写真:阿部 吾郎
地図を見る伊香保温泉は首都圏から気軽に行ける温泉地です。東京から電車とバスを乗り継いで約2時間半、車でも関越道を使って2時間〜3時間程度で行けます。
歴史のある美しい石段街と黄金の湯と呼ばれる鉄分を含んだお湯で有名です。
写真:阿部 吾郎
地図を見るさて伊香保温泉に一泊し、ゆっくり朝食をいただいた後、10時ごろにチェックアウトしたものの、それからどうしようか意外と悩む所。
そんなとき、まずは伊香保温泉から車で約10分(群馬交通のバスもあります)水澤観世音に立ち寄りましょう。聖徳太子の時代に創建したという由緒あるお寺で、建物は江戸時代に再建されたものです。朱塗りの本堂、六角堂、仁王門などとても美しい建築で一見の価値があり。
写真は手前が本堂、奥に見えているのが六角堂です。
写真:阿部 吾郎
地図を見る水澤観世音をお勧めする理由。
その1
境内にある六角堂には六地蔵が祀られています。六地蔵とは地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人間界、天人界の六道を守護する地蔵尊で、その6体ですべてで輪廻転生を表しています。この六地蔵の台座が回転するようになっており、これを左に3度回すと自身の真心が供養されパワーを授かります。回すのに結構力が要りますので、恋人や家族と一緒に回すと絆も深まりそうです。
その2
駐車場から境内に入る入口のところに野菜や乾物などを売る市が出ています。地元で採れたものを中心に売っていますので、値段が安くていいもがそろっています。温泉に出かけた帰りに安くて新鮮な野菜を仕入れて、夕食はみんなで鍋料理というのはいかがでしょうか。帰ってからも旅行を楽しめます。
その3
門前には日本3大うどんのひとつと言われている、水沢うどんのお店がたくさんあります。昼食はこれで決まりです。旅館の朝食がもたれていても、あっさりしたざるうどんが中心の水沢うどんならすんなりお腹に納まります。
写真:阿部 吾郎
地図を見る水澤観世音からさらに車で10分ほど行くと、群馬舞茸センターがあります。隣接する栽培所で作られた舞茸を直売しています。
店に入ると立て続けに、舞茸のバター炒め、舞茸茶、舞茸の味噌汁を試食させてくれます。普通にスーパーで売っているものに比べると、歯ごたえ、香りが全く違います。
この肉厚で香りが高い舞茸は、100日まいたけと呼ばれ、通常の舞茸の2倍の時間を使って育成されたものです。1株1,500円と少々お高めですが、十分その価値はあります。
写真:阿部 吾郎
地図を見るこれが100日まいたけです。写真を見ただけでもスーパーで売っている舞茸との違いがわかると思います。
水澤観世音で買った野菜に、この舞茸が加われば、今晩の鍋は最高です。天ぷら、まいたけご飯もおすすめです。これだけあれば、いろいろ楽しめます。
LINEトラベルjpには優秀な温泉ソムリエの方がたくさんおられますので、あえて温泉そのものではなく、温泉帰りの観光コースにスポットを当ててご紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか?
六地蔵を回すイベント性と、100日舞茸というなかなか他では買えないお土産が温泉旅行に一味加えてくれるのではないかと思います。伊香保温泉→水澤観世音→群馬舞茸センター、このコース是非一度試してみてください。
この記事の関連MEMO
この記事を書いたナビゲーター
阿部 吾郎
「見た人がそこに行きたくなる写真」をテーマに写真を撮っています。私の写真を見て「わー、ここ行ってみたい!」と思っていただければ望外の幸せです。好きなものは、旅・歴史・古い町並み・猫・花・おいしい食べ物…
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