日本一ディープな場所にある、大阪のカレー専門店「薬味堂」

| 大阪府

| 旅の専門家がお届けする観光情報

日本一ディープな場所にある、大阪のカレー専門店「薬味堂」

日本一ディープな場所にある、大阪のカレー専門店「薬味堂」

更新日:2017/06/01 10:33

中川 康雄のプロフィール写真 中川 康雄 ご当地グルメ探検家

日本で一番ディープな街との呼び名も高い大阪・西成。そこに人気のカレー屋さんがあることを知っていますか?そのお店の名前は「薬味堂」。このお店の出しているカレーが美味しいと国内外で評判。そこでここでは、このカレー屋さんの魅力をご紹介します。カレー好きなら、迷わず足を運ぶ価値ありです。

今や国際的な観光地・西成にあるカレー屋さん

今や国際的な観光地・西成にあるカレー屋さん

写真:中川 康雄

地図を見る

今回ご紹介するカレー屋さん「薬味堂」があるのは、大阪西成区。このエリアには「日本三大ドヤ街」のひとつが存在し、ホームレスの人も多いため、日本一治安が悪いエリアと言われることもあります。そのため、独特の雰囲気を今に残しているのですが、その反面、とても庶民的で安くて美味しい料理が食べられる場所でもあります。また、下町ならではの素朴で温かい人情を感じさせてくれるのも魅力のひとつ。

また、近くには大阪の有名観光スポットである「通天閣」がそびえ立つ新世界があり、近年では、外国人の旅行者向けのゲストハウスも「雨後のたけのこ」のように乱立。国際的な様相すらも帯びてきています。さらには、今や日本で最も有名なホテルチェーンとなっている「星野リゾート」も、このエリアに進出することを決定。つまり、今後が楽しみな観光スポットで、このカレー屋さんは営まれているのです。

今や国際的な観光地・西成にあるカレー屋さん

写真:中川 康雄

地図を見る

最寄りの駅は、阪堺電車の今池駅。そこから徒歩約2分。地下鉄御堂筋線の動物園前駅からだと、徒歩約8分のところにお店はあります。

今や国際的な観光地・西成にあるカレー屋さん

写真:中川 康雄

地図を見る

2014年6月にオープンしたお店。立て看板にも、「日本一ディープな場所のカレーライス専門店」との文字が。お店の道路側はガラス張りになっているので、外側からも店内の様子を眺めることもできます。

カレー屋さんなのに、Barみたいにお酒が飲める

カレー屋さんなのに、Barみたいにお酒が飲める

写真:中川 康雄

地図を見る

新し目のお店のこともあり、内装は綺麗で清潔。座席はカウンター席のみの小さなお店です。

カレー屋さんなのに、Barみたいにお酒が飲める

写真:中川 康雄

地図を見る

このあたりは、外国人旅行者たちが宿泊するゲストハウスが乱立している地域。そのため、近隣住民や日本人の観光客も訪れますが、外国人のお客さんの比率が高くなっています。その訪れた外国人たちが記念に自分の国の紙幣を置いていくため、それが冷蔵庫のドアに貼り付けられているのが印象的。

オープンして数年しか経っていないのにも関わらず、人気の旅行サイトの口コミでも、他の老舗の名店と並ぶほど高評価を得ているお店なのです。

カレー屋さんなのに、Barみたいにお酒が飲める

写真:中川 康雄

地図を見る

また、このカレー屋さんは、土地柄か昼間からお酒が飲めるのも特徴。日本酒や焼酎、ウィスキーなど、各種取り揃えられています。カレー屋さんでお酒、という組み合わせは結構珍しく、カレーBarのような利用の仕方もできる、というわけですね。もちろん、ソフトドリンクもありますよ。

こだわり抜かれた2種類のカレーがうまい

こだわり抜かれた2種類のカレーがうまい

写真:中川 康雄

地図を見る

この店では、2種類のカレーが用意されています。それは、「大阪西成ベジカリー」(500円)と「大阪西成どてカリー」(600円)。そして、その2つとも味わってみたいという人には、「薬味堂あいがけカリー」(700円)という欲張りなメニューまであります。

こだわり抜かれた2種類のカレーがうまい

写真:中川 康雄

地図を見る

「大阪西成ベジカリー」は、植物性の素材のみを昆布だしで煮込んだ一品。

野菜の旨味が極限まで引き出されています。一般的にベジメニューというものは、日頃よく肉を食べる人にとってはちょっと物足りなく感じるもの。けれども、ここのベジカレーはとても豊潤な味で、その物足りなさをまったく感じさせません。

こだわり抜かれた2種類のカレーがうまい

写真:中川 康雄

地図を見る

「大阪西成どてカリー」は、トロトロの牛のすじ肉の甘みに、赤味噌を加えて深いコクを出している一品。

数種類の野菜やフルーツを時間をかけて和風だしで煮込んである、手間の掛かったカレーです。甘みがあると味が子どもっぽくなる印象がありますが、このカレーは奥行きがすごい。まるで隙のない出来となっています。

旨味のベースには大量のたまねぎ!

旨味のベースには大量のたまねぎ!

写真:中川 康雄

地図を見る

この2種類のカレーに共通するのは、どちらにも大量の玉ねぎが入っているところ。といっても、出来上がりには、その姿を確認することはできません。あめ色になって原型を留めないほど、玉ねぎを炒めているのです。これがここのカレーの旨みのベースとなっている、というわけ。

このしっかりとした準備が、美味しさを下支えしているんですね。

おわりに

いかがでしたか?

日本一ディープな場所にあるカレー屋さん「薬味堂」。ただ場所がすごいだけでなく、その味も確かなもの。カレー好きな人であれば、一度は試してみる価値あり。

また、お店でのコミュニケーションも、こうした下町のこじんまりしたお店の楽しみのひとつ。旅行と帽子が好きな店主さんが、気軽に話しかけてくれることと思います。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/05/26 訪問

- PR -

条件を指定して検索

トラベルジェイピーで一緒に働きませんか?

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ

- PR -