写真:牡丹餅 あんこ
地図を見る「神田鐵道倶楽部」は、仕事帰りや乗り換えの途中にフラッと立ち寄りやすい駅の改札横にあります。外看板は、B型硬券をイメージして神田駅の“鋏こん”をあしらった「食と鐵道を楽しむ空間へのチケット」を表現。右横の時刻表なども旅情感たっぷり。それでは店内をご案内しましょう。
昔ながらの洋食屋さんの厨房のような雰囲気と、車掌さんの制服や制帽、電車の方向幕(回送・急行などのロールサイン)など鉄道博物館並みに鉄道関連の装飾品が展示されているので、見どころが多くてキョロキョロしてしまいます。
写真:牡丹餅 あんこ
地図を見る店内を彩るさまざまな鉄道調度品を見て、思わず「あっ!こんなところにあの看板が!!」など興奮した声があっちこっちから聞こえてきます。今はもうなかなか見られなくなった調度品が鉄道ファンたちの心を捉えて離しません。
写真:牡丹餅 あんこ
地図を見る「神田鐵道倶楽部」のオープンを楽しみにしていたのは、男性だけではありません。女性の鉄道ファンも心待ちにしていました。その理由は、終着駅にちなんだ素敵なカクテルメニューが楽しめるから!
カクテルの種類は“秋田駅・山形駅・新青森駅・新潟駅・長野駅”の5種類。カクテルはそれぞれ、新幹線の色をイメージしています。
【カクテルメニュー】
●秋田駅〜こまち・・・茜色は特産物のラズベリー、北限のももと合わせたホッコリとした味わいのカクテルです。
●山形駅〜つばさ・・・さくらんぼと西洋ナシの生産日本一の山形は、フルーツ味のカクテルでつばさのイメージを表現しています。
●新青森駅〜はやぶさ・・・・グラスのフチにつけられている塩とリンゴ味のカクテルが青森を連想させます。
●新潟駅〜とき・・・新潟と言えば日本酒。やや強めの味わいは新潟のお酒と西洋ナシを使用しています。
●長野駅〜あさま・・・果実王国長野県が誇るプルーンとブルーベリーの味わいが濃くて後味すっきりなカクテルです。
写真:牡丹餅 あんこ
地図を見る“秋田駅”と“新青森駅”を一緒にオーダーし、『連結』といいながら、乾杯するのが鐵道好きならではの楽しみ方。 なぜ「連結」なのかというと、“こまち”と“はやぶさ”が連結するところを再現しています。もっとよく知りたい方は、「はやぶさとこまちの連結」をネットで調べてみてください。実際の連結を見たい方は東京駅へ!東北新幹線のホームで見ることができます。
写真:牡丹餅 あんこ
地図を見る神田鐵道倶楽部では、お酒を頼むとお通しが出てきます。その時に、スタッフの方が「出発、進行!!」と指さし確認をします。本物の駅員さんさながら、大きな声で元気よく言いますので驚かないでくださいね(笑) なぜ、「出発進行」なのか聞いたところ、日替わりのお通しのほとんどが『おしんこ(しんこう)』だからだそうで、要はダジャレです。ダジャレは神田界隈で働くお父さんたちの大好物!!「下手な洒落はやめな洒落」などの返しをし、大笑いすることで、グンとお酒が美味しくなります(!?)
写真:牡丹餅 あんこ
地図を見る左側は取材時出てきたお通しの「わさび漬け」です。このわさび漬け、実はおぎのやの「峠の釜めし」についてくるわさび漬けです。こんな細かいところにも旅情感が!!真ん中は青森のするめいかを使用した塩辛。これがビールやカクテルによく合います。そしてお酒の下に敷かれるコースターは「日本食堂」で使用していたコースターを復刻したものです。記念にお持ち帰りしてもOK!!
お食事メニューは、「食堂車のカレーライス」や「昔懐かしベネローズ」など、かつてブルートレインの食堂車で提供されていた懐かしのメニューを復刻し、食器は寝台特急「北斗星」で実際に使われていたものを使用しています。
懐かしのあの味が、もう一度食べたい!、どんな味だったんだろう?食べてみたい!と、思っている方は「神田鐵道倶楽部」へ来れば食べられます。※カツカレーはランチのみ提供です。
こちらの写真は「鉄道員のまかないランチ」を再現したものです。当時、夜行特急・急行列車に連結されていた食堂車の乗務員が食べていたまかない料理を「ハチクマライス」と呼んでいました。
なぜ「ハチクマライス」かと言うと、“八っつさんでも熊さんでも食べられる”という落語のお話に例えられ、「ハチクマライス」と名付けられた・・・・と言われています。シンプルなお料理ではありますが、話の奥が深いところが鉄道ファンのツボを突きます。※こちらもランチのみの提供です。
写真:牡丹餅 あんこ
地図を見る写真は秋田の地酒「雪の茅舎」と、東北新幹線で販売している「ほやの燻製」です。燻製になったホヤは、一口食べれば口の中に海の香りが広がります。そこですかさずお酒をキュッ!目を閉じるとここは三陸?と錯覚してしまうかも?
一粒で凝縮されたホヤの旨みを味わえます。新幹線内でまとめ買いをする人も多いと言う、人気のおつまみですので、ぜひ一度お召し上がりください。
写真:牡丹餅 あんこ
地図を見る店内では東京駅の駅弁専門店「駅弁屋 祭 グランスタ店」のお勧め人気の駅弁を週替わりでご用意。店内でお弁当を味わうことができます。(1ドリンクオーダー制)
写真:牡丹餅 あんこ
地図を見る駅弁でやはり人気が高いのが大船軒の「伝承 鯵の押寿し」です。こちらのお弁当は、15時以降に一皿3貫で提供されますので、ぜひ旅情感を愉しみながら、お酒と共に味わってみてくださいね!
写真:牡丹餅 あんこ
地図を見る実際に新幹線内で使用されていた車内販売のワゴンがレジ前に置いてあり、鉄道グッズが販売されています。チョロQやプラレールなど、お子様へのお土産にもピッタリです。
写真:牡丹餅 あんこ
地図を見る特急列車や新幹線のデザートと言ったらやっぱりコレ!!「スジャータのアイスクリーム」ですよね? 列車で食べる時、カッチカチで提供されるのですが、しばらく置いておくとリッチでプレミアムな味わいを堪能することができます。食事やお酒を楽しんでいる途中に頼んで、適度な柔らかさになったら食べることをオススメします。
いかがでしたか?
細かいところまで“鉄道”を楽しめる「神田鐵道倶楽部」は、日本レストランエンタープライズの運営ならではのお料理とお酒を楽しむことができます。ご注文やお会計時などにもこだわりがあり、実は新幹線や特急列車の車内販売で実際に使用されているHHC(ハンド・ヘルド・コンピューター)を使用。店内に居ながら、車内販売の雰囲気をお会計時まで楽しむことができるなど、とにかく細かいところまで「鐡道」ですので、東京観光にいらっしゃる方や鐵道ファンの方は、ぜひ一度立ち寄ってみてください。
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