「ところてんの宝石箱や〜!」伊豆稲取「トコロポンチ」は新食感ご当地スイーツ!

「ところてんの宝石箱や〜!」伊豆稲取「トコロポンチ」は新食感ご当地スイーツ!

更新日:2017/06/18 21:05

「稲取キンメ」とブランド化されるほど、金目鯛で有名な静岡県伊豆稲取。でも隠れた名産品があるのをご存知ですか?稲取の「天草(ところてん)」は、収穫量こそ多くありませんが、全国的にも高品質。その地元名産品を新たな「稲取スイーツ」として開発されたのが、ところてん入の新食感スイーツ「トコロポンチ」。見た目はキラキラ宝石みたいで、味は「『シュワッ!』として『つるりん♪』!?稲取イベントの華ですよ!

「トコロポンチ」とは?

「トコロポンチ」とは?
地図を見る

「トコロポンチ」とは、フルーツ味をつけたところてんが主役。サイコロのように細かくカットされた5色のところてんは、光に当たるとよりキラキラしてとてもきれいで、まるでおもちゃの宝石のよう。子どもや女の子にはワクワクがとまらない見栄えです。そんな色鮮やかなところてんを透明カップに入れ、ラムネを注ぎ入れたのが「トコロポンチ」。

「トコロポンチ」とは?

提供元:ISK(稲取温泉観光合同会社)

バリエーションは5種類で、青が「サファイヤ」、紫が「アメジスト」、黄色が「イエローダイアモンド」、緑が「エメラルド」で赤が「ルビー」と、それぞれ宝石の名がつけられています。注文時に好きな色を選ぶのですが、気のいいスタッフさんのほとんどが、「ミックス」も受けてくれるのでお願いしてみると良いですよ。

地元愛の強い稲取スイーツ

地元愛の強い稲取スイーツ
地図を見る

静岡県はところてんの原料となる天草の生産量が日本屈指の地ですが、同じ県内でも、実は稲取からの出荷量はそう多くはありません。でも砂浜が少なく磯が多い特徴から、稲取の天草は不純物が少なく、太く優れた食感であると評価は最高ランク。

そんな地元名産をご当地スイーツとしてデビューさせた「トコロポンチ」ですが、ラムネで割るのことにも地元愛が込められています。稲取では、古くから「ラムネ」と呼ばれるいつしか禁止になった遊びがあるといいます。それは防波堤から海に飛び込むという度胸試しのようなもので、自分の体をビー玉としたら、ラムネは海。栓を開けた瞬間ビー玉がジャボーンと落ち泡がシュワシュワする様から、海への飛び込み遊びは「ラムネ」と呼ばれていたそう。

稲取では過去「ラムネ遊び」をテーマにしたイベント「世界のラムネ大会」を開催し、小学生から大人までが海にダイブするという企画を行っていました。だたし震災をきっかけに中止となり、その代わりにとイマジネーションを働かせ2009年に完成したのが、「トコロポンチ」です。

地元の隠れた名産品「ところてん」に、古くに伝わる海遊び「ラムネ」。この両方が絶妙にマッチした「トコロポンチ」はまさにご当地愛の詰まったスイーツというわけです。

確実にゲットできるのは「港の朝市」

確実にゲットできるのは「港の朝市」
地図を見る

「トコロポンチ」が購入できるのは、毎週土日祝祭日に開催されている「港の朝市」。東伊豆町役場庁舎駐車場を会場に、朝の8時〜お昼の12時まで年間を通じて行われている催しです。水揚げされたばかりの魚介類に、とれたて野菜や果物、ひものや海苔にお菓子まで、稲取の恵が軒を連ねています。「トコロポンチ」に出会えるのは入口すぐの「伊豆地場産業研究会」の一角。

「トコロポンチ」は1カップ300円で販売されていますが、季節によっては縦長グラスに5色詰められソフトクリームがトップを飾る「トコロパフェ(400円)」や、カップ上のアイスを花びらのように5色が囲む「トコロサンデー(400円)」も登場。欲張りさんはぜひ試してみてくださいね。

最後に

稲取の「トコロポンチ」は一年を通じて、土日祝祭日に開催される「港の朝市」でおめにかかることができますが、稲取をはじめ伊豆の各種イベントにもたびたび登場しています。「どんつく祭」や「ほたる鑑賞の夕べ」に「キンメマラソン」ほか稲取の地元公園の催事。港の朝市と連携して開催される「秋の伊勢海老漁解禁感謝祭」も「トコロポンチ」の狙い目です。稲取を感じるにふさわしいご当地スイーツなので、旅行観光中に出会えた際には、ぜひ乾いた喉をシュワッとさせて、のど越しつるりんとしたブレイクタイムを堪能してみてくださいね。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/06/03−2017/06/04 訪問

- PR -

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -