提供元:AwOiSoAk KaOsIoWa via Wikimedia Commons CC BY-SA 3.0
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Philippine…地図を見る“神が創造した最後の秘境”と言われる楽園「エルニド」。17世紀にこの地を訪れたスペイン人がこのただならぬ美しさに圧倒され、何もせずに立ち去ったというのはこの地に語り継がれる有名な話。さらに、映画『グランブルー』に登場する天才ダイバー、ジャック・マイヨールもエルニドの魅力に取りつかれた一人であり、これらの逸話はエルニドの美しさをよく物語っています。
提供元:Liisalaukkanen via Wikimedia Commons CC BY-SA 3.0
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Snorkeling…エルニドはフィリピン南西部、南シナ海に浮かぶパラワン諸島北端に位置し、海洋保護区にも指定されています。手つかずの自然が織りなす景観美は折り紙付きで、世界中のセレブが愛してやまないリゾートアイランドでもあります。
そんなエルニドのコンセプトは「Take nothing but photograph(写真以外は何もとらないこと)」「Leave nothing but footprints(足跡以外は何も残さないこと)」「Kill nothing but time(時間以外は何もつぶさないこと)」です。
提供元:Андрей Бобровский via Wikimedia Commons CC BY 3.0
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Maligaya,_…地図を見る50の無人島から成るエルニドは、1島1リゾートが特徴的で、リッチな気分に浸れる優雅な島リゾートが満喫できます。その一方で、エルニド村にリーズナブルに滞在し、そこから日帰りのアイランドホッピングツアーを楽しむ旅行者も一般的です。
なお、旅行代理店はエルニド村に無数に存在しますので現地申込みも可能。出発はおおむね9時半〜10時のためそれまでに申込めば当日参加も可能です。
写真:Mayumi Kawai
地図を見るアイランドホッピングは基本的に4種類。ツアーAはエルニド周辺の見どころを回る一番人気のコース(1,200ペソ)、ツアーBは干潮時にホワイトサンドの砂州が現れるスネークアイランドを含むコース(1,300ペソ)、ツアーCはエルニドの深奥部まで遠出して回るコース(1,400ペソ)、ツアーDはより近場をサクっと回るコース(1,200ペソ)です。
なお、この料金はどこの代理店も一律。ただし、代理店によっては値引交渉に応じてくれる場合もあるためトライしてみてください。またツアー料金にはシュノーケリング装備と昼食代が含まれています。
写真:Mayumi Kawai
地図を見る生い茂る緑の岩山の間を縫うように広がるとびきりクリアなエメラルドオーシャンのラグーン。エルニド最大の目玉でもあるビッグラグーンとスモールラグーンのあるミニロックアイランドは、現地の言葉で“神々の島”を意味します。
この手つかずの大自然の絶景はまさに神々が与えた最後の楽園。“心があらわれる世界”、ここを訪れた人たちは一様にそう讃えます。
写真:Mayumi Kawai
地図を見る立ち寄る島々には浅瀬の続く白砂のビーチが広がり、シュノーケリングでひとしきり海を満喫した後はビーチの木陰でまったり昼寝や読書、島を探検したりと、観光客は思い思いに自分の時間を過ごします。
写真:Mayumi Kawai
地図を見るツアーに含まれるランチは意外にゴージャス。獲れたてのロウニンアジのグリルや海鮮などの食材で作られたフィリピン郷土料理、トロピカルフルーツの数々でツアー客を楽しませてくれます。
写真:Mayumi Kawai
地図を見るエルニドにもっとも近いリオ空港へは専用機AirSwift(旧ITI社)のみがマニラ、セブなどから直行便を運航しています。マニラからの所要は1時間15分。空港からエルニド村までは車で約20分のためこのルートをおすすめしたいのですが、あいにく航空券が高く(他社の1.5〜2倍)人気路線によりすぐに予約が埋まってしまう傾向にあります。
もう一つのアクセス方法は、同じパラワン諸島南部にあるプエルト・プリンセサ空港から北上するルート。この場合、乗り合いバスでの約6時間の移動を伴うため、時間を惜しまない人、体力に自信のある人、とにかく安く行きたい人などにおすすめです。
手つかずの大自然が生み出した宝石のような楽園エルニド。世界の名だたるビーチやリゾートアイランドにもとびきり美しいビーチや自然は残されていますが、エルニドほど緑と海と空のコントラストが美しく、“神々の秘密の楽園”という形容が似合う島は見当たりません。
もやもやが溜まっている人もそうでない人も、心あらわれる神々の島へ、是非訪れてみてください!
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(2024/3/19更新)
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