写真:安藤 美紀
地図を見る横浜媽祖廟に祀られている“媽祖(まそ)”とは、1000年以上前に中国で実在した女性。幼い頃から神通力をつかって、雲の上に乗って島を巡回し、人々の病や災いから救ってきたという言い伝えがあります。
雲にのって空を飛ぶなんて、西遊記っぽい…。
中国らしくて、仙人に近いようなイメージですね。
そんな媽祖がまつられている横浜媽祖廟ですが、家内安全・商売繁盛・開運成就・身体健全・交通安全・良縁成就・安産祈願など、書ききれないくらい、ありとあらゆるご利益があります!一歩ずつ階段を登り本殿に近付いていくだけでも、全身が不思議なエネルギーに包まれていくのを感じますよ。
本殿奥の中央に媽祖様がいましたが、とってもふくよかで優しそうな顔をしていました。撮影禁止だったので、お顔を撮ることはできませんでしたが、お顔は日本の仏像と似ています。とっても有り難い雰囲気が出ていましたよ。
写真:安藤 美紀
地図を見る電柱には龍がクネクネと巻き付いています。中国では、龍は水の神とも言われていて、「火災避け」や「水難防止」を祈願するためのもの。そのため、中国のお寺では龍があちこちに登場してきます。
写真:安藤 美紀
地図を見る日本のお寺に比べて中国のお寺はカラフルでとってもきらびやか。特に、金色の発色が綺麗なので、天気がいい日には眩しすぎるくらいに輝いています。
どうしてこんなに綺麗な色なのか、お寺の方に聞いてみたところ
「お化粧品でも使われている、雲母(うんも)を使っているからですよ。」
というお話を聞きました。雲母は化粧品だと、ファンデーションやアイシャドウに使われていているもの。パール系のキラキラしているのが雲母ですよ。
「だから、キラキラしているのに派手すぎず上品さがあるんだなー」と納得。
雲母パワー全開の横浜媽祖廟です (^_^ )
写真:安藤 美紀
地図を見る柱にも発見、くるくると巻き付いている龍です。この柱は、青銅が入っているらしいのですが、硬い青銅が入った石を、よくぞここまで見事に掘ったものだと驚いてしまいます。力強さがありながらも、繊細な造形美の美しさがあるんですよね…。
写真:安藤 美紀
地図を見る日没になると、横浜媽祖廟はオレンジ色の提灯のあかりがともり出します。優しい灯りに照らされた横浜媽祖廟は、昼間の元気な姿と一変、静かで落ち着いた華やかさを放つようになります。このあかりを見ていると、不思議な安心感に包まれます。
節電の影響で、灯りは点いたり点かなかったりすることがあるそうです。(こんなところにも、節電の影響が…Σ(・口・))ライトアップが見たい時は、事前にお寺の方に確認するといいですね。
灯りがともるのは、夜7時まで。7時になると「閉めますよー。」と言って、お寺の方は容赦なく入り口の門を閉めてしまいます。ライトアップを見たい時は、6時から7時の間にいくのがベスト(^O^ )
この秋はぜひ、中国情緒溢れる横浜のパワースポット「横浜媽祖廟」を訪れてみませんか?
【横浜媽祖廟(よこはま まそびょう)】
住所 : 〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町136
TEL : 045-681-0909
時間 : 9時〜19時
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(2024/9/9更新)
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