マイエンフェルト(Maienfeld)はスイス東部の山岳地方グラウビュンデン州(Graubunden)のリヒテンシュタインとの国境付近にあります。グラウビュンデン州といえば、高級リゾート地のサンモリッツやスキーのメッカ、ダヴォスがある州です。山奥なので遠そうなイメージですが、チューリッヒから電車でわずか1時間ちょっとで出られるんですよ!
ハイジの村はマイエンフェルト駅から山の方面に行かなければなりません。歩いてもわずか30分程度ですが、バスでもハイジ村の麓までアクセスが可能です。ハイジ村からさらに山を2時間登ったところにあるハイジのモデルとなった少女が実際に過ごした当時のままの家が見たい人はバスでのアクセスが時間的に無難でしょう。
*ハイジの物語はフィクションです。
バスでのアクセス方法:マイエンフェルト駅より14番バスでハイジ村(ハイディドルフ/ Heididorf)で下車してください。このバスは山里に住む人たちのためにぐるりと巡るルートなので15分かかりますが、絶景の広がる車窓を楽しんでください。バスを降りたらあとは標識に従って歩くだけです。
*ハイジドルフまで運行する14番バスはハイシーズン以外は土・日のみ運行なのでメモのスイス国鉄公式ホームページリンクで要確認。
**乗車駅:マイエンフェルト駅(Maienfeld Bahnhof)、目的地バス停名:ハイディドルフ(Heididorf)と予定乗車日を記入して検索してください!
バス停を降りてハイジ村を目指しましょう。道のりからすでに大自然に囲まれています。清々しい気分に浸りながら闊歩してください。日々仕事に追われている日常のストレスが一気に払拭されるでしょう。
さらに足を進めて行くと目下に先ほど居たマイエンフェルトの町が見下ろせます。可愛らしい家々が纏まったとても小さい町です。町というよりも村といったほうが正しいかもしれませんが、ハイジ村に来ればその意味がわかるはずです。
村に着くと、キオスクがあるのでそこで博物館のチケットを買いましょう。ハイジの暮らしぶりを垣間見ることができます。贅沢な美しすぎる環境の中に立つ石造りの家は自然の景色にマッチしています。
家の内部には、作品が書かれた19世紀のハイジや、おじ、おば達の暮らしぶりが良くわかるように展示されています。入り口に置かれた山を下る時のソリや、スキー板、雪の上を歩くかんじきなどを見ると、まるで今も誰かが生活しているかのよう。
ハイジの村の高台にはもう一軒おじいさんとハイジが過ごした家の再現があります。こちらはログハウス風で先ほどの家よりもずっと小さく、可愛らしい家です。屋根裏にはもちろん藁のベッドがあります!これこそが皆さんが一度は憧れたハイジのベッドルームです。
実際の家を見たい人はここから片道2時間かかる山道を進んでください。上には食事ができる小屋もあります!そこまで行かなくても綺麗な景色を優雅に眺めながらハイキングできる道はたくさんあります。全て標識に方向と所要時間が書かれているのでそれを参考に歩いてください。
*マップ上のルートは一例です。
スイス人を始め、イタリア、ドイツの家族連れが多く訪れるこのハイジ村はいかがでしたか?天気が良い日は天国にいるかのように最高です。あの憧れのハイジはこんな暮らしをしていたのだな、と想像を膨らませながら訪れてみてください。大きなアトラクションがあるわけではありませんが、大自然そのものがここの醍醐味なのです。ここで見た景色は大きな旅の思い出の一つになるでしょう。
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(2023/12/8更新)
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