝わる由緒正しい温泉郷。立地や知名度の面では少し控えめですが、反面落ち着く湯の町です。温泉街をぶらりと歩けば、様々な名所が見えてきます。

町は静かな佇まい

町は静かな佇まい

写真:八岳木 流泉

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小野川温泉は、山形県米沢市に位置する温泉郷です。米沢の市街地からは少し離れた場所にあるので、米沢の奥座敷とも呼ばれてきました。歴史は非常に古く、承和3(836)年に開湯したと伝わっています。既述のとおり、発見者は小野小町。小野川温泉の名前も、小野小町から取ったものです。

町は静かな佇まい

写真:八岳木 流泉

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長く、知名度や周知度が控えめなことに悩んでいた同温泉ですが、小野小町を前面に出すなど、練られた戦略により、近年は観光客も増えてきました。それでもやはり、どこか町並みは静かな雰囲気。それも小野川温泉の魅力といえます。現在の温泉街は、複数の共同浴場をはじめ、15軒ほどの宿泊施設が建ち並んでいます。

小野川温泉へ車でアクセスする場合は、東北自動車道「福島飯坂」インターや常磐自動車道「会津若松」インターを利用すると便利です。公共交通機関の場合は、山形新幹線等が乗り入れる「米沢」駅から、山交バスが出ています。

共同浴場と飲泉と

共同浴場と飲泉と

写真:八岳木 流泉

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宿泊でも、日帰り目的でも、小野川温泉に来たならば町歩きは欠かせません。それほど大きな町ではないので、のんびり歩くと良いでしょう。小野川で知っておきたいのは、豊富な源泉と情緒あふれる共同浴場です。露天風呂が人気の「小町の湯」や、近年リニューアルした「滝の湯」も魅力的ですが、おススメしたいのは「尼湯」です。白壁が綺麗に映える施設で、町の象徴として愛されています。入浴する際は近隣の商店で入浴券を購入するシステム。まさに地域が管理する共同浴場ですね。

浴室はタイル張りの内湯が男女一つずつあります。比較的小さめですが、窓からの外光が明るく、開放的な雰囲気です。泉質は含硫黄-Na・Ca-塩化物泉。クセがなく熱めで、さっぱりとした良泉です。

共同浴場と飲泉と

写真:八岳木 流泉

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尼の湯の玄関先では、小野川の源泉が流れています。これは同温泉郷お墨付きの飲泉場。小野川温泉では、飲泉を強く推奨しており、誰でも自由に飲むことができます。飲めば痛風などへの適応が期待できるとあって、こちらも高い人気です。

町を歩けば小町に当たる

町を歩けば小町に当たる

写真:八岳木 流泉

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小野川温泉を散策していると、あちこちで小野小町に因んだ名所へ当たります。「扇屋旅館」の一角に組み込まれているのは「小町観音」。元来、温泉街から離れた山奥にあった観音様を、近年町なかに遷してきたもので、通りすがりの旅行者も手を合わせてゆきます。

町を歩けば小町に当たる

写真:八岳木 流泉

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さらに、尼湯の近くに鎮座する瑠璃光薬師如来の参道入り口には、全長約1メートルの石が置かれています。これは「小町の休み石」というもの。京都から父を訪ねて来た小野小町が、この石に座って休んだとされる石です。ここで湯けむりを見つけ、小野川温泉の発見に至ったと伝わっていますので、まさに小野川温泉の原点といえるでしょう。また、小町にあやかって、この石に座ると美人になるとの噂もあります。いで湯に入って源泉を飲んで石に座って、小野川温泉の旅から帰る頃には、綺麗になること請け合いです。

奥が深い小町の湯郷

尼の湯から飲泉、小町観音、小町の休み石と、小野川温泉の魅力は尽きません。もちろん、宿泊をすればさらに楽しさが増しますし、他の共同浴場やお土産探しも一興。どちらにしても、旅して家に帰ったら、男女問わず美人になっていることでしょう。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2015/10/17 訪問

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