写真:岡本 大樹
地図を見る悠々と流れるブルタヴァ(モルダウ)川、そこに架かるカレル橋、奥にそびえるプラハ城。世界遺産の町プラハの中で最も人気の景色と言えば、旧市街側から見るプラハ城方面のものでしょう。行ったことがない方でも、この景色を見たことは一度ならずともあるのではないかと思います。
しかし、プラハ城はいろいろな場所・時間帯で異なった顔を見せてくれます。朝から夜まで見応えがありとても絵になる城なので、プラハ滞在中に何度も足を運んでしまうこと間違いなしです。今回は、その中でも特に印象的なプラハ城の顔をご紹介します。
写真:岡本 大樹
地図を見る定番とは違うプラハ城の顔を最も簡単に見ることができる場所はカレル橋の東端にある旧市街橋塔。こちらの建物は1300年代に建てられたゴシック様式のもので、現在では中の見学+塔の上の展望スペースまで階段で歩いて行けるようになっています。(有料)
写真:岡本 大樹
地図を見るその塔の展望スペースから見た景色が、こちらの写真となります。川辺から見るのとかなり印象が違うことがわかるでしょう。日中のカレル橋は常に人が多くいる場所。歩いていると煩わしさを感じるほどの混雑ですが、上から見るとおとぎ話の一場面に登場するキャラクターのように見えてくるので不思議なものです。
これほど人が行き交っているエリアにもかかわらず、こちらの塔にはそれほど観光客が多くないというのも嬉しいポイント。カレル橋の混雑を優雅に眺めてみてはいかがでしょう。
写真:岡本 大樹
地図を見る日が進み、夕方になっていくとプラハ城の向こうに太陽が沈み始めるため、旧市街側から眺めると位置的にプラハ城は完全な逆光となります。そのため、プラハ城を見るにも撮るにも悪条件…かと思いきや、シルエットでもカッコいいのがプラハ城のすごい所です。
というのもプラハ城の最大の特徴は、城内でも一番高い場所にそびえている聖ヴィート大聖堂。その後ろには空しかないので、真っ黒なシルエットでも、その尖塔が見えることによりプラハ城であることがわかるのです。
写真:岡本 大樹
地図を見るカレル橋に立ってプラハ城を眺めるとこのような景色に。カレル橋の石畳に伸びる人々の影も、夕方の空に浮かぶ真っ黒なプラハ城のシルエットも、映画のワンシーンのようにドラマチックです。
もちろん、見る分にも印象的な光景ではありますが、写真映えもするのでカッコいい一枚を撮ってみましょう。シルエットのプラハ城を撮る場合は露出を空に合わせるか、露出補正でマイナス補正をすれば撮ることができますので、一度お試しください。
写真:岡本 大樹
地図を見るもちろん夕焼けの中のプラハ城も見逃せません。プラハ城の向こうに沈んだ太陽は、黄昏の空をプラハに運んできてくれます。
シルエットでもプラハ城とわかるのはすでに説明した通り。この写真のように姿が見えている昼間より、シルエットだけしか見えない夕方の方が、むしろその存在感は増しているようにも思えるほどです。
写真:岡本 大樹
地図を見るそして日が完全に沈むと今度はライトアップが始まり、夜景の時間帯となります。昼とは違ったプラハ城の姿を見ることができるので、夕方までではなくぜひ夜景も見てプラハの観光を締めくくってください。
最も高い所にあるヴィート教会はもちろん、城壁にあたるかなり広大な範囲がライトアップされるため、とても豪華な夜景を見ることができるのがプラハ城の特長です。
写真:岡本 大樹
地図を見るカレル橋の上は夜でも相当な人が歩いているので、写真を撮るのには向いていませんがプラハ城を眺めるには最適なスポット。橋自体にも明かりが灯り、昼とは一味違った雰囲気になるので、プラハ城を横目に歩いてみるのもオススメですよ。
プラハ城はプラハ観光のメインとなる場所ですが、一度行けばその人気の理由は理解できると思います。昼間や夜のライトアップ時はもちろんのこと、逆光の時間帯ですらその美しさは変わりません。
プラハを訪問する際は、時間と共にいろいろな顔を見せてくれるプラハ城に、ぜひ注目してみてくださいね。
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(2025/2/16更新)
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