写真:松田 朝子
地図を見る日本では、まだ自由に公道走行が認められていないセグウェイですが、アメリカではほとんどの州で、セグウェイが歩道や自転車道を走ることができるのです。シカゴでもセグウェイでの観光ツアーがいくつかあり、広大な敷地の公園や、ミシガン湖のウォーターフロントを巡るツアーは人気があります。
では、どこに行けばセグウェイに乗れるのかというと、まずはシカゴの街を代表する公園、ミレニアム・パークに足を運びます。ここは、クラウド・ゲートという、高さ10m、横幅20mものメタリック製の豆のようなオブジェや、シカゴ市民の顔が次々に映し出されるクラウン・ファウンテンという噴水がある、アート溢れる公園です。
写真:松田 朝子
地図を見る写真:松田 朝子
地図を見るこの公園の中に、 Absolutely Chicago Segway Tours という、セグウェイがたくさん並んだオフィスがあります。シカゴ美術館に面した、モンロー通りから行くと看板も出ています。そこで問診票を記入し、サインをすればOK!夏場は混み合うので、早めに予約を入れることをお勧めします。荷物は、セグウェイにも入れられますが、あらかじめ小さなリュックにまとめておくといいでしょう。靴はスニーカーがベストです。自撮り棒も貸してもらえますが、サイズの大きいスマホにはつけられませんのでご注意を。ヘルメットをつけたら、ガイドさんの指示に従い試運転をします。
セグウェイの上には、軽く足を開いて立ちます。その状態で、体重をつま先の方に乗せると前進します。反対に、かかとの方に重心を移すと後退、止まる時は、土踏まずに重心を置きます。右折する時はハンドルを右に、左折する時は左に倒します。アクセルもブレーキもないのですが、ジャイロセンサーが付いているので、セグウェイがライダーの動きに応じてバランスをとってくれるのです。オフィスの前で試運転の後、ツアーが始まります
写真:松田 朝子
地図を見るガイドさんの先導のもと、シカゴの前庭と呼ばれるグラント・パークへ。ミレニアム・パークから続く道は、木々が生いしげり、花の季節にはフラワーゲート状態となります。
提供元:©Adam Alexander Photography
https://www.choosechicago.com/グラント・パークでは、バッキンガム噴水の広場でフォトストップ。世界最大規模の噴水は、彫刻も素晴らしく、水が出ていない時でも絵になります。また、周りの高層ビル群も見渡せるので、セグウェイでベストスポットを探しながら、写真を撮って回ったりして楽しめます。
写真:松田 朝子
地図を見るさらには、ミシガン湖畔を走る遊歩道を通り、湖が一望できるビューポイントへ。 空の青さと湖水の青さを映したシカゴのビル群が、煌めいて見えてフォトジェニックな風景が楽しめます。
写真:松田 朝子
地図を見る湖畔に沿ってさらに走ると、ミュージアム・キャンパスという、フィールドミュージアム、シェッド水族館、アドラー・プラネタリウムという、3つの自然博物館とソルジャーフィールドというスタジアムのあるエリアに着きます。古代ローマの宮殿に来てしまったかのようなミュージアムの外観には、セグウェイを止めてしばし見入ってしまいます。
写真:松田 朝子
地図を見るセグウェイツアーの終わりに近づく頃には、不思議な「足」のアートに迷い込みます。
こんなオブジェの間を縫って走れるのも、セグウェイならではのこと。最後は大通り、ミシガン・アベニューの歩道を通って、出発点のミレニアム・パークに戻ります。
車では小回りがきかない、歩くには点在しているシカゴの見どころ。
約2時間のセグウェイツアーは、そんな問題をを楽々解消。しかも、歩くよりは体力を消耗しないので、日程の短い旅行には最適です。
そしてセグウェイは最高でも時速19kmのスピード。自転車よりも安全に乗りこなせるのです。また、二酸化炭素を出さない、エコフレンドリーな乗り物としても注目されています。
シカゴの観光には、セグウェイでの移動というのも、選択肢の一つでしょう。
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(2024/11/10更新)
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