沖縄のパワースポット「ガンガラーの谷」で古代からの歴史と大自然を学ぼう

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沖縄のパワースポット「ガンガラーの谷」で古代からの歴史と大自然を学ぼう

沖縄のパワースポット「ガンガラーの谷」で古代からの歴史と大自然を学ぼう

更新日:2017/09/27 14:47

なべ部 FGのプロフィール写真 なべ部 FG

「ガンガラーの谷」は2008年8月8日に一般公開された、まだ新しい観光スポットです。アクセスは那覇空港から車で約30分。沖縄本島の南部、鍾乳洞の玉泉洞やハブ博物公園などがある「おきなわワールド」のすぐ近く。完全予約制のガイドツアーでしか立ち入ることができない自然を満喫できるパワースポットです。古代人の痕跡を感じる、かつての鍾乳洞だった洞窟跡や、多様な植物が生い茂る亜熱帯の森を散策してみましょう。

入口にはケイブカフェ

入口にはケイブカフェ

写真:なべ部 FG

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ガンガラーの谷の駐車場から、スロープを降りていくと現れるのが、ケイブカフェ。ケイブ(CAVE)とは、洞窟の意味です。鍾乳洞(サキタリ洞)がライトアップされてオープンカフェとなっており、ガイドツアーの集合場所でもあります。
(ガイドツアー参加者でなくても、カフェは利用できます)

ガイドツアーの受付カウンターで名前を告げ、ツアー料金(1人人2200円、高校生〜大学生1700円、中学生以下同伴無料)を支払い、集合時間までカフェで待機できます。

ツアーに空きがあれば、当日予約も可能ですが、事前に空き状況を確認しネットか電話で予約を入れておくことをお薦めします。

入口にはケイブカフェ

写真:なべ部 FG

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ケイブカフェの変わり種メニューが、「35(サンゴ)コーヒー」。風化したサンゴ礁で焙煎したコーヒーです。売上の一部がベビーサンゴ移植活動に使われています。他にも、ハイビスカスやシークワーサーのシャーベットや紅いもアイス等もいただけます。

ケイブカフェは、時間外の夜には、貸切りでパーティーやイベント会場としても利用できます。ライブ演奏のイベントもしばしば開催されています。

入口にはケイブカフェ

写真:なべ部 FG

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カフェスペースの先はロープが張られ、ガイドツアー予約者だけが入場できます。階段脇は、約2万年前(旧石器時代)の貝製の道具や人骨が発見された発掘調査現場でもあります。

ガイドさんに導かれジャングルへ

ガイドさんに導かれジャングルへ

写真:なべ部 FG

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集合時間になると、ツアーガイドさんから名前を点呼され、ガイド参加者のスペースに移動し説明が始まります。ガイドさんは数名いらっしゃり、楽しい案内をしていただけます。

ガイドさんに導かれジャングルへ

写真:なべ部 FG

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ツアー料金に含まれる、ボトル入りのお茶を受け取り、発掘調査現場の脇から亜熱帯の森の中へ進みます。すらりと天高く伸びるソテツや、生い茂る竹藪、横に広がるガジュマルなど亜熱帯特有の植物群を見て歩きます。

ガイドさんに導かれジャングルへ

写真:なべ部 FG

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写真のような珍しい色のカタツムリが、お出迎えしてくれるかもしれません。かつての鍾乳洞であった谷の底には、豊富な水が川となって流れています。

パワースポット「母神」「洞窟」へ

パワースポット「母神」「洞窟」へ

写真:なべ部 FG

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森の中を通り、次は「種之子御嶽(サニヌシーウタキ)」という命の誕生を願う聖なる洞窟地帯へと進みます。

「イナグ(沖縄語で女性の意味)洞」は、女性の神「母神」という案内が掲げられています。中には立ち入れませんが、洞の奥深くには女性の乳房や臀部に似た鍾乳石があり、安産・良縁への祈りが捧げられています。

パワースポット「母神」「洞窟」へ

写真:なべ部 FG

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さらに進むと、「イキガ(沖縄語で男性の意味)洞」。川が流れ込む洞窟へ入っていきます。入口で、一人ずつ高温のランプを受け取り、暗闇の中へ進みましょう。

パワースポット「母神」「洞窟」へ

写真:なべ部 FG

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何年もの歳月をかけて形作られた鍾乳石の下を進みます。そこに現れるのは、男性のシンボルそっくりの石。子宝の神として崇められ、命の誕生・子孫繁栄・子供の成長を願う聖地です。

大岩、トンネルを越えると「大主ガジュマル」の絶景!

大岩、トンネルを越えると「大主ガジュマル」の絶景!

写真:なべ部 FG

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大きくえぐれた岩は、かつての鍾乳洞の中で、流れる水が削った跡。道路の下に通されたトンネル部分をくぐり抜ける際、「ガンガラーの谷」の名前の由来が、ガイドさんから披露されます。

そのトンネルの突き当りを右に進み、視界に入るのが、このガイドツアーの大人気スポット、ガジュマルの巨木「大主(ウフシュ)ガジュマル」です。圧倒的な迫力で、まさに森の賢者と言える存在感です。

大岩、トンネルを越えると「大主ガジュマル」の絶景!

写真:なべ部 FG

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推定樹齢150年で、約20メートルの高さから、気根が大きく広がってロープのように垂れ下がっています。

大岩、トンネルを越えると「大主ガジュマル」の絶景!

写真:なべ部 FG

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さらに、先には祈りが捧げられてきた石積みや古代からの墓もあり、そのすぐそばを通り抜けていきます。

古代人「港川人」の痕跡

古代人「港川人」の痕跡

写真:なべ部 FG

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次のエリアに移動すると、スタッフ手作りのツリーハウスに登って、森の周囲を一望できます。遠くに見える海の方向の約1キロメートルの港川採石場から、1967〜1970年に発見されたのが、日本人のルーツともいえる約2万年前の港川人の人骨化石です。

古代人「港川人」の痕跡

写真:なべ部 FG

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ツリーハウスから、「武芸洞」という人骨発掘現場がある洞窟へ移動して、ガイドさんから古代人「港川人」についての最終講義です。鍾乳洞は、奥まった広場になっていて、この地に生活拠点があったと推定されます。日本人のルーツの痕跡を実感できる「武芸洞」では、現在も発掘調査が行われています。

古代人「港川人」の痕跡

写真:なべ部 FG

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講義終了後、移動してお隣の「おきなわワールド」のハブ博物公園の脇に到着し、解散になります。ツアー時間約1時間20分で、鍾乳洞跡の古代からの歴史や亜熱帯の森の大自然を満喫できます。

また、ケイブカフェの入口スロープの横には、写真のように柵で閉ざされた洞窟があります。こちらは、玉泉洞の未公開エリアをガイドさんと巡る「南の島の洞くつ探検ツアー」で使用される洞窟。夏場だけの限定ツアーでこちらも要予約です。

おわりに

ガンガラーの谷は、ガイドツアーでしか入場できない施設ですが、ガイドさん説明で、本物の歴史や大自然を楽しく学ぶことができます。雨の日でも、レインコートなど雨具を準備して参加すると、森の植物の生き生きとした生命の息吹が、さらに感じられてお薦めです。

沖縄本島最北にあるパワースポット「大石林山」も、神話の聖地を巡るネイチャースポットです。くわしくは別記事にまとめていますので、関連MEMOから併せてどうぞ。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/01/08 訪問

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