堀切菖蒲園といえば東京スカイツリーから荒川北北東に超えた対岸、人情の街 葛飾区に所在を置く菖蒲園です。古くから江戸の名所として人気を博したスポットで、かの安藤広重や歌川豊国らが錦絵の題材として描いた程です。園内はところ狭しに約200種6000株もの花菖蒲を楽しむことができ、万年録三郎の名花「十二単衣」は予備知識として記憶に留めておきましょう!相方と花菖蒲をバックに撮り合いっこや、近くの方にお願いして二人の記念写真など良さそうですよ。撮って欲しい時は、先に撮ってあげると案外スムーズにいくものですよ!
ところで花菖蒲、カキツバタ、アヤメは似たりよったりで見分けがつかないと思いますが、そこは付け根の色や模様で判別しましょう。写真のような黄色をしたものは花菖蒲、白色がカキツバタ、網目状をしたものがアヤメとなります。植物ってこれがなんなのか分かると数倍楽しめるものです、お試しあれ。
堀切の花菖蒲といえば、歌川広重の名所江戸百景で描かれた一つですが、ここは一つ同ポジの写真を狙って見ませんか?
と言いつつも、結論から言ってしまえば同じロケ地は残念ながら無さそうです。前景に花菖蒲、川を挟んで後景に広がる菖蒲園という構図はどうも該当する場所が無いからです。ですが堀切の花菖蒲最大の特徴である、空に生える構図が狙えるポイントはあります。そこは堀切菖蒲園から徒歩数分の荒川河川敷にある、堀切水辺公園。こちらは地元のボランティアの方々が大切に育てた800株の花菖蒲が植えられていて、かなり低い位置から構図を作ることが可能なんです。このロケ地で菖蒲色と青々した空の大胆な写真を狙ってみましょう!さらに、写真でいう右の空き空間に相方の顔をにゅっと出した写真なら、さらに面白いかも、お試しあれ!
続いて紹介しますのは葛飾菖蒲まつりのもう一つの会場、水元公園。こちらは都内で唯一の水郷公園で中央を流れる大場川が特徴的な公園です。おまつり期間中は堀切菖蒲園と水元公園を繋ぐ循環バスもありますので是非活用したいところです。
さて、水元公園の狙ってみたい写真ですが、夕暮れ時の水面に輝く花菖蒲などいかがでしょうか?先の写真では一輪のみ構図に入れ込んでいますが、どうでしょ?なかなかいい雰囲気が出るかと思います。
さらに試してみたいのが、レンズフレア。ベンチに座った相方と夕暮れ時の黄昏、なんとも美しい空間を二人で共有できるはず。さらに暗くなってから、イチャつけるチャンスですよ!たぶん!
最後に紹介するのが東京の水瓶、多摩湖の東端に位置する市立北山公園。こちらではなんとザリガニ釣りの聖地でもあります!デートに釣り糸とサキイカ持参とは壮年のカップルにしかできないかもしれませんが、花菖蒲とザリガニのある写真はまた斬新かもしれませんね。また単純に屋台で飲み食いしながらの、日常系フォトにオススメの花菖蒲です。
こちらは西武遊園地が目と鼻の先なので行き掛け、帰り際ライトアップと併せて楽しむのも良さそうですよ!
さてお互いに写真に熱中するあまり、帰ってみて写真を確認してみると「あれ?」花菖蒲だけじゃん?なんて事態にならないよう、撮った写真をどうどう〜と感想の言い合いや記念写真を意識して、初夏の色、菖蒲色(あやめいろ)を撮りに、カメラ片手にLet’東京デート!
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