源泉掛け流し宣言の町!新潟・関温泉の赤湯と銘菓

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源泉掛け流し宣言の町!新潟・関温泉の赤湯と銘菓

源泉掛け流し宣言の町!新潟・関温泉の赤湯と銘菓

更新日:2017/06/27 17:56

八岳木 流泉のプロフィール写真 八岳木 流泉 温泉ライター

新潟県南西部の妙高市には、数々の温泉が湧いています。湯質が様々ならばお湯の色も様々。赤倉温泉は透明で、燕温泉は白濁に。池の平温泉の一部では、黒いお湯も提供されます。そんな妙高市における温泉群の中で、「関(せき)温泉」は最古のいで湯。湯色は赤で、掛け流し!さらに歴史の銘菓もあって、楽しい旅路が約束されます!

源泉掛け流し宣言の町

源泉掛け流し宣言の町

写真:八岳木 流泉

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関温泉は、妙高山の東側に位置する温泉地で、妙高戸隠連山国立公園の中にあります。標高の高い山中で、冬にはスキー、夏には登山やトレッキングなど、周年旅人の姿が絶えません。源泉は弘法大師により発見されたと伝わる一方で、明確な開湯は江戸期の享保年間。どちらにしても歴史の古い温泉です。現在は10軒あまりの旅館が建ち並んでいますが、共同浴場や日帰り施設はありません。その反面、多くの宿で立ち寄り入浴ができ、気軽な旅行も楽しいです。また、環境省指定の国民保養温泉地でもあり、実に静かな雰囲気に包まれています。

関温泉は、温泉郷全体で"源泉掛け流し"を徹底する「源泉掛け流し泉源」の町でもあります。そのため、どの宿を訪ねても掛け流しの素晴らしい湯に出会うことができるのです。

関温泉へ車でアクセスする際は、上信越自動車道「妙高高原」インターが便利です。公共交通機関の場合は、しなの鉄道「妙高高原」駅から、えちごトキめき鉄道に乗り換え、「関山」駅下車。そこから市営バスが出ており、「関温泉」停留所で降りると近いです。

味わい深い「中村屋旅館」

味わい深い「中村屋旅館」

写真:八岳木 流泉

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複数の宿がある中で、おススメしたいのは「中村屋旅館」です。温泉街の中腹にある宿で、鄙びと時代の木目を感じる見事な一軒です。こちらでは、館内に男女別の内湯。館外に冬期閉鎖の混浴野天風呂があります。一度の入浴料金で双方入れるため、訪ねた際は両方入りたいですね。

味わい深い「中村屋旅館」

写真:八岳木 流泉

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内湯はコンクリート造りの素朴なものです。そこに関温泉自慢の源泉がとうとうと掛け流されていきます。泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉。少し熱めで僅かに鉄の匂いがします。窓は大きく非常に開放的。関温泉は冬期の積雪が激しいですが、その分、夏期は涼しく快適!窓を開ければ心地良い風が入ってきます。

野天風呂はハズせない!

野天風呂はハズせない!

写真:八岳木 流泉

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中村屋旅館の混浴野天「薬師の湯」は、例年4月下旬からオープンします。宿の庭に位置するため、内湯から裸のままでは向かえません。よしずに囲まれた中に脱衣カゴがありますので、そこで脱ぎ着をします。

野天風呂はハズせない!

写真:八岳木 流泉

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もちろん薬師の湯も掛け流し。自然の中の野天風呂ですので、葉が落ちたり、ヤブ蚊が現れたりしますが、そこは自然界のご愛嬌です。誰も入っていないと、お湯の色は透明に見えますが、浴槽の底には湯花が沈んでいます。

野天風呂はハズせない!

写真:八岳木 流泉

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実際に入ってかき回すと、真っ赤に濁ってきます。薬師の湯に桶はありますが、石鹸等で洗うことはできません。ここでは自然に包まれる野趣を感じながら、のんびりと静かな入浴といきたいですね。

100年続く笹もちを

100年続く笹もちを

写真:八岳木 流泉

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関温泉には、100年続くお店「かのうや」があります。かのうやでは、リストランテで食事を取ったり、お土産を買ったりできますが、おススメは「笹もち」です!素材にこだわった餡ともちを、近隣で採った笹に包んで提供します。お店と同様、笹もちも100年続く人気の銘菓。関温泉に行った際には、迷わず食べたいものです。なお、笹もちは訪ねた当日でも買えますが、売り切れや製造していない日もあります。事前に予約しておくと安心ですね。

赤湯と笹もちの合わせ技

掛け流しのお湯と落ち着く温泉地。そこに旅して身を置けば、気分はすっかり安らぎます。さらに、赤い濃厚泉と白い笹もち。その要素を合わせれば、紅白で縁起も良好です。関に入って燕や赤倉、付近の温泉めぐりも楽しそうですね。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2016/09/19 訪問

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