「MGVs(マグヴィス)ワイナリー」甲州勝沼にお洒落に出現!

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「MGVs(マグヴィス)ワイナリー」甲州勝沼にお洒落に出現!

「MGVs(マグヴィス)ワイナリー」甲州勝沼にお洒落に出現!

更新日:2017/05/30 16:28

和山 光一のプロフィール写真 和山 光一 ブロガー

国内を代表するワイン王国・山梨。甲州市勝沼周辺を中心に、大小さまざまなワイナリーが点在しています。そんな勝沼の地に新しくワイナリーが出現しました。半導体製造装置などを手掛ける塩山製作所が平成29年4月、勝沼等々力地区の日川のほとりにオープンさせたのが「MGVs(マグヴィス)ワイナリー」です。ブドウ品種とテロワールにこだわり、体系化されたワイン作りを目指すワイナリーに是非足を運んでみてください。

緑の絨毯に「MGVs」の文字が躍るスタイリッシュなワイナリー

緑の絨毯に「MGVs」の文字が躍るスタイリッシュなワイナリー

写真:和山 光一

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中央自動車道勝沼ICを下り、国道20号より藤井交差点を勝沼市内に入り、日川まで道なりに進むこと約3km、車で6分程走らせると突如現れるのが、米国のシリコンバレーを思わせるような広大な緑の絨毯、ガルバリウム鋼板に覆われた黒い建物、そして「MGVs」の文字です。

社長の松坂浩志氏が手掛ける“マツザカ・グリーン・ヴィンヤーズ・ワイナリー”は、平成27年3月までスマートフォンのカメラ向け半導体部品を製造する工場・PDMセンターをリノベーションしてオープンしました。

緑の絨毯に「MGVs」の文字が躍るスタイリッシュなワイナリー

写真:和山 光一

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かつて半導体工場であった建屋を全面リノベーションしながらも、もともとインダストリーであったというイメージを生かした作りになっています。黒の壁面に白色が鮮やかに屋外にそびえ立つ液化窒素タンクは、半導体の洗浄に使用していたものですが、今ではワイン製造の際にワインが空気に触れないようにするために活用されています。

緑の絨毯に「MGVs」の文字が躍るスタイリッシュなワイナリー

写真:和山 光一

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建物・設備の60%が流用できたと言われる半導体工場が持っていた機能のうち室内の空気を清潔に保ち、室温コントロールが可能なクリーンルームはワインの熟成や瓶詰に最適です。品質に厳しい半導体製造で培ってきた徹底した品質管理と衛生管理を保つノウハウがここでも生かされています。

インダストリー系ワイナリーは体系化によるワインづくり

インダストリー系ワイナリーは体系化によるワインづくり

写真:和山 光一

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テロワールを大切にするため、ぶどう品種と畑を体系化したワイン作りを行っています。ぶどうの品種は、勝沼町が古くからぶどうの産地であり、この地域固有品種である“甲州”と山梨で多く栽培されている“マスカット・ベーリーA”の日本固有の二品種に特化しています。またテロワールにこだわり、同じぶどう品種でも栽培されているその年、その土地でしか生み出せないそれぞれ味わいの違いを楽しむことを追求しています。

インダストリー系ワイナリーは体系化によるワインづくり

写真:和山 光一

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商品名についてはMGVsのワイン名は全てアルファベットと3ケタの数字によって表されています。白ワイン用ぶどうで勝沼伝統品種“甲州”はKシリーズで、赤・ロゼワイン用ぶどうで日本ワインの祖・川上善兵衛が開発した日本固有品種“ベーリーA”がBシリーズになります。これにぶどうの収穫地(テロワール)ごとの1勝沼地区・2一宮地区・3穂坂地区・4市町村・5山梨県の数字があてられます。例えば写真の左のワインは、甲州の一宮地区なので『K2』右のワインはベーリーAの山梨県なので『B5』とラベルに表記されています。実際はもう少し詳しく数字の2桁目には仕込み・原料処理方法が、3桁目には製造方法の違いで数字が表記されます。

スタイリッシュなカウンターバーでお洒落に試飲はいかが!

スタイリッシュなカウンターバーでお洒落に試飲はいかが!

写真:和山 光一

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ワイナリーの名称や施設の内装、ラベルのデザインといった一連のブランド構築は、アートディレクター・デザイナーとして活躍するMTDOの田子 學さんを起用しています。お洒落なワインバーようなカウンターでガラス越しに醸造設備を眺めながらテイスティングができるほか、ゆったりとワインを選んでショッピングを楽しめるように居心地のよい店内になっています。

試飲ができるワインは、K131甲州勝沼町 下川久保・K212甲州一宮・K336甲州穂坂・K131甲州勝沼・B521マスカット・ベリーA山梨の5種類。30mlとグラスの二通りでいろんな種類を飲みたい人は30mlで、がっつり飲みたい人はグラスがいいでしょう。

スタイリッシュなカウンターバーでお洒落に試飲はいかが!

写真:和山 光一

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写真は30mlの試飲ですが、左が「K336甲州穂坂2016」で標高500m前後の丘陵地帯にある寒暖差の大きい韮崎市穂坂地区のぶどう畑で獲れた甲州をステンレスタンクと木樽に分け発酵し、発酵終了後に8:2の割合でブレンド。甲州特有のフルーティーな香りと樽発酵による複雑味のある味わいで、さらにシュール・リーならではの旨味も感じられます。※300円

右は「B521マスカット・ベーリーA GI山梨2016」でセニエで仕上げたすっきりとした辛口のピンクロゼ。鮮やかなピンク色の輝きと甘い果実の香りと軽やかな酸味が心地よく感じられます。※220円

試飲しながらカウンター越しに見える大きく描かれた手描きのチョークアートも必見ですよ。毎月かわるのが楽しみです。

アートな感覚でデザインされた施設内装

アートな感覚でデザインされた施設内装

写真:和山 光一

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玄関入ってすぐ左手には、ビッグテーブルを配置した一画があり今後はワインに関するワークショップイベントなどの実施も予定されています。ここにもチョークアートで、もうすぐ赤ワイン「B353ベーリーA穂坂2016」が発売との告知がされていましたよ。

半導体製造工場からワイン醸造所に大変貌「MGVsワイナリー」

日川はぶどう郷の中央を流れる一級河川。その日川から通り抜ける心地良い緑の風が薫る醸造所のガーデンの隣にはワインに適した葡萄栽培のための絶好のぶどう畑が広がります。

ぶどう農家出身の社長が半導体製造工場をリノベーションし、醸造設備はすべて新品で始まったばかりの甲州市で38っ目のワイナリーとして誕生した「MGVs(マグヴィス)ワイナリー」。半導体製造会社が運営する理科系のワイナリーに今後も目が離せません。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2017/05/27 訪問

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